チェンマイ市内の高級5つ星ホテル。アナンタラリゾート宿泊レポート

チェンマイのホテル

アナンタラ チェンマイ リゾート(Anantara Chiang Mai Resort)は、チェンマイを流れるピン川沿いに建つ高級5つ星ホテルです。

5つ星の中でも、最高級のホテルはチェンマイには数えるほどしかありません。

そして、その多くは旅行者の多い市内から遠く離れた場所にあります。

 

その点、このアナンタラリゾートは、散歩がてらターペー門辺りまで歩けるほど好立地です。

単純に場所がいいだけでなく、チェンマイらしさを残したままのラグジュアリーな雰囲気は、さすが5つ星ホテルといったところ。

建物内に足を踏み入れると完全に別世界です。

開放的なロビー部分からは、しっかりと手入れされた美しい庭を望めます。

どこを見ても美しいと感じられ、初日から最終日まで、似たような写真を無駄に撮りまくってしまいました。

庭の先には、ピン川が美しく見える絶景ポイント。

リバービュールームに泊まらなくても、朝食はこの景色を見ながら食べられます。

室内も、古都チェンマイのイメージをそのまま残した芸術的な造りをしています。狭い部屋でも50平米あるため圧迫感がありません。

仮にホテルから出られないという状況になっても、1週間は余裕で過ごせると思います。

 アナンタラ チェンマイ リゾートの特徴

  • 口コミ評価が高い
  • 好立地
  • 空間全てが美しい
  • 旧イギリス領事館をベースに建てられた
  • ピン川沿いのゆったりした雰囲気
  • 広々とした室内

今回は、そんなアナンタラチェンマイの宿泊レビューになります。

アナンタラ チェンマイ リゾート の
料金・口コミをチェック

レビューする部屋
▸部屋タイプ:カサラ リバービュースイート
▸広さ:105平米
▸眺め:リバー
▸朝食:あり
▸価格:90,000円
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アナンタラ チェンマイ リゾート (Anantara Chiang Mai Resort)

ホテルの敷地のちょうど真ん中くらいから、客席のバルコニーに向かって撮影したものです。

このホテルは、全ての部屋がガーデン、もしくはリバーが見えるように設計されており、どの客室に宿泊しても室内から美しい景観が望めます。

ホテルの概要

  • 宿泊費用:60,000円~90,000円
  • 客室数:84
  • チェックイン時間:15時~
  • チェックアウト時間:~12時
  • アゴダをチェックする

外観はこんな感じ。メインエントランスの真ん前に巨大な壁と木が設置されており、外からは何も見えないようになっています。

壁の裏を抜けると、一気に5つ星ホテルの高級感漂うスペースが現れます。

写真の一番奥がフロント。

ロビーの空間がめちゃくちゃ広くて、ここだけで満足してしまいそうになりました。

ウェルカムドリンクはしっかりと冷えたバタフライピーのドリンク。

ちょっとしたお菓子とお手拭きも添えられています。

ロビーは大きな人工池に面しており、チェックイン、チェックアウト時にくつろぐだけの空間としてはもったいないくらい素敵でした。

川に続く広大なスペース

ロビーの先には美しい庭が広がります。

旧市街やニマンヘミンで、このような大規模な自然を持つホテルはないのではないでしょうか。

細かいところまでしっかりと手入れされており、どこを歩いても安心でした。

敷地の真ん中を貫く廊下を進むと、左にスパとプール。

右には、旧イギリス領時館をリノベーションした、現在はレストランとなっている建物が現れます。

この建物は1921年に建てられたもので、アナンタラリゾートチェンマイ自体が、この建物を中心に造られたと言われています。

当時のコロニアル様式は健在ですが、チェンマイの雰囲気ともうまく融合していますね。

そして、敷地の奥から見えるのが川沿いの風景。素晴らしいの一言に尽きます。

客室のバルコニーでもタバコが吸えますが、この川沿いにも灰皿が置いてありました。

喫煙者は、美しいピン川の真ん前でゆっくりと休憩することができます。 

大きなジムとプール

広大な敷地を誇る5つ星ホテルなだけあって、プールだけでなくジムも充実していました。

ロビーのすぐ横にある2階への階段。これがジムへとつながっています。

中には様々な器具がびっしりと並んでいました。

ヨガなどができるスペースも別にありました。

 

