ベトナム・ホーチミンでタイの観光ビザを取得するために、タイ・バンコクのカシコーン銀行で残高証明書を取得しました。
残高証明書は、タイで生活をする上で必要になる可能性がある書類の1つだと思うので、取得に関する情報を簡単にまとめておきます。
残高証明書の取得に必要な書類とは?
発行手続きには、以下の書類が必要になります。
- パスポート
- 預金通帳
外国人が銀行で何か手続きをするにあたって、当然必要になるものなので、忘れることはないと思います。
ただし、長期でタイにいる人の場合、登録しているパスポートの番号と、現在使用しているパスポートの情報が違うということもあるかもしれません。
通帳があれば何とかなると思いますが、その場合はパスポート情報の書き換えから行うことになるので、登録時のパスポート情報があればスムーズに進みます。
発行の目的も聞かれる
残高証明書にはいくつか種類があるのか、窓口では何に使うのかということを聞かれました。
私の場合はビザを取るためだと即答できましたが、予め何のための残高証明書なのかということを説明できるようにしておきましょう。
発行手数料は100バーツ
手続きには100バーツが必要です。残高証明書には英文のものとタイ語バージョンがありますが、これはどちらも100バーツとのこと。
残高証明書発行に関するあれこれ
ひょっとしたら、郵送とかそういう方法もあるのかもしれません。しかし、残高証明書を作るには、支店に行ってその場で発行してもらった方が楽だし早いです。
まずは、入り口にいるスタッフに残高証明書を作りに来たと言いましょう。
タイ語で残高証明書はหนังสือรับรองยอดเงินฝาก(ナンスー ラップローン ヨーッ グン ファーク)です。これを見せれば通じるはず。
銀行の職員は、「証明書」の意味を持つ「ナンスー ラップローン」と省略していましたが、何の証明書か不安だったので、一応英語でもBank Certificationと言っておきました。
残高証明書の発行日数は?
番号札を呼ばれるまでの待ち時間を抜くと、10分程度でササッと発行してもらえました。つまり、作りたいと思ったらすぐに作ってもらえるということですね。
ただし、これは銀行や支店によって異なるかもしれません。余裕があるのであれば、早めに手続きを済ませておくことをおすすめします。
どこの支店で作れるの?
私は念のために口座を開いた支店に足を運びましたが、どこの支店でも発行は可能だということです。
カシコンに関わらず、近くに口座を持つ銀行の支店があるのであれば、まずはそこで聞いてみるといいでしょう。
英語とタイ語、どちらで作るべき?
基本的には同じ書類ですが、例えば日本で提出するような場合は英語バージョンにすべきでしょう。
逆に、タイ国内やタイ関連の機関で利用するのであれば、タイ語でも問題ないはずです。
私はタイ語で作りました。読みやすい英語のほうが良かったのですが、英語にすると今日中に発行できない、ビザ取得ならタイ語でも問題ないと言われたからです。
文章でダラダラと書かれていますが、モザイクの部分には、
- 氏名
- 口座番号
- 口座開設日
- 預金残高
- 預金残高記録を取得した日付
が記載されています。
預金残高の記録はいつのものになるの?
気を付けなければならないのは、残高証明書に記載される預金残高の額は、取得日の前日の情報になるという点。つまり、見栄を張るために、証明書を作る直前にお金をたくさん入れたとしても、それは翌日以降にしか反映されません。
例えば、10月10日に作成する場合は、10月9日の情報が反映されることになります。私はたまたま、前日にカシコンの口座から家賃を支払っていましたが、支払い後の残高が反映されていました。
リタイアメントビザをはじめ、高額な残高を証明しなければならないような場合は、前もって準備をしておくようにしましょう。
残高証明書は簡単に作れる
残高証明書は、カシコーン銀行以外であっても、タイに銀行口座がある人なら簡単に作れます。
普通に生活をしていて必要になるということは少ないですが、もし作る機会が出てきたら参考にしてもらえればと思います。
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