前を通り過ぎるまで全く存在を知らなかったお寺、ワット タム クーハサワン(วัดถ้ำคูหาสวรรค์)。しかし、道からもよく見える銅鑼が気になって寄ってみました。実は、このお寺にある銅鑼は世界最大のASEAN銅鑼らしいです。
そんな銅鑼を持つワット タム クーハサワンを簡単に紹介していきます。
ワット タム クーハサワンとは
1978年に、ルワン プーカムカ二ン ジュラマニー(หลวงปู่คำคะนิง จุลมณี)によって建てられたお寺。普通のお寺でしたが、彼の死後、彼の肉体が腐らないということがこのお寺を有名にしました。
白と金でできた建物は、小さいながらも美しく、上品な雰囲気が漂います。
中に祭られている仏像は非常に小さなもの。しかし、私が訪れた時にも何人ものタイ人がワイ(お祈り)をしていました。
ワット タム クーハサワンへの行き方
ウボンラチャターニー市内からTwo Color River(トゥーカラーリバー)に向かう途中に通ります。
とにかく銅鑼が本当に大きいため、前の道を通過すれば絶対にわかります。
ワット タム クーハサワンの見どころ
何も知らずに銅鑼につられて入ったので、銅鑼とお堂しか見ていません。
しかし、このお寺の名前のタム ถ้ำというのはタイ語で洞窟という意味。よくよく調べたら、洞窟も雰囲気がよさそうでした。
世界一大きなASEAN銅鑼(どら)
恐らく、このお寺の最大の見どころは、大きな銅鑼。
直径20メートル、高さが26メートルという巨大さ。ちなみに、大仏と比べるのはどうかと思いますが、奈良の大仏は15メートル。
銅鑼には、ASEANの国々の国旗が大きく描かれています。
横のお堂や門から入ってくる白い車と比較しても、どれだけ大きいかがわかりますね。
メコン川がきれいに見える展望台
お寺の敷地内には、3階まで登れる展望台があり、そこからはメコン川を望むことが可能。
ラオスとの国境になっている川なので、当然対岸はラオスということになります。パーテムやパーチャンから見る対岸と比べると迫力に欠けるものの、階段を3階まで登るだけの気軽に到達できる場所なので、とりあえず登ってみればいいと思います。
洞窟と仏像
実際に行ったわけじゃないので何も言えませんが、川側のほうにある階段を少し降りたら、仏像がたくさん並ぶ洞窟のような場所があるようです。
以下はタイ語のサイトですが、この洞窟の内部の写真がたくさん掲載されているので、イメージだけでもつかめるかと思います。
ワット タム クーハサワンまとめ
行かないと後悔するという感じのお寺でもないですが、トゥーカラーリバーに行く際に、ふらっと立ち寄るのに最適です。
なお、同じ洞窟の中にあるお寺としては、割と近くにあるワット タム ヘーオ シンチャイの方がおすすめかも。
このお寺はメインの通りから少し外れるため、こっちも余裕があれば立ち寄る感じでいいと思います。
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