対岸からの眺めが美しいアユタヤの王室寺院 ワットカサットラーティラート

当初は行こうと思っていなかった寺院ですが、対岸からの景色があまりにも美しくて思わず足を運んだワット カサットラーティラート ウォラウィハーン。

Google Mapではワット カサッティラート ウォラウィハーンとなってますが、同じ寺院です。

やたらと長い名前ですが、そもそもウォラウィハーンというのが、タイ王室の認定を受けた寺院の中で第三級に格付けされるお寺に付けられるもの。

なので、正式にはワット カサットラーティラートだけでいいです。

つまり、このお寺はタイ全土に数万とある寺院の中でも、最も格式の高いお寺の1つということになりますね。

今回は、そんなワット カサットラーティラートの情報を簡単に紹介していきます。

ワット カサットラーティラート ウォラウィハーンの基本情報

アユタヤ王朝の中期に建てられたと言われているこの寺院。正確な建立年などは分かっていませんが、ビルマとの戦争によって破壊されます。

しかし、現チャクリー王朝のラーマ1世によって修復、さらにラーマ4世の時代に改修および拡大され、第三級王室寺院に指定されている重要な寺院です。

広々とした敷地、室内ともに非常にきれいな状態で保たれており、さすがは王室寺院。

ちなみに、アユタヤには王室仏教寺院が10以上あり、代表的なところだと、タイ人観光客の多いワット パナンチューンが第二級、教会寺院として有名なワット ニウェート タンマプラワットが第一級となっています。

ワット カサットラーティラートへの行き方・地図

川を挟んでアユタヤ旧市街の西側にあるので、ちょっと行きにくいです。

しかし、ワットマハタートあたりから公園を一直線に横切れば4キロ程度なので、行こうと思えば自転車でも行けます。

ワット カサットラーティラートの見どころ

結構大きなお寺ですが、見るところはそこまで多くはありません。

青で囲ったのがお寺全体。そして、参拝者のほとんどは仏像やチェディーのある赤く囲ったところを訪れます。

主な見どころとしてはこの辺りでしょうか。

美しいお堂

最初にチャオプラヤ川の対岸から見た部分とは全く違うところにあるお堂ですが、こちらもめちゃくちゃきれいに保たれていました。

難点としては、全て裸足で歩くため床が熱くて我慢できない点。天気のいい日に訪れるのであれば、靴下を履いていきましょう。

きれいに磨かれた床を奥に進むと、クメール様式のプラーンが現れます。

しかし、私はそんなことよりも床が熱くて、プラーンまでたどり着くことができませんでした。

 

 

 

 

 

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Andréa Letayf(@letayf_a)がシェアした投稿 – 2020年 8月月19日午前10時00分PDT

こんな感じで美しいので、靴下を履いて行ってみましょう。

たくさんの仏像

この寺院にはお堂が3つあり、それぞれに仏像が安置されています。

中央のお堂の仏像。恐らく、この寺院で最も重要な仏像なんでしょう。

左側のお堂には、たくさんの仏像と、その手前に3体のお坊さん。ここが一番タイ人が多かったです。

右側。

2体の仏像が立っており、象の像と一緒にお祈りします。

なお、SNSを見てると以下のような写真がたくさん載っていました。

 

 

 

 

 

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toonzamak(@toonzamak)がシェアした投稿 – 2020年 8月月7日午後11時42分PDT

これは、中央のお堂の入り口付近にある仏像ですね。チャオプラヤ川方面を見るように立っています。

対岸からの外観

これはお寺側から見たアユタヤの中州ですが、この対岸からの外観が実に美しいです。

真ん中の大きな建物を中心にして左右対称に建てられており、チャオプラヤ川にきれいに映し出される姿が印象的でした。

一緒に回れる周辺の観光地や寺院

自転車の場合は橋を渡るのがネックというか面倒ですが、一度わたってしまえば周辺のお寺もまとめて回ることができます。

ワット チャイワッタナーラームはツアーにも使われる人気のお寺ですし、ワット ターカーローンは水上マーケットもあるアユタヤで最も派手な寺院。どちらも一緒に回る価値ありです。

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