ハノイからニンビンへバスで個人移動!バスと鉄道の時刻表など比較

ニンビン

ハノイから個人でニンビンに行く場合、移動する交通手段は以下の3つ。

  • バス
  • 鉄道
  • タクシー

電車が楽しそうだと考える人も多いと思いますが、出発時間や頻度などを考えるとバスの方が断然おすすめです。

ここでは、それぞれの交通手段の利点や欠点の比較し、実際にバスでニンビンを往復した記録を紹介していきます。

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ハノイからニンビンへの行き方は?

私は、同日にホーチミンから空路でハノイに行き、そのままニンビンに行くという計画を立てていました。

ハノイ空港に到着するのが13時30分だったので、万が一飛行機が早くついて空港からの移動がスムーズにいけば、14時半にハノイ駅を出発する電車に乗れるかもと思い、

  • 第一希望‥電車でニンビン駅まで行く
  • 第二希望‥バスでニンビンバスターミナルに行く
  • 最悪‥グラブタクシーで移動

という感じで考えていました。

電車でハノイからニンビンへ行くには?

まずは第一希望の電車。ニンビン行きの電車は、ハノイ駅から出発します。

ハノイの宿泊エリアとして人気の高いホアンキエム湖周辺からは、タクシーで10分くらいでハノイ駅に到着するので、駅の場所は非常にいいと思います。

そして、電車の時刻表はこちら。

電車番号 ハノイ出発時刻 ニンビン到着時刻
SE7 6:00 8:14
SE11 8:00 10:13
SE5 9:00 11:17
SE35 13:10 15:35
SE9 14:30 17:13
SE3 19:30 21:44
SE19 20:10 22:22

当然、時刻表は変わる可能性があるので、念のためĐường Sắt Việt Nam(ベトナム鉄道)でチェックすることをおすすめします。

左の赤く囲ったところに、Hanoi、Ninh Binhと入れて、任意の日付、もしくは適当でも大丈夫です。

次の画面の一番上に、電車の番号や時間が出ています。

ついでに言うと、ここでこのまま予約も可能。空いているシートにカーソルを合わせると値段が出るので、そこをクリックして座席を押さえて購入画面に移ります。

しかし、決済方法がベトナムの銀行で発行されたカードのみと書かれていたので、旅行者には現実的ではない。

ちなみに、一番南だとホーチミンまで行く電車もあるので、普通の座席の他に、スリーピングシートみたいな席もあります。当然値段は異なりますが、ざっと見た感じ、恐らくニンビンまでの最も安い座席で67000ドン。

窓口であれば旅行者でも予約はできるので、余裕があるなら駅で事前にチケットを購入しましょう。駅のお姉さんは英語喋れました。

▸電車のメリット
・旅をしている感がある
・座席が決まっていて安心感がある
・予約できる

▸電車のデメリット
・本数が少ない
・ダブルブッキングとかあるらしい(ウェブ情報)

飛行機は定刻通りにつき、色々とトラブルがあったりして14:30の電車に間に合わなかった私は、第二希望であるバスに乗るため、ハノイ駅からザップバットバスターミナルに移動しました。

バスでハノイからニンビンへ行くには?

ニンビン行きのバスは、ハノイ駅から南に5,6キロ下ったザップバットバスターミナルから出発します。

そして、ザップバットに着いて20秒でバスを確保できました。バスを利用する最大の利点は、とにかく本数が多いことですね。

▸バスのメリット
・本数が多い
・ニンビン市内からのアクセスがいい

▸バスのデメリット
・気をつけていないとニンビンを通り過ぎる
・トラブルが起こりやすい

バスの値段は7万ドンだと思いますが、なぜか行きのハノイからニンビンへ行ったときには8万ドン払いました。

実際にバスを利用したレポートは、下記で詳しくまとめています。

タクシーでハノイからニンビンへ行くには?

グラブタクシーで、ハノイ駅からニンビン駅までの料金は次の通り。

バイクで行くのはあり得ませんが、バイクで約40万ドン、タクシーだと90万ドン。バスや電車の10倍以上ですね。

でも最悪、バスも電車も乗りたくなくて気軽に行きたい、という人がいるのであれば、ハノイから90万ドン(約4500円)で2時間のドライブを楽しむことができます。

3人で行けば1人1500円なので、快適さを優先するなら、ないこともないですね。まぁ私は1人なので、ハノイ駅からグラブバイク3万ドンでザップバットに移動したのですが。

▸タクシーのメリット
・いつでも行ける
・グラブタクシーを使えば安心

▸タクシーのデメリット
・バスや電車よりはるかに割高

完全に運ですが、英語が喋れて性格もいいドライバーに当たれば、色々寄ってくれたりするかもしれませんね。

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バスでハノイからニンビンに行ってきた

ニンビン行きのバスは、ザップバット(Giap Bat)というハノイ駅の南に位置するバスターミナルから出ています。Giap Batの読みはザップ バットでいいと思いますが、ベトナム人にはまず通じない。タクシーには、「ザバッ」と言えば通じるはず。

最悪、このマップを見せれば一瞬で理解するでしょう。

外から見るだけだと、そこまで大きいバスターミナルには見えません。

しかし、後ろのスペースは非常に広い。

ターミナルに入ったら、どこでもいいのでチケットカウンターに行って「ニンビン!ニンビン!」と言いましょう。少し大きめの声で。そうすれば、ニンビン行きの客を探している卑しいベトナム人が寄ってきて、バスの元に連れて行ってくれます。

