アユタヤ王朝初代の王が眠る貴重な世界遺産 ワット プララーム

アユタヤ観光

世界遺産の古都アユタヤの中では代表格ではあるものの、特徴が薄くいまいち存在感がないワット プララーム

しかし、実はこのお寺は、かつて400年以上にわたって栄えたアユタヤ王朝の創設者、ウートーン王(ラーマーティボーディー1世)を火葬した場所に建立されています。

それを知ってから訪れるだけでも、ここは歴史的な場所なんだと興奮すること間違いなし。

今回は、そんなワット プララームの見どころなどを簡単に紹介していきます。

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ワット プララームの基本情報

名前(日本語) ワット プララーム
名前(英語) Wat Phra Ram
名前(タイ語) วัดพระราม
営業時間 8:00 – 18:00
休業日 なし
入場料 50バーツ
観光所要時間 20分

1369年に、ラーマティボーディー1世の息子であるラーメースワン王(アユタヤ王朝2代目・5代目王)によって建設が開始され、最終的に1434年に完成した寺院。

他の遺跡同様、ビルマの攻撃により破壊されましたが、1741年にアユタヤ王朝34代目ボーロマコート王が1年以上かけて改修し、今の姿に落ち着きました。

トウモロコシ型で有名な、クメール様式のプラーンを取り囲むように4つのチェディーがあり、さらにそれを囲むように40基のチェディーが並びます。

なお、外国人は拝観料に50バーツかかります。1日でその他の拝観料が必要な遺跡を回るつもりなのであれば、220バーツの1日券を購入するのがお得です。

当日中なら、これらの遺跡全てに入場可能。該当する遺跡のチケット売り場で購入できます。

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ワット プララームへの行き方・地図

世界遺産となっている古都アユタヤのほぼ中心に位置するため、どこに行くにもアクセスはいいです。

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ワット プララームの2つの見どころ

結構大きな遺跡ですが、人が少なければサッと見て回ることができます。

おもな見どころとしては、

  • 中央のプラーン
  • 回廊と仏像

この辺りになるんじゃないでしょうか。

中央のプラーン

このワットプララームで最も目立つのは、遺跡の中央にあるトウモロコシ型のプラーン(塔堂)。

カンボジアのアンコールワットと同じくクメール様式の仏塔になり、尖端が丸っこくなっているのが特徴的です。

ちなみに、アユタヤでクメール様式の仏塔を持つ代表的な遺跡としては、ワットラーチャブーラナワット チャイワッタナーラームが挙げられます。

もちろん近くから見るのもきれいですが、遺跡の前にある大きな池からの景色も美しいです。

 
 
 
 
 
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エレファントキャンプで象乗りをすれば、この池とワットプララームをバックに、象と写真を撮ることもできます。

回廊と仏像

レンガ造りの回廊は、プラーンを囲むように続きます。歩道だけでなく、左右の仏像が並べられている土台まですべてレンガなので、これだけでも迫力を感じますね。

全ての仏像は、無残にも上半身が破壊されており、激しい戦争が繰り広げられたことを物語っています。     

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一緒に回れる周辺の観光地や寺院

旧市街の真ん中に位置する遺跡なので、自転車で周辺の遺跡をハシゴできます。

有名な遺跡群に近いですが、ワットヤイチャイモンコンワット チャイワッタナーラームは、旧市街の外にあるため少し遠いです。

効率的に回りたい人は、様々な遺跡を一気に回るツアーもおすすめ。

水上マーケットや象乗り体験など、タイっぽいアクティビティも一緒に回れるツアーが多いので、一気に色々見てみたいという人は一度チェックしてみましょう。

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アユタヤでおすすめのホテル

ツアーを使えば効率的に回れますが、アユタヤを隅々まで回りたいなら2泊くらいはしたいところ。

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