アイアン32ホテル(Iron32 Hotel)は、チェンマイ旧市街の東を流れるピン川近くの小さなホテル。
日本人の口コミはないものの、口コミ評価が9.0を超えるリバーサイドのホテルの中では、最も安いホテルです。
ちなみに、このホテルに泊まったのはロイクラトンの日でした。
ピン川の会場にも徒歩で10分かからないということもあり、試しに泊ってみることに。
結果は、部屋から出たくなくなるほど快適。
料金を考えると、下手な5つ星よりも良かったです。
1階がバー&ビストロになっており、荷物を持って入りにくい雰囲気でしたが、店員さんがすぐにフロントに通してくれました。
- 口コミ評価が高い
- 室内が清潔
- コスパがいい
- ピン川まで歩いてすぐ
- 市場巡りに適した立地
上記は、あくまでもホテルとしての特徴です。
色んな種類の部屋がありますが、このホテルでおすすめなのは1部屋しかないルーフトップの1ベッドヴィラ。
120平米のペントハウスとなっていて、
- 異様に広いバルコニー
- 本格的な屋上バーベキュー
- 空の見えるバスタブ
などが楽しめます。
上階につながる階段の手前に扉があり、この扉を抜けてからは全てペントハウスの敷地になっています。
これだけ聞くと高そうな感じもしますが、1泊なんと5,000円~12,000円くらいで宿泊可能。
正確に言うと、ホテルの公式サイトでは3800バーツ(約12,000円)する一方で、アゴダで安い日を探せば1,500バーツくらいで泊まれるので、5,000円以下ですね。
ちなみに、私はチェンマイのホテルが最も高騰するロイクラトンの日に泊まったにもかかわらず、1,600バーツ(5,000円程度)でした。
今回は、そんなアイアン32ホテルの宿泊レビューです。
▸部屋タイプ:1ベッドヴィラ
▸広さ:120平米
▸眺め:シティ
▸朝食:なし
▸価格:5,000円
アイアン32 ホテル (Iron32 Hotel)
建物自体は非常に小さく、全部で7部屋しかありません。
正面の道路に面するバルコニー付きの部屋が見えていますが、最安値の部屋には窓がないためそれだけ注意しましょう。
1階が飲食店で若干騒がしいものの、ホテルゾーンは非常に静かですし、何より清潔。
滞在中は快適に過ごせるはずです。
- 宿泊費用:3,000円~12,000円
- 客室数:7
- チェックイン時間:14時~23時
- チェックアウト時間:~12時
- アゴダをチェックする
宿泊レビュー
上述した通り、私は最上階の1ベッドヴィラに宿泊しました。
想像以上に広く、フロアプランまでありました。
このマップの上半分と右の広いスペースは、全てバルコニーです。
半分以上バルコニーですが、全体で120平米もあるので室内も広々としていました。
部屋の半分以上を占めるバルコニー
部屋の扉を開けると、まずは階段が現れます。
Heaven(天国)へと続く、ペントハウス宿泊者専用の階段。
そして、階段を上りきるとバルコニーの一角に出ます。
まずはバーベキュースペース。
2人用の部屋に備え付けておくには非常にもったいない代物です。
結局バーベキューはしませんでしたが、炭と肉さえあればワイワイ楽しめます。
その奥には流しなどもあるので、調理も可能。
室内にあるトイレとは別に、屋外用のトイレもありました。
この場所にテントをいくつか張って生活できそうなくらいの設備が整っています。
そして部屋の正面のスペース。
ウッドチェアーが2脚置かれており、外を見ながらダラダラできます。
ただ、ルーフトップなので日が当たる時間帯はかなり暑かったです。
窓の多い寝室
バルコニーがメインみたいな部屋ですが、室内に入るとまずはベッドルームになっています。
窓が多くて室内でもかなり明るかったです。
ベッドの向かいには、テレビと小さな棚、衣類かけなどが設置してありました。
棚の中にはセーフティーボックスもあります。
寝室の入り口を撮影。
一面が窓ガラスになっていて、明るい光が差し込みます。
階段の手前にもオートロック式の鍵がありますが、寝室は寝室でオートロックになっています。
バルコニーに出る際に鍵を忘れると部屋に入れなくなるので、この点だけちょっと面倒でした。
そしてキングサイズのベッド。非常にシンプルで、これはこれでオシャレな感じがしますね。
ベッドの横には、むき出しタイプのスイッチや電源。
反対側にも、電源とヘッドランプ、電話などが置かれていました。
この部屋だけを見るとそこまで広くはありませんが、窓が多いため全く狭く感じませんでした。
空が見えるバスルーム
寝室とは別に、奥にもう1つ部屋があります。
これがその部屋に入ってすぐのスペースです。
小さな食卓と、かなり巨大な鏡が置かれていました。
その脇のスペース。
- 冷蔵庫
- 電子レンジ
- 流し台
- 食器類
などがありました。
コンロはないものの、電子レンジは結構ポイント高いです。
何気に、この部屋にもエアコンが付いているというのが素晴らしかったです。
バスルームは、この部屋の奥に位置します。
洗面台には、夜になると無駄に光る電球が施されていました。
- 歯ブラシ
- カミソリ
- 綿棒
- 石鹸
- ドライヤー
など、アメニティ類も一通りそろっています。
洗面台の隣には、独立したシャワールームとトイレ。
このシャワースペースは、120平米の部屋の割にはかなり小さいと感じましたが、まぁ普通に浴びる分には問題ない大きさです。
そして、バスルームの一番奥にあるのがバスタブ部屋。
それなりに大きな猫足のバスタブがすっぽりと入る、バスタブしか置かれていない部屋です。
これだけでも感動ものですが、天窓が良かったです。
気にならない人であれば、ブラインドも開けて湯船につかることも可能です。
気持ちよすぎて、無駄に2回お風呂に入ってしまいました。
最後にもう一度言うと、安い日ならこの部屋に5,000円以下で泊まれます。
アイアン32 ホテル への行き方と周辺地図
ピン川にかかるクアレック橋の近くに位置します。
はじめは、正面の道路が一方通行というのが不自由でしたが、慣れればどうってことはありません。
それなりに車通りの多い道です。
- ピン川(クアレック橋)‥徒歩2分
- セブンイレブン‥徒歩4分
- リンピンスーパーマーケット‥徒歩5分
- ワローロット市場‥徒歩10分
- ターペー門‥徒歩17分
- チェンマイ駅‥徒歩23分
橋が近いため、川の向こう側にも簡単に移動ができます。
チェンマイの中心は、旧市街やニマンヘミンのあるピン川の西側です。
しかし、東側にもオシャレなカフェをはじめ、チェンマイらしさを楽しめる場所は多いので、探検して見るのも面白いと思います。
ホテルを出て斜め向かいくらいには、Rasta Cafe(ラスタカフェ)というバーがあり、夜遅くまで営業していました。
日本人はいませんでしたが、白人を中心に人気のお店のようで、遅くまで盛り上がっていました。
ペントハウスはコスパ最高
旧市街やニマンヘミンにあるホテルではないですが、ルーフトップの1ベッドヴィラはコスパ的に最強です。
子供1人までなら家族でも宿泊可能なので、子連れのチェンマイ旅行にも適しています。
恐らくアゴダが最も安いと思いますが、一応以下のサイトで予約が可能なので、確認してみてください。
コメント