アナンタラ チェンマイ リゾートは、プールが美しいことでも有名です。

建物とピン川にはさまれており、片方には川が見えるようにビーチチェアーがズラリと設置されています。

もう片方には、綺麗な花が咲くハスだかスイレンだかが美しく並びます。

池で泳ぐコイや小さな魚。絵になりますね。

プールだけでなく、このプールの周りに設置された池がセットになって、非常に美しい景観を作り出していました。 

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宿泊レビュー

私はカサラリバービューに宿泊しました。

このホテルには日本の旅館のような玄関があり、鍵を開けるとまずは玄関スペースが現れます。

室内履きのスリッパや傘に、間接照明や植物などのちょっとしたインテリア。

そして、玄関を開けると開放感あふれる部屋になっています。

ベッド周りの雰囲気

部屋のど真ん中にテレビが置かれており、このテレビによって寝室とリビングスペースが半分に分かれています。

こちら側にはベッドと、外に向けられて設置されたデスクのみ。

ベッドの前のスペースが非常に広くて快適でした。

ベッドの両サイドには照明が設置されています。

照明の上には、室内のライトをコントロールできるスイッチや電源など。

電源は両サイドにあるので、ベッド周りで色々充電できますね。 

リビングスペースの雰囲気

テレビを挟んだ逆側には、2人が横になれるほど大きなソファーベッドと、対面で食事がとれるテーブルが置かれています。

私は2泊しましたが、正直テーブルはほとんど使っておらず、奥のソファーベッドでダラダラしていました。

テーブルの上にはウェルカムレターの他に、季節のフルーツやスナック菓子などが置かれていました。

長期で滞在する人ならば、ここで食事をする機会もあるはずです。

テーブルの奥はクローゼットゾーン。

手前にはエスプレッソマシンと流し台。コーヒーはボタン1つで飲めるようになっていました。

その上の棚にはお茶セット。

向かい側には冷蔵庫があります。びっしり入っていますが、残念ながら有料です。

その上には無料の水やポット、アルコール類が用意されていました。

 