もちろん、チケットブースを1つずつ確認しながら、ニンビン行きのチケットを購入するのもいいでしょう。その場合は、恐らくKhanh Thanh行きのブースを探すのがいいと思います。

ニンビン方面に行くバスは結構多いです。

これが私が連れてこられたバス。値段を聞いたら8万ドンと言われました。ネットの情報では7万が相場のようですが、まぁ50円程度の違いだし、すぐに出発するみたいだし面倒なので、それで成立。

ちなみに、私がバスターミナルに到着したのが15時10分くらいで、バスは15時30分に出発するとのこと。写真のバスは15時15分くらいに撮影したモノですが、まだ誰も乗っていなくてちょっと不安。

バスの内部の様子

バスにはグレードがあるんだと思いますが、私は30人乗りくらいの小さめの車両に乗りました。すぐ横には大きくてきれいっぽいバスが止まっていたので、どうせならそっちに乗りたかった。

15時20分くらいにバスに乗り込む人が何人かいたので、私もつられて乗車。

そんなにきれいじゃないですね。ってか汚いですね。まぁ汚いといっても、ベタベタするとか臭いとか、そういうのは全くないので問題ないです。

座席と座席の間は、そこまで広くはありません。しかし、普通に2時間くらい乗っているだけなので、こちらも問題なく快適に過ごせました。ってか半分寝てました。

エアコンだけでなく、扇風機がついているのにびっくり。エアコンだけでも十分に涼しいのに、その冷気を扇風機で身体に直接当てようとしてくるので非常に冷えます。もちろん、エアコンも扇風機も方向を変えることができますし、風を直接浴びなければそこまで寒くはありません。

バスと電車は所要時間がほぼ同じ

バスは15時半にきちんと出発しました。

30人乗りくらいのバスに、結局10人弱の乗客です。しかし、この場所で乗る人が少ないだけで、ザバッを出てからしばらくは、道で乗客を拾いまくります。

赤いマークがバスターミナル。出発してからは、A地点からB地点の間で乗客がどんどんと乗り込みます。

ほぼ満席になったバスが本格的に動き出したのは、なんだかんだで16時くらいです。ちなみに、お金を払うタイミングはここ。事前にチケットを購入している人は、そのチケットを見せましょう。

途中は大雨の中、バスが故障して10分くらい足止めされたり、

ほぼ見えないけど、雨漏りしたり、軽いトラブルが発生。まぁこれくらいは想定内なので特に問題はありません。

トラブルとかあったにもかかわらず、ニンビンには17時45分くらいに到着しました。15時半に出発したので、乗っていたのは2時間15分ですね。電車で行くのとほぼ変わりません。

ニンビンでの下車に注意

ニンビン行きのバスは、あと10分でニンビンに到着するという場所で10分くらい休憩します。

これが休憩所。非常に小さな商店にちょっとした休憩スペースとトイレくらいしかありません。

止まっているのは私が乗ったバスだけ。小さな休憩所なので、バスが何台も止まったら大変なことになりそう。

美味しそうだとはみじんも感じない乾き物のお菓子類が多いですが、これが馬鹿みたいに売れる売れる。乗客の半分以上が何かしら購入していたと思います。

なお、あと10分でニンビンに到着するのにこの休憩所に立ち寄ったのは、ニンビンのバスターミナルに入らないから。

ニンビン方面に行くバスは、Khanh Thanh (Ninh Binh) となっておりニンビンは単なる通過地点です。ボケーっとしていると通り過ぎてしまうので、休憩所を通り過ぎたら眠るのは控えましょう。

バスが止まるのはココ。ニンビンのバスターミナルのちょうど向かい側です。ただ、バスターミナルが小さいのでちょっとわかりづらい。多分、休憩所の次のストップがここだったと思います。

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ニンビンからハノイまでバスで戻る

帰りはサクッと紹介。

ニンビンのバスターミナルは、ダウンタウンのメインエリアから川を越えてすぐの場所にあります。タムコックのツーリストエリアからは、タクシーで15分~20分ほど。私はメーターで行って11万ドンでした。

これがニンビンのバスターミナル。ハノイのザバッと違って非常に閑散としています。

お客さんも私のみ。みんなどうやってハノイに帰るの?という感じです。チェックアウトが遅れて着いたのが14時前くらいだったので、ピークの時間帯は終わっていたのかも。

ニンビンからザバッまでは7万ドンとわかりやすく書かれているので、こっちではぼったくられませんでした。

奥に進むと、ハノイのザップバットバスターミナル行きのマイクロバスばかりが、たくさん止まっていました。

バスターミナルから乗る人は少なく、行きと同じように乗客をところどころで拾い、ところどころで降ろし、無事ハノイに到着しました。

ちょっと見方がよくわかりませんが、バスの時刻表らしきものがニンビンバスターミナルに貼ってありました。恐らくですが、朝5時くらいから夕方17時くらいまで、15分~20分おきに出ているということだと思います。

遅い時間でなければ、バスに乗れなかったからハノイに帰れない、というようなことはなさそうです。

結局ニンビンのトレインステーションには行きませんでしたが、行き同様本数が少ないので、電車の時間に合わせてピリピリしたくない人には、断然バスがおすすめです。

なお、電車でハノイに帰る場合は、Chookie’s Hideaway Barというカフェが近くにあるので、出発まで暇をつぶすのに便利だと思います。

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