アユタヤのランチは川エビだけじゃない!グルメも納得の安いタイラーメン

アユタヤ観光

アユタヤでの食事といえば、名物の川エビが最も有名です。

しかし、川エビと同じくらい有名な名物料理がクイッティアオルア(ก๋วยเตี๋ยวเรือ)と呼ばれるタイラーメン。

実際に、アユタヤでก๋วยเตี๋ยวเรือ(クイッティアオルア)と検索をかけると、たくさんのお店が候補として挙がってきます。

今回は、クイッティアオルアという種類のラーメンについて、タイラーメンの頼み方について紹介するので、頼み方がよくわからない人も安心して頼めるようになるはずです。

また、アユタヤで口コミが多く評価の高いお店の1つ、Blue River(ブルーリバー)のレポートも簡単にしていきます。

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アユタヤ名物クイッティアオ ルアとは?

クイッティアオとは、要するにタイラーメンのこと。

そして、それにルア(タイ語で「船」という意味)が付くことで、ミニラーメンになります。

日本でいうところの、わんこそばよりは大きいですが、ほんの数口で食べきることができるのがクイッティアオルアの特徴。

そのため、女性でも一度に何杯も頼むことが多いです。

少量で出てくるクイッティアオルア

「船」という意味のルアが付くのは、その昔、船の上で売られていたからだそうです。

小さいため値段が安いのも特徴の1つで、一度に色々な味、色々な麺を楽しむことが可能です。

ちなみにこれは、チェンマイの1杯3バーツで食べられるクイッティアオルアのお店。

本当に小さな場合は、こんな感じでまとめて頼むのが普通です。

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クイッティアオの注文方法

一応、一般的な屋台でも使えるタイラーメンの頼み方を解説しておきます。

タイラーメンは大きく

  1. スープの味
  2. 使う肉の種類

の3つによって構成されており、注文時にもこの順番通りに伝えれば、それがメニュー名となります。

1、麺の種類5つ

オーソドックスな麺は以下の5つ。

  • バミー(ラーメンに近い黄色の小麦麺)
  • センミー(米粉の極細麺)
  • センレック(米粉の細麺)
  • センヤイ(米粉の太麺)
  • ウンセン(春雨)

日本人になじみが深いのは、やはりラーメンに近いバミーです。しかし、米粉を使った麺も食べると癖になり、太さによって食感が違うので飽きません。

春雨は、店によってはないところもあります。

なお、タイ人は麺の硬さにはそこまでこだわりがなく、硬めとかそういうのはありません。むしろ、やわらかい方が食べやすいみたいに言う人もいます。

私は普通のクイッティアオ屋で硬めとオーダーしたことがありますが、首を傾げられ「何で?」みたいに聞かれて以来、麺の硬さについて注文したことはありません。

2、スープの種類5つ

全て揃っていない店も多いですが、代表的なのは以下の5つ。

  • ナムサイ(普通のスープ。透明の鶏がらスープ)
  • イエンタフォー(豆腐に麹をつけて塩水の中で発酵させたピンク色のスープ)
  • トムヤム(トムヤムクンよりも辛いけどトムヤム味)
  • ナムトック(牛や豚の血が入ったスープ)
  • ヘーン(汁なし。ヘーンとはタイ語で「乾く」の意)

普通のクイッティアオ屋さんで注文すると、ナムサイが出てくることが多いですが、複数のスープを扱う店ではスープの種類を聞かれます。

バミー トムヤム

一方で、クイッティアオルアといえばナムトックが定番。何も言わなければナムトックが出てくることが多いです。

3、肉の種類

  • ガイ(鶏肉)
  • ムー(豚肉)
  • ヌア(牛肉)
  • ペッ(アヒル肉)

一般的なクイッティアオ屋さんでは圧倒的に豚肉、または鶏肉を使うことが多いですが、肉の種類を言わなければ、そのお店の売れ筋が勝手にトッピングされたりします。

牛やアヒルといった特殊な肉は、それ専門のクイッティアオ屋さんに行かなければないケースが少なくありません(タイでは宗教上、牛肉を食べない人も多い)。

バミー ナムサイ ペッ(アヒル肉ラーメン)

また、豚肉の中にも、食紅で表面を赤くした焼き豚「ムーデーン(デーンはタイ語で赤い)」、カリカリに揚げた豚肉「ムークロープ(クロープはタイ語でカリカリ)」など、肉の形状によっても名前が変わってきます。

具体的な頼み方

上述したように、

  1. スープの味
  2. 使う肉の種類

この順番で言えば、それがメニュー名となります。

例えば、

▸ラーメン風の麺を使ったトムヤムスープの豚肉入りの場合「バミー トムヤム ムー」
▸米粉の細麺の汁なし鶏肉の場合「センレック ヘーン ガイ」

順番は前後してもわかりますが、麺の種類は最初に持ってきた方が伝わりやすいです。

なお、クイッティアオルアのお店で頼む場合に限っては、「バミームー」などといえば、通常はナムトックが出てきます。

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安いし美味しいブルーリバー

頼み方も分かったところで、アユタヤで口コミの多いクイッティアオルアの名店、ブルーリバーについて紹介。

チャオプラヤ川沿いにあって、常に人が入っています。

ランチ時を過ぎた時間帯に行ったのにこの混みよう。日曜でしたが、席が空くのを少し待ちました。

川沿いの席は人気が高く、屋外で暑いにもかかわらず常に満席状態です。

なんと、ワットプッタイサワンが見えます。

高級リゾートサラアユタヤの真正面から見える遺跡が、安いクイッティアオ屋さんから見えるのに感激です。

ブルーリバーのメニュー

やはりタイラーメンが人気ですが、ここにはその他にも様々なメニューがあります。

定番のクイッティアオルアは35バーツ。

安い店だと10バーツくらいから頼めるクイッティアオ ルアですが、ここのは少し大きめなのでこの値段です。

その他、ソムタムやパッタイ、ムーサテなど、人気のタイ料理がラインナップ。

スイーツのビンスー(かき氷)。暑い時間帯に辛いクイッティアオを食べた後に、ちょうど食べたくなるデザートです。

ドリンク。コーヒーお茶、ミルク系など、定番はそろっています。

私は卵付きのクイッティアオを注文。

とりあえず人気店で食べたかっただけなのでこれしか頼んでませんが、やっぱり美味しかったです。

一杯では満腹にならないので、数人で来て色んな料理を食べてみるのがおすすめ。

横の席の女性5人組は、恐らく400バーツするジャイアントサイズのクイッティアオルアを食べてました。

店舗情報

名前(日本語) ブルーリバー
名前(タイ語) ก๋วยเตี๋ยวเรือชามยักษ์ ห้อยขา
名前(英語) Blue River
休日 無し
営業時間(平日) 8:00 – 20:00
営業時間(週末) 8:00 – 20:00
Facebook ก๋วยเตี๋ยวเรือชามยักษ์ ห้อยขา

外国人向けにはブルーリバーという名がついていますが、タイ語の店名はブルーリバーと全く関係ないので注意。

タイ語の店名はห้อยขา(ホーイ カー)なので、トゥクトゥクで行く場合はドライバーにタイ語の店名を見せましょう。

地図

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