タイで最も東にある県、ウボンラチャターニー。
大自然が広がるイサーンを代表する県になり、マイナーとはいえ、外国人観光客もそれなりに足を運ぶ場所です。
今回は、そんなウボンの自然系観光スポットの中から、最もおすすめの4つを紹介。
- パーテム国立公園
- サムパンボーク
- パーチャンとジャイアントロック
- ゲーンサプー
広大な敷地を誇る県なので、1日で全てを回るのは不可能です。数日滞在して、お寺などの他の観光地と組み合わせて訪れると満足度が高いと思います。
パーテム国立公園
ウボンラチャターニーと言えば、やはり真っ先に挙がるのがパーテム国立公園の名前。
広々とした敷地内には、大昔に書かれた壁画や3キロ以上のトレッキングコース、対岸のラオスとの間を流れるメコン川の眺めなどが詰まっています。
ウボンの市内からでも日帰りで行けないことはないですが、かなり早朝に出発しなければならないため、できれば周辺で一泊するのがベスト。
この辺りに泊まれば、その他の自然系観光スポットやワットシリントーンワララームなどの有名なお寺へのアクセスも楽です。
営業時間 | 6:00~18:00 |
入場料 | 大人400バーツ |
観光所要時間 | 1時間~3時間 |
市内からの往復時間 | 車で3時間 |
詳細ページ ⇒ パーテム国立公園
サムパンボーク
タイのグランドキャニオンと称される、メコン川沿いの大型観光スポット。「サムパン」はタイ語で3000のこと、「ボーク」はラオス語、イサーン語で「穴」を意味します。
その名の通り、乾季になると、川の水量が減少することで雨季には見ることのできない大小さまざまな形の穴が現れます。パーテム国立公園から見るラオスよりも、迫力のある景色が望めます。
他の観光スポットと比べるとちょっと場所が悪いため、行くのが面倒かもしれません。
しかし、乾季限定の観光地なので、乾季にウボンラチャタニを訪れるのであれば一応押さえておきたい場所です。
営業時間 | 終日 |
休業日 | 無し |
入場料 | 無し |
観光所要時間 | 2~3時間 |
市内からの距離 | 片道2時間 |
詳細ページ ⇒ サムパンボーク
パーチャンとジャイアントロック
ほとんど知られていない、人の少ない観光スポット。その分、広大な大自然を独占しているかのような錯覚に陥ります。
ここでは、パーテム国立公園にあるキノコ岩に似た岩「ジャイアントロック」と、サムパンボークで見られるような迫力あるメコン川の崖「パーチャン」を一緒に見ることが可能。
どちらも本当に人の少ない村の近くに位置するので、その村の、のどかな雰囲気を味わうこともできます。
大自然の中で暮らすイサーンの人々と触れ合うことによって、田舎の旅がさらに満足いくものになるかもしれません。
営業時間 | 自由 |
休業日 | 無し |
入場料 | 無し |
観光所要時間 | 15分 |
詳細ページ ⇒ パーチャンとジャイアントロック
ゲーンサプー
ウボンラチャタニ市内とパーテム国立公園のちょうど中間にある、タイ人に人気の観光スポット。
この辺りはムーン川の浅瀬地帯で、乾季の終わりごろになると、水量の減った川からたくさんの岩が顔を出します。非常に暑い時期ですが、川遊びをして涼んだりすることが可能。
わざわざこの観光地のためだけにウボン市内から車を出すのはがっかり感が強いと思いますが、ここは市内からパーテムエリアに行くちょうど真ん中に位置するので、2時間近くドライブをする上での重要な休憩スポットとなります。
お土産屋やちょっとした屋台も出ているため、運転の気分転換に立ち寄ってみてはどうでしょうか。
詳細ページ ⇒ ゲーンサプー
まとめ
だだっ広い県なので、全ての自然系スポットをサクッと回ることができないのが残念。しかし、その分たどり着いたときの喜びが大きいです。
ウボンには自然系観光地だけでなく、きれいなお寺やオシャレなカフェなどもたくさん点在しています。
下に情報をまとめておくので、色々なスポットを効率よく回っていきましょう。
ウボンラチャタニ関連ページ
▸ウボンラチャタニの市内観光
▸ウボンラチャタニのお寺
▸ウボンラチャタニのホテル
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