セーフハウス168宿泊レビュー!キャンプ場併設の新築ホテル in チェンマイ

チェンマイのホテル

セーフハウス168 (Safehouse168)は、チェンマイ・メーリムの市街地と山エリアの中間に位置する小さなホテル。

客室がわずか4部屋しかないにもかかわらず、プールやキャンプゾーン、バーなど、施設の充実ぶりがすごかったです。

家族や恋人とプライベートな空間でゆっくりしたい人におすすめ

駐車場には砂場も設置されているので、子連れでも敷地内で楽しく過ごせるでしょう。

 

ただし、客室が少ないため予約がとりにくく、アーリーチェックインも難しいというのが欠点。

私が訪れた日も当然満室で、また前日にもお客さんが入っていたためアーリーチェックインができませんでした。

このホテルの特徴

  • 大自然の中のキャンプエリア有り
  • 団体客がいないので非常に静か
  • ランドリー、スナック、カップ麵無料
  • カップルやファミリーに最適な設備
  • 2020年11月にできたばかり

他の宿泊客と接触する可能性がほとんどなかったので、巨大な庭付きのプールハウスに自分だけが暮らしているような錯覚になりました。

セーフハウス168 の
料金・口コミをチェック

公式サイトからも予約可能ですが、アゴダで安い日を選べるなら、かなりお得になると思います。

レビューする部屋
▸部屋タイプ:デラックス(プールアクセス可)
▸広さ:50m²
▸眺め:プール
▸朝食:あり
▸価格:20,000円
補足

プールアクセス可のデラックスルームは1部屋しかありません。全4部屋の客室は3つの部屋タイプに分かれているので、目当ての部屋がある場合は早めの予約をおすすめします。

なお、休日と週末で値段に大きな差が出ます。
※2021年5月~改装工事のため、しばらくお客さんを入れないと言っていました。

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セーフハウス168(Safehouse168)

ホテルの外観。2階建ての落ち着いた家のように見えます。

同じ建物を、反対側のキャンプエリアから撮影したもの。

こちらからだと3階建てのように見えますね。

プールバーとキャンプエリアをつなぐ階段

この辺りは傾斜が激しく、建物からキャンプ場への道も、軽い下り坂が続きます。

このホテルは、その傾斜をうまく利用して建てられているんですね。

ホテルの概要

  • 宿泊費用:7,500円~15,000円
  • 客室数:4
  • チェックイン時間:15時~22時
  • チェックアウト時間:~12時
  • アゴダをチェックする

ホテル全体の雰囲気とプール

入り口を抜けると、まず見えるのがプール付きのバーゾーン。

正直プールは小さいですが、シックなバーの雰囲気とは相性抜群で居心地が良かったです。

プールバーから階段を降りたところの部屋。

この部屋はまだ完成していない感じでした。

小さいですが、こちらにもプールがあります。

ちなみに、プールは7時~22時の間で利用可能。ただし、寒い時期も多いので早朝と夜間に使う機会は少なそうです。

その下にはキャンプスペースが広がります。

そのキャンプスペースの横にある建物がデラックスルーム。

バスタブ付きの部屋もあり、ガーデンを見渡せます。

キャンプゾーン

洗練されたプールバーからは想像できないほどの、豊かな自然を活かしたキャンプゾーン。

同じホテル内とは思えないギャップです。

ホテルの周辺には何もないですが、家族で宿泊すれば夜間も楽しめそうですね。

このキャンプ場も小川も外部からは隔離されたホテルの施設内。外から他の人が入れないようになっているので安心です。

 

敷地は背の高い木に囲まれており、たくさんの果実がなっていました。

マヨンチット(プラムマンゴー)

マンゴー(チョークアナン種)

