แก่งสะพือ (ゲーン サプー)は、ウボンラチャターニー市内を流れるムーン川の観光地。川の浅瀬から岩が顔を出すだけという、観光スポットと呼ぶにはちょっと魅力に欠ける場所です。
しかし、ウボンラチャターニー市内からパーテム国立公園などに行く道のちょうど中間にあるため、車などを借りてパーテムエリアに向かう場合には休憩地点として使えます。一応観光地なので、お土産屋が軒を連ねており、ドライブ中のちょっとしたリフレッシュに最適。
そんなゲーンサプーを軽く紹介していきます。
ゲーンサプーとは?
乾季の終わりごろになると、ウボンラチャタニ市内を流れるムーン川の水量が減少します。ゲーンサプーは、そのムーン川の浅瀬の岩が水から顔を出し、川のほとりからその岩に飛び乗ったりして遊べるという、なんともほほえましいスポット。
子連れならまだしも、大人の私はほとんど魅力を感じませんでした。
一応有名な観光地ということで、しっかりと看板が出ています。恐らく、4月のソンクラン(タイの旧正月)辺りになると、たくさんのタイ人観光客でにぎわうんじゃないでしょうか。
ゲーン サプーの場所
グーグルマップで検索すると、ちょうど川の真ん中を指示していますが、これであっています。
車で目指す先は、その川のほとりにあるゲーンサプー パブリック パーク(Kaeng Saphue Public Park)というところ。
ただ川の中から岩が出ているという、本当にどうでもよいスポットです。しかし、ウボンラチャターニー市内とパーテム国立公園のちょうど中間にあるため、観光地に向かうまでにどこかで一度休憩を入れたいなら、ここしかないという感じの場所。
市内からも、パーテム国立公園からも40~50分程度。
ゲーンサプーの様子
いたって普通の川です。
メコン川ではなく、ウボンラチャターニーの中を流れるムーン川なので、こちら側も対岸もウボンラチャターニー。
一応乾季に訪れましたが、3月はまだ早かったのかもしれません。岩がそこまで出ていませんね。例年、乾季の終わりの方でたくさんの岩が顔を出すようです。
それでも、たくさんの地元の人や観光客が、川のほとりで涼をとっています。水浴びをしている犬が可愛かったです。
お土産屋は気分転換に最適
ゲーンサプー公園の駐車場から川に並行するように、たくさんのお土産屋さんが軒を連ねています。
お土産に買っていこう!みたいなものがありませんが、よくわからないスナックや干物など、見ている分には十分に楽しめます。
ちょっとした食べ物屋台やジュース、アイスクリーム屋台なども出ています。長時間のドライブの中間に挟む気分転換の場所としてはちょうどいい感じですね。
ちなみに、支払ってないけど有料トイレもありました。
のんびりしたお寺もいい感じ
お土産屋さんを歩いていると、ちょっとしたお寺が現れます。
วัดสระแก้ว(ワット サゲーオ)という、タイ全土のどこにでもありそうな名前のお寺。敷地内も非常にのんびりとしていてこれと言って何もないですが、軽く散歩するのにはいい雰囲気です。
私が訪れた時には、ちょうど近くの小学生らしき男の子たちが、スワットモンสวดมนต์(お経)をみんなで唱えていました。それをお坊さんが笑顔で見守るという、なんともタイの田舎っぽいほほえましい光景に出会えました。
レンタカーでパーテムに行くなら立ち寄りたい場所
このゲーンサプーのためだけに、市内から車を数十分走らせるのはちょっと微妙かもしれません。しかし、市内からパーテムやサムパンボークなどに行くのであれば、中間の休憩スポットとして活用できるベストの場所。
ウボンの自然エリアを訪れるつもりなら、ついでに寄っていきましょう。
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