ライトアップも有名なアユタヤ遺跡 ワット プラシーサンペット

アユタヤのツアーには必ず含まれる、世界遺産アユタヤを代表する遺跡の1つ、ワット プラシーサンペット。

綺麗に並ぶ3つのチェディーが有名で、19時からは美しいライトアップが見られる遺跡としても知られています。

他の遺跡にアクセスしやすいので、自転車で回るのにも最適。

そんなワットプラシーサンペットへの行き方や見どころを簡単に紹介していきます。

ワット プラシーサンペットの基本情報

ユネスコの世界遺産に登録されている「古都アユタヤ」の中でも重要な遺跡の1つで、3基の仏塔（チェディー）は3人の王の墓。

諸説ありますが、この地はラーマーティボーディー1世（アユタヤ王朝の創設者）が、アユタヤ王朝最初の宮殿を建てた場所だと言われています。

その後、トライローカナート王（アユタヤ王朝9代目）の時代に宮殿が別の場所に移され、この地は王専用の仏教儀式の場として使われていました。

そして彼の死後、息子のラーマティボディ2世（アユタヤ王朝11代目）が仏塔を建設しました。

それなりに広い寺院なので、ゆっくり観光をしようと思えばずっと居られますが、基本的にはこの3基のチェディーを見れば大丈夫な気がします。

遺跡は夕方に閉まるものの、19時からはライトアップが始まり、神秘的な世界遺産の雰囲気を味わうことができます。

なお、外国人の拝観料は50バーツですが、1日でその他の拝観料が必要な遺跡を回るつもりなのであれば、220バーツの1日券を購入するのがお得です。

これら全てに入れるので少しお得。該当する遺跡のチケット売り場で購入できます。

ワット プラシーサンペットへの行き方・地図

歴史公園の真ん中にあるので、アユタヤを観光する上での立地は完璧です。

車はもちろん、トゥクトゥク、自転車の他、頑張れば歩いて周辺の遺跡をまとめて見ることが可能。

ワット プラシーサンペットの見どころ

見どころを無理やり分けると以下の3つ。

上述したように、3つのチェディーだけを見ればワットプラシーサンペットに来たという気になれます。

3基の仏塔

やはり最大の見どころは、3基並ぶ大きなチェディー。

それぞれに

の遺骨が納められていると言われています。

アユタヤ王朝の初代の王が最初の王宮を建てたこの地。その約150年後の1491年に、ラーマティボディ2世が2つの仏塔を作り、自身の父と兄の遺骨を納めます。

そして、本人の死後にもう1つ追加で建てられ、彼自身の遺骨もここに眠っています。

レンガの遺跡群

レンガ造りの遺跡は、アユタヤを歩いているとそこら中で見かけるため、そこまで珍しいものではありません。

しかし、スリランカ様式の白いチェディーを取り囲むように建っているので、じっくりと観てみるのも面白いかも。

夜間のライトアップ

これだけ写真がかなり昔のものなので画質が悪いですが、ワットプラシーサンペットはライトアップも有名です。

もちろん明るい時間帯の観光も楽しいですが、辺りが真っ暗になってから明るく照らされる3つの仏塔は、非常に神秘的。

ライトアップは19時～21時なので、夜の遺跡を見るにはアユタヤに宿泊するか、ライトアップのツアーに参加するかの2択になります。まぁ個人でもその気になれば夜間に帰宅できますが。

ライトアップを回るツアーもいくつかあるので、ツアーに参加してしまうのが楽だと思います。

一緒に回れる周辺の観光地や寺院

立地は非常にいいので、自転車でも周辺の遺跡をハシゴできます。

ただし、有名な遺跡であるワットヤイチャイモンコンやワット チャイワッタナーラームは、中洲の外にあるため少し遠いです。

効率的に回りたい人には、様々な遺跡を一気に回るツアーもおすすめ。

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