アユタヤの穴場遺跡！スケールの違いを見せつけるワット クディーダーオ

アユタヤの水上マーケット方面に行くのであれば、ついでに訪れてほしい遺跡、ワット クディーダーオ。

有名どころではないですが、他の遺跡にはない迫力ある空間にびっくりするはずです。

すぐ近くにあるワット マヘーヨンも非常におすすめの遺跡なので、どうせなら一緒に回ってしまいましょう。

今回は、ワット クディーダーオの見どころや場所などについて紹介していきます。

ワット クディー ダーオの基本情報

名前（日本語）	ワット クディー ダーオ
名前（英語）	Wat Kudi Dao
名前（タイ語）	วัดกุฎีดาว
営業時間	8:00 – 17:00
休業日	なし
入場料	無料
観光所要時間	20分

この遺跡の建立年などは明確にはなっていません。しかし、すぐ近所のワット マヘーヨンと同時期に建てられたと想定されています。

ワットクディーダーオやワットマヘーヨンの情報を探していると、到底読む気になりませんが、シラパコーン大学による「アユタヤ時代後期のタムナックスタイルの建築物を持つ重要な寺院」というテーマの論文にぶつかります。

タムナックตำหนักとは、タイ語で宮殿や皇居など、高貴な人が住む住宅のことを指す単語ですね。

一応、ワット クディーダーオの歴史等については85ページから記されています。あくまでもケーススタディですが、この資料を元にしているであろう情報を提供しているタイ語のサイトも多く見られました。

まぁ歴史を知らなかったとしても、この遺跡は十分に楽しめるし感動できると思います。

ワット クディー ダーオへの行き方・地図

メインの観光エリアから水上マーケットに行く場合、アユタヤの中州からチェディー ワット サームプルームのある交差点方面に進み、そこを左折するルートが一般的。

そして、水上マーケットを通り過ぎて少し行くと、左手に見える大きな遺跡がワット クディーダーオです。

通りからも見える位置にありますし、看板も出ているのですぐにわかるはず。

ワット クディー ダーオの見どころ

冷静に考えるとめちゃくちゃ大きなお寺というわけではないので、見て回るのにそんなに時間がかかるわけではありません。

これはグーグルマップの航空写真。敷地内には、礼拝堂、パゴダ、修道院が一列に並んでいます。

個人的に感動したのは以下の4点。

順番に簡単に紹介していきます。

レンガで埋め尽くされた敷地

外から見る分には、アユタヤを歩いていると見かける普通の遺跡という感じかもしれませんが、敷地に足を踏み入れると、そのスケールの大きさに驚きます。

この遺跡を大きいものだと感じさせるのは、足元に広がる敷き詰められたレンガと、レンガ造りの巨大な建築物。

恐らく、敷地内の全ての床部分がレンガで覆われているので、ところどころ土になっている遺跡とはちょっと迫力が違います。

私が訪れた時には、観光客は私1人。この広いレンガの上に自分しかいないと考えると、ちょっとゾクゾクしました。

崩れ落ちる巨大なパゴダ

遺跡の中央には超巨大なパゴダがありますが、崩れ落ちています。

幅30メートルの巨大な円形の仏塔。

その横には、パゴダの先がこのように横たわっているんですが、これがまたでかい。

どれくらい大きいのかというと、こんな感じ。

人間がすごい小さく見えますね。崩れ落ちている部分が、人間の身長よりもはるかに大きいです。

巨大な柱の修道院

遺跡の外の道からも見える建物です。中に入ってみると、立ったまま残っている数本の柱がめちゃくちゃ大きくてすごい迫力でした。

この一番手前の折れている柱でも2メートルくらいあると思います。

2階から覗き込むタムナック

遺跡の北側（駐車場側）にある長さ30メートルの2階建ての、ตำหนักกำมะเลียน（タムナック ガム マ リアン）。

アーチ型をした窓が特徴的だそうです。巨大遺跡を上から眺められるというのが何となく良かったです。  

一緒に回れる周辺の観光地や寺院

メインのツーリストエリアからは若干ずれた場所にありますが、水上マーケットやワットマヘーヨンなどのすぐ近くです。

どうせここを訪れるのであれば一緒に回ってしまいましょう。

ワット クディーダーオまとめ

アユタヤの数ある遺跡の中では有名な方だと思いますが、あまり知られていない超穴場スポット。

普通の遺跡に飽きたアユタヤリピーターでも楽しめるスケールを持っているので、是非行ってみてください。

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