タイ旅行の醍醐味の1つでもある象乗り。
アユタヤには、象乗り体験できる場所が2か所あります。
今回は、口コミや料金、それぞれの場所で得られる体験など、その2か所の比較をするとともに、チップについて、またツアーと個人旅行との料金の違いなど、象乗りに関する疑問をまとめています。
アユタヤで象乗り体験できる場所
以下が、アユタヤで象乗り体験ができる2つのスポット。
- アユタヤエレファントキャンプ(パレス)
- アユタヤエレファントビレッジ
位置関係はこんな感じです。
それぞれの特徴を詳しく紹介していきます。
アユタヤエレファントキャンプ(パレス)
名前(日本語) | アユタヤエレファントキャンプ(パレス) |
名前(英語) | Ayutthaya Elephant palace & royal kraal |
名前(タイ語) | วังช้างอยุธยา แล เพนียด |
営業時間 | 9:00 – 17:00 |
休業日 | なし |
料金 | 200バーツから(詳細料金後述) |
観光所要時間 | 15分~40分程度 |
観光エリアにあるため行きやすく、象の上から世界遺産を眺められるというオプションが付きます。
アユタヤの中州の中心で、たくさんの象が待機中。
エレファントキャンプで象乗り体験
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こっちでエレファントライドをすれば、世界遺産であるワットプララームをバックに写真を撮ることが可能。
象乗り体験の長さによって見られる寺院に違いはあるものの、このワットプララームは短いツアーでも前を通ります。
エレファントキャンプの象乗り料金
大きく3つのコースに分かれており、象に乗っている長さや距離などによって値段が変わってきます。
所要時間 | 料金 |
10分弱 | 200バーツ |
15分程度 | 400バーツ |
25分程度 | 500バーツ |
例えば10分のツアーだと、実際に乗っているのは7分くらい。
それが十分かどうかは人それぞれですが、個人的にはそれでもいいと思います。ただ、真ん中の400バーツのツアーが人気のようです。
なお、チケット売り場にもちゃんとした料金表がなかったと思います。上記は、2020年時点での口頭で聞いた料金です。
象乗り体験の口コミ
TripAdvisorの口コミを参照しています。
アユタヤ のほぼ中心部にあり、遺跡巡りに組み込みやすい地理的位置にある。
近くの遺跡を半周するコースで乗象時間は15〜20min、象の水飲み時間や象使いとの世間話で多少前後する。
2人で400bhtで降りる際に「チップチップ」と連呼され気持ちが冷めたのでー1点。
象に乗りながら、遺跡周囲を15分ほどめぐります。象はかわいいですがめちゃくちゃ揺れて高くて怖いです。遺跡がよく見える前で写真を撮るために止まってくれたり、象がトイレする場所に行ったりと、サービスはいいです。思い出になりました。
低評価の口コミもありましたが、TripAdvisor、Googleともに、口コミ評価はなかなか高いんじゃないかと思います。
行き方・地図など
中洲の真ん中にあるので非常に行きやすく、遺跡巡りの途中に組み込むことができます。
自転車はもちろん、そこそこ大きな駐車場もあるため、個人で訪れることも可能。
エレファントライドでは、それなりに交通量の多い道沿いを歩きます。象さん優先なので、場合によっては前の道はちょっと渋滞するかも。
アユタヤエレファントキャンプ周辺の観光スポット
ワットプララームをはじめ、半径2キロ以内には以下の有名遺跡などがあります。
個人の自転車を借りての1日観光であっても、これらはまとめて回れますね。
アユタヤエレファントビレッジ
名前(日本語) | アユタヤエレファントビレッジ |
名前(英語) | Elephant Village |
名前(タイ語) | หมู่บ้านช้างอโยธยา |
営業時間 | 9:00 – 17:00 |
休業日 | なし |
料金 | 要交渉 |
観光所要時間 | 15分~40分程度 |
アユタヤの観光主要エリアからは若干離れますが、水上マーケットなど周辺にも見どころが多いので、一応こちらも選択肢に入ります。
こっちにも、それなりにたくさんの象がいました。
エレファントビレッジの象乗り体験
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こっちでエレファントライドをすると、広々とした草原に建つ遺跡、ワットチャーンを背に美しい写真を撮ることができます。
車が通るような道を使わず草原を移動することになるため、象乗りを伸び伸びと楽しめるでしょう。
エレファントビレッジの象乗り料金
私は実際にここで乗ったことがないので何とも言えませんし、料金表もありません。
しかし、口コミをまとめると、安くても500バーツ以上になりそうです。
また、最初に1000~2000バーツくらいの料金を提示してくるのが普通のようなので、交渉は確実に必要。
詳しくは、以下の口コミを参照ください。
象乗り体験の口コミ
TripAdvisorとGoogleの口コミを参照したものです。
アユタヤには2つのエレファントライドがありますが、ガイドが水上マーケットの方が良いというので水上マーケットに隣接されているところへ行きました。