さらに奥に進むと引き戸があり、その中はウォーキングクローゼットのようになっています。

セーフティーボックスやアイロン台、バスローブなどはここにまとまっていました。

一番奥にはベンチが設置されていますが、その片隅にワインセラー。

値段が怖かったので中は見ていません。

バスルームの雰囲気

バスルームはベッドの脇に設置されています。

完全に丸見えですが、全て閉じることも可能です。

家族や恋人と旅行をする際にも、ちゃんとプライバシーが守られる設計になっています。

洗面台もウッドベースで統一されており、脇には高級感あふれるアメニティーが揃っていました。

バスタブは、部屋のサイズと比べるとやや小さいと感じましたが、ゆったり浸かることができます。

シャワールームへのアクセスやタオルの位置などが非常に機能的でした。

奥にはシャワールームとトイレ。

両者はガラス窓によって隔てられているだけなので、同行者がシャワー中におなかが痛くなったら大変そうです。

扉を開放しておけば、バスタブからも外の景色を見ることができます。

バルコニーの雰囲気

部屋の奥は一面がガラス張りになっていて、広々としたバルコニーに出ることができます。

バルコニーの隅には大きなソファーベッドが置かれており、

もう一方にはテーブルセット。

これだけ家具を置いても十分な広さがあります。

ソファーの上には灰皿とマッチが置かれていたので、喫煙者はここでタバコを吸うことも可能です。

そして肝心の景色。リバービュールームなのでピン川がしっかりと見えました。

 写真中央の緑に覆われた横長の建物がスパで、その向こう側がプールになっています。

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夜の雰囲気とターンダウン

暗い時間帯になると美しい照明が灯りだし、静寂が訪れます。

客室のある廊下もこの通り。

天井には照明がなく、壁から漏れる光が廊下を照らします。

部屋に戻ると、ベッド周りに水とスリッパが置かれており、ランドリーの案内もセットされていました。

バスタブの横にはアロマセット。

夜景がきれいなタイプのホテルではありませんが、ピン川に架かる橋や、その周りが明るくなっていました。

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川沿いレストランでの豪華な朝食ビュッフェ

朝食は、旧イギリス領事館を改装したレストラン、The service 1921 restaurant & barでいただきます。

名前からも、1921年に建てられたというのが分かりますね。

私は2泊しましたが、1泊目はこんな感じの曇り空で残念でした。

今にも雨が降りそうだったので、屋根のある室内に近い場所で食べることに。

しかし2泊目は美しい光が差し込む晴天だったので、川沿いで楽しく朝食を食べられました。

直射日光が当たりやすい場所ですが、早い時間に行けば川岸に座ってもそこまで暑くないので、絶対に川岸がおすすめです。

アラカルトメニューは、好きなものを好きなだけ注文することができます。

ご覧の通り種類が多いので、1週間滞在しても食べきることはできないでしょう。

これ以外にも、建物内にはビュッフェコーナーが並びます。

パンやサラダ、スイーツやドリンクコーナーはもちろん、チェンマイ名物カオソーイも揃った麺コーナーもあります。

ということで、本場チェンマイのカオソーイ。

味は言うまでもないですが、他の料理も楽しめる少量でちょうど良かったです。

もう1つのチェンマイ名物、ナムプリックを使ったプレート。

野菜に対してナムプリックヌムの量が少なめでしたが、適度な辛さでこれはかなり美味しかった。

和食はありませんが、タイの定番料理やチェンマイ料理、洋食はしっかりとそろっていますし、グルメの人でも満足できる味だと思います。

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5つ星ホテルのアフタヌーンティー

滞在2日目が1日中雨で身動きが取れなかったため、急遽アフタヌーンティーで時間をつぶすことにしました。

旅行中の雨には予定を狂わされますが、大きなホテルは館内のアクティビティも充実しているので、時間が無駄になることはありません。

アフタヌーンティーも、朝食と同じくThe service 1921 restaurant & barでいただくのですが、今度は完全に室内です。

イギリス領事館だったというだけあり、この空間だけはチェンマイとはかけ離れたレトロなヨーロピアン風に仕上がっていました。

 

セットのドリンクは、以下の中から1人2杯選択できます。

2人で2杯かと思って聞き直したら、1人2杯ずつであっていました。

1人セットの場合は650++バーツ、2人セットだと899++バーツ。これは2人用です。

お茶を4杯選んだら、急須が4つ来るところでした。

私の調べた限り、一番下のスコーン以外は定期的にメニューが変わっているようです。

1日中部屋でダラダラしていて、そんなにお腹が空いていたわけではないですが、甘いものが多すぎるということもなかったため全部食べることができました。

2人用だと税金など合わせて1050バーツ程度なので、旅行中のおやつということを考えると、めちゃくちゃ高いわけではないと思います。

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アナンタラ チェンマイ リゾート への行き方と周辺地図

最高級の5つ星ホテルの中では、比較的旧市街などから近い場所にあります。

とはいっても、川岸なので旧市街までは20分ほどかかります。

  • セブンイレブン‥徒歩2分
  • ナラワット橋‥徒歩12分
  • ワローロット市場‥徒歩13分
  • ターペー門‥徒歩20分

ホテル正面は三差路になっており、一方通行が多いです。

ホテルを出たら、ホテルを背にして右にしか進めませんが、そこまで不便ではありませんでした。

最寄りのセブンは、ホテルを出てまっすぐ歩けばすぐです。

写真の突き当りがアナンタラですね。

 

この辺りには、タイ人の若者にも大人気のお洒落カフェが点在しています。

Magokoro(徒歩3分)

日本茶を中心に和風のスイーツが充実しているカフェで、平日でも並びます。

並ぶ人のために部屋を増設するくらい待つので、行くなら開店と同時がおすすめ。

Self(徒歩5分)

様々なお酒とコーヒーをミックスさせるドリンクが人気で、こちらもタイ人の若者が多いです。

店内にも、レトロなバーのようなインテリアが設置されています。

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市内観光にも適した超高級5つ星ホテル

アナンタラ チェンマイ リゾートのルームカテゴリーは全部で4つ。

  • デラックスガーデンビュー
  • デラックスリバービュー
  • カサラガーデンビュー(カサラスイート)
  • カサラリバービュー

カサラという名の付く部屋は、単純にデラックスの2部屋分ほどの大きさになるので、かなり広いです。

ただし、デラックスルームでも50平米ありますし、バルコニーのソファーをはじめ、置かれている家具はそこまで変わらないため、デラックスでも十分な気もします。

やはりアナンタラチェンマイのラグジュアリーな雰囲気を味わうならカサラルームがおすすめですが、値段も大きく異なるので、宿泊日数や予算と相談してみましょう。

 

以下で値段が確認できます。チェックすべきは、公式サイトとアゴダです。

アナンタラ チェンマイ リゾート の
料金・口コミをチェック

公式サイトの方は、一般の予約者とディスカバリー会員専用(アナンタラ会員)の2つの価格設定に分かれます。

料金を安い順に並べると、ディスカバリー会員 < アゴダ < 一般会員という感じで、アナンタラの会員であればアゴダよりも安くなります。

会員でない人はアゴダの方が安いと思いますので、確認してみてください。

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