宿のおばちゃんに「過去にアユタヤに来たことがある」といったら、「じゃあ最近タイ人に人気の、この遺跡に行ってみろ」とおすすめされたワット プラガーム。
カンボジアのアンコールワット遺跡群に入るタ・プロームのように門が樹木に浸食されており、それがあまりにもインスタ映えすると評判の遺跡です。
メインのツーリストエリアからは若干離れるものの、自転車でも余裕で行ける距離。
そんなワットプラガームの見どころや行き方について紹介していきます。
ワット プラガームの基本情報
名前(日本語) | ワット プラガーム |
名前(英語) | Wat Phra Ngarm |
名前(タイ語) | วัดพระงาม |
営業時間 | 24時間 |
休業日 | なし |
入場料 | 無料 |
観光所要時間 | 15分 |
この寺院がいつ造られたかというのは明らかではありませんが、アユタヤ王朝の初期に建てられたという説が有力。
また、ラーマティボーディー3世(ナーラーイ王)の時代に、このお寺についての言及があったとも言われています。Thailand Tourism Directory(タイ語)参照
この門と奥の仏塔しか残っていない小規模な遺跡ですが、アユタヤ観光でおすすめできるスポットの1つです。
ワット プラガームへの行き方・地図
メインの観光エリア、アユタヤの中洲の北に位置します。
とはいえ、ワットマハタートから3キロくらいのところなので、レンタルサイクルでも10分~15分くらいの距離。
余裕で観光できる範囲です。
車で行く場合は、遺跡近くの道が狭くなるので運転に注意。
こんな感じです。
ワット プラガームの見どころ
小さな遺跡なので、見どころは以下の2つ。
- 菩提樹に浸食された門
- 奥の仏像
というか、これ以外に見るところはありません。
菩提樹に浸食された門
ワットプラガームの人気撮影スポット。
サイトによって情報はまちまちですが、100年以上の時を経て、遺跡の門がゆっくりと菩提樹に覆われていったようです。
長い間この遺跡を守り続けた時の扉を抜けると、そこには古都アユタヤが広がっているような気になります。
何もない遺跡ですが、これだけでもロマンを感じずにいられません。
アユタヤで最も有名な遺跡、同じく菩提樹に覆われた仏頭を有するワットマハタートに通じるものがありますね。
根の先には小さなお坊さんがまつられています。
タイ人にも大人気で、時間帯によっては写真撮影のためにかなりの時間待つことになるかも。
ちなみに最もおすすめの時間帯は、日光が菩提樹の扉を輝かせる17時~18時頃。
次におすすめなのが午前6時頃。日の出すぐの日光が、時の扉を正面からとらえ、美しいアーチ状の影が現れるようです。
そして、おすすめの時期が9月~11月。中でも11月の夕方は、太陽がちょうど門の中央に沈んでいく美しい絶景が見られるようです。paiduaykan.com(タイ語)他参照
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これは夕方の画像ですかね。
奥の仏像
扉をくぐってすぐのところにある仏像と仏塔。
この寺院で残っているのはこれだけ。そんなに立派なものではないので、さっと見て終わってしまう人がほとんどなんじゃないかと思います。
しかし、白い仏像の周りには花や線香などの、しっかりとお参りした後が。
フォトジェニックな遺跡ではありますが、仏教徒のタイ人にとっては大切なお寺でもあります。写真を撮りつつ、きちんとお祈りするのがいいですね。
一緒に回れる周辺の観光地や寺院
メインの観光エリアの北に位置しますが、ワットマハタートをはじめ、中心の遺跡も一緒に回ることができます。
しかし、どうせ北側に行くのであれば、以下のスポットもおすすめ。
西に回りこんで5キロ‥
▸ワット プーカオトーン
▸バーン コーン ポー(公園&カフェ)
車なら10分くらいです。
ワットプラガームまとめ
外国人観光客の間では、そこまで有名ではないお寺です。
しかし、菩提樹に浸食される扉を見るだけでも、この遺跡を訪れる価値はあると思いました。
アユタヤ観光に役立つページ
アユタヤの基本情報
ツアーを使ったアユタヤ観光から、個人で回る時のおすすめルート、その時に使える有名な遺跡などをまとめたページなどです。
アユタヤでおすすめのホテル
ツアーを使えば効率的に回れますが、アユタヤを隅々まで回りたいなら2泊くらいはしたいところ。
以下のページでは、ジャンル別で評判の良いホテルばかりを集めています。
アユタヤの名物グルメ
アユタヤの名物と言われる、川エビ、クイッティアオ ルア(タイラーメン)、ロティサイマイ(お菓子)を紹介しています。
アユタヤの人気カフェ
バンコクに負けず、アユタヤにもオシャレなカフェはたくさんあります。
寺院巡りの休憩でカフェに入ることを考えているなら、以下も参考になると思います。
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