金額は20分程度で一人600バーツでした。高いですが、そんなに経験ができないので乗りました。遺跡がある大きな広場をくるっと周って戻ってきます。像はゆっくりと歩き大人して像使いにしたがっていました。広場の途中で休み、写真を撮り、100バーツのチップの請求をされました。金額は高いですが、貴重な体験なので良かったかと思います。
※危険度マックスの行ってはいけない場所。日本人要注意。 高額のチップを要求され、払うまで象から降ろしてくれません。タイバーツ持ってないなら日本円で払えとも言ってきます。ついさっきまで英語が通じていたのに、お金の事になると全く通じなくなります。 #ぼったくり #象から下ろさない #絶対に #行ってはいけない
結論を言うと、上述したエレファントキャンプよりも評価は低いです。
JTBなどのオプショナルツアーに組み込まれており、それに参加した人の口コミはそこまでひどくはないように思いますが、個人で行く場合は交渉が必要な印象。
行き方・地図など
中洲の外側に位置するものの、車があれば気にすることのない距離です。頑張れば自転車でも行けます。
アユタヤエレファントビレッジ周辺の観光スポット
すぐ横にある水上マーケットをはじめ、周辺にもいくつか観光スポットは点在しています。
水上マーケットも、個人的には行かなくてもいいかなと思えるスポットです。しかし、その他の遺跡はかなりおすすめなので、余裕があるなら行ってみてください。
なお、ワットヤイチャイモンコンや日本人村も、同じく中州の東側にあるため、回れるなら一緒に回ってしまうのがいいでしょう。
アユタヤ2か所の象乗りポイント比較
料金、口コミ、立地などを考慮すると、中洲の中心にあるエレファントキャンプの方がアユタヤの象乗り体験に相応しい場所だといえます。
エレファントキャンプ | エレファントビレッジ | |
値段 | 200バーツから | 要交渉 |
口コミ | 3/5 | 2.5/5 |
立地 | 中洲のほぼ真ん中 | 中洲の東側 |
ただし、ワットチャーンと一緒に写真を撮りたいという人は、エレファントビレッジも選択肢に入ります。
アユタヤの象乗り体験で生じる疑問
以下は、象乗りをするにあたって疑問に思いやすいポイント。簡単に回答していきます。
チップは必要?相場はいくら?
原則チップは不要ですが、私は支払うことが多いです。
タイマッサージと同じく、気持ちの良いサービスを受けたらチップを渡すタイ人も少なくありません。
何度も象に乗ってるわけではないですが、個人的には「チップ、チップ」といってきたら50バーツ、何も言ってこない場合は100バーツあげるとか、心情的にそんな感じになりそうです。
ただ、絶対にあげたくないのであれば、あげなくても大丈夫。
象乗りは予約が必要?
予約は不要。
バンコク発のツアーの中には、「象乗り体験もできるが、希望者がいなければ飛ばす」と記載しているものもあります。
ツアー自体は前もって予約が必要ですが、ツアー会社が象乗りを予約するというようなことはありません。
予約ができないため、ハイシーズンや休日は現地で長時間待たされることも。どうしても乗りたいなら、早めに行くのが無難です。
個人とツアーどっちが安い?
エレファントキャンプでの象乗り体験だけの値段を考えると、ツアーで行っても個人で行っても同じです。
ツアーでは、希望者が現地で200バーツ支払って象乗り体験するとなっているものが多いため、自分で行くか、連れていってもらえるかが異なるだけ。ただ、ガイドがいる分トラブルなどにはなりにくいです。
なお、バンコク発アユタヤツアーには、ほとんどのコースに象乗り体験が付いているので、安心して象乗りしたいならツアーがおすすめ。
アユタヤ以外のバンコク郊外人気スポットを回るツアーも多いため、お得にタイ観光ができます。
象乗りでの事故、注意点など
滅多にあることではないですが、象乗りで発生する事故のニュースをたまに目にします。
ゾウに乗って林の中を行くツアーの最中に、ゾウ1頭が暴れ出し、ツアー客のイタリア人男性2人とゾウ使いのタイ人男性を背中から振り落とし、イタリア人男性1人の腹部を牙で刺した。
象乗りで発生する事故の原因は、象と象使いとの信頼関係がしっかりと成り立っていなかった、というのが大半のようです。
今のところ、アユタヤでのエレファントライティングで、この手の事故はなさそうですが、一応巨大な動物と直接に触れあうのには危険も伴う、ということを肝に銘じておきましょう。
アユタヤ観光に役立つページ
アユタヤの基本情報
ツアーを使ったアユタヤ観光から、個人で回る時のおすすめルート、その時に使える有名な遺跡などをまとめたページなどです。
アユタヤでおすすめのホテル
ツアーを使えば効率的に回れますが、アユタヤを隅々まで回りたいなら2泊くらいはしたいところ。
以下のページでは、ジャンル別で評判の良いホテルばかりを集めています。
アユタヤの名物グルメ
アユタヤの名物と言われる、川エビ、クイッティアオ ルア(タイラーメン)、ロティサイマイ(お菓子)を紹介しています。
アユタヤの人気カフェ
バンコクに負けず、アユタヤにもオシャレなカフェはたくさんあります。
寺院巡りの休憩でカフェに入ることを考えているなら、以下も参考になると思います。
コメント
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