日本で売られているようなマンゴーや、タイの市場で出回る定番のナムドークマイ種とは違い、小ぶりのマンゴーばかりでした。

熟したマンゴーが散らばった小川沿い。もったいない気もしますが、タイの田舎では当たり前の光景ですね。

ちなみに、私は4月初めに訪れました。マヨンチットは旬の終わりかけ、マンゴーはこれから旬を迎えるような時期です。

その他、こんなトンネルがあったり、

ハンモックでゆったり寝られたりと、コンパクトながら自然を満喫できる環境が整っています。

もちろん、しっかりとしたテーブルもありますし、雨でも快適に過ごせるスペースは確保されています。

オールフリーのセルフサービス

このホテルでは、以下のサービスが無料で受けられます。

  • 水飲み放題
  • コーヒー・紅茶飲み放題
  • お菓子食べ放題
  • カップ麺食べ放題
  • 洗濯し放題

水やコーヒーの飲み放題は普通として、カップ麺も無料、洗濯も無料です。

バースペースに設置されたコーヒーメーカーとカップ麺。

ボタン1つでコーヒーが入れられるので、滞在中には部屋のエスプレッソマシンは使いませんでした。

なお、このホテルのコップはラップに包んで保管されています。

滞在中にコーヒーを5杯くらい飲んだので、その度にラップをはがすのは気がひけましたが、潔癖と言えるほどの清潔感へのこだわりを感じました。

かき混ぜる用のスプーンも1つずつビニール袋に小分けされていました。

個人的に最も嬉しかったのが洗濯機です。

洗濯をして、そのまま隣の乾燥機に入れれば、合計2時間程度で完了します。

チェンマイ市内とは違い、24時間のコインランドリーや洗濯屋さんが近くにないので、自由に洗濯できるのは助かりました。

かしこまったホテルのランドリーサービスよりも、ずいぶんと気が楽です。

運がよかっただけなのか、他の宿泊客の利用時間ともかぶりませんでした。

洗剤や柔軟剤も好きなものを自由に使えます。

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プールアクセス可デラックスルーム宿泊レビュー

バルコニーから直接プールに入れるデラックスルームに宿泊しました。

共有プールですが、お客さんが少ないのでプライベートプールのように使えました

扉は2重構造になっており、1つ目の扉を開けると1~2畳くらいの玄関スペースが現れます。

ここには傘とスリッパが用意されており、ちょっとした荷物置きもあります。

寝室の雰囲気

玄関から部屋に入って真っ先に感じたのが、柱が多いという点。

部屋の中央にある柱の存在感が大きいので、視覚的に部屋が狭く感じます。

そして、その柱に隠れて見えるのが、寝室に設置されたバスタブ。

オシャレですが、バスルームとは少し離れているので使いにくいと言えば使いにくいです。

ただ、プールの延長で水着のまま入るのであれば、ちょうど良い位置にあります。

バスタブの横にはセーフティボックス。

その対角線上にあるのがキングサイズのベッドです。

柱に囲まれるように配置されていますが、これはこれで落ち着きます。

コンセントは枕元の両サイドにあります。

柱をうまく利用して設置されたレースのカーテン。ベッドの周りを囲えるので、蚊帳の役割も果たしています。

これはバルコニーから撮影したものですが、窓のカーテンを開けっぱなしでベッド横のランプを付けた状態でも、それなりに目隠しになっています。

エアコンの他に、リモコンで風量やタイマーをセットできるハイテクな天井扇風機がありました。

ベッドの正面にはテレビと冷蔵庫。その横には簡易な鏡台が設置されています。

冷蔵庫には無料の水が5本。

常温の水も3本。

使ってませんが、高級ホテルにありがちなエスプレッソマシンもありました。

バスルームの雰囲気

寝室の隅に設置されたバスタブ。

フェイクのキャンドルに囲まれており、窓のすぐ外にはプールがあるので、ロマンチックな気分で入浴できます

一応このバスタブのところにもボディーソープやシャンプーがありますが、ちゃんと体を洗いたいならシャワールームを使いましょう。

シャワールームはベッドのすぐ横にあります。

入ってすぐのところには、以下が置かれています。

  • バスタオル
  • ドライヤー
  • バスローブ
  • スリッパ
  • アメニティー類
  • ハンガー

バスローブもアメニティーもしっかりと包装されており、非常に清潔な印象を受けました。

ロゴ入りのアメニティーセット

  • 歯ブラシ
  • くし
  • 綿棒
  • シャワーキャップ
  • 石鹸
  • ソーイングセット

などが、Safe Houseのブランド名とロゴ入りでまとまっています。

シャワールームの右側にはトイレ。便器の後ろに設置された鏡が大きくて印象的でした。

そして奥に洗面台とシャワー。

バスタブ、シャワー共に、お湯の温度も水量も素晴らしく快適に入浴できました。

バルコニーの雰囲気

プールがあり景色もいいので、究極にダラダラできます。

バスタブの横にある、バルコニーへとつながるガラス扉。

扉を抜けたところに、ブランコタイプのソファーが設置されています。

これだけでも十分なのですが、

奥まったところにもベンチシートとテーブルがあります。

ベンチシートからのプールの眺め。

プールに足を付けてすぐのところには噴出口が付けられており、段差に座ってジャグジーに浸かるようにダラダラできました。

逆に、プール側から見たバルコニー部分。

共有スペースからは丸見えになりますが、ある程度は仕方がないですね。

なお、バルコニーは完全禁煙

ホテルの駐車場部分が近いので、喫煙者はタバコはそちらで吸うか、キャンプエリアで気分よく吸いましょう。

夜間のプールバーと静寂に包まれるキャンプ場

夜になると、フロント部分がムーディーな雰囲気のバーに変わります。

プールは22時までですが、バーは比較的遅くまで営業していると言っていました。

ただ、それはお客さんがいればの話。

23時くらいにカクテルでも飲もうと部屋から出たのですが、スタッフはすでにおらず結局飲めませんでした。

カクテルは、ほとんどが270バーツに統一されています。

  • モヒート
  • マイタイ
  • ロング アイランド アイスティー
  • ピニャコラーダ
  • セックス オン ザ ビーチ
  • マルガリータ

など、定番メニューはほぼありそうです。

リキュールが充実しているので、頼めば他のものも作ってくれるかもしれません。

公式のインスタグラムにも挙がっていますが、インスタ映えするオシャレなカクテルもあります。

プールサイドから、私が泊まった部屋のバルコニーを撮影。

時間外ですが、入ろうと思えばプールにも入れそうでした。寒いけど。

キャンプ場にも明かりが灯っており、夜中でもそれなりに明るかったです。

暑い時期でも、朝夕は気温が下がるエリアです。

涼しいキャンプ場でボーっとするのは、タイではなかなかできる経験ではありません。

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ホテルの朝食と夕食

ここへは車で訪れる人がほとんどだと思いますが、歩いて行ける範囲には何もないので、外出が面倒なら夕食をホテルで食べるのもありだと思います。

朝食のメニュー

朝食は8:00~10:00の間に提供されます。

メニューは以下の2つの中から選択。

  • タイ風ブレックファースト
  • アメリカンブレックファースト

チェックイン時に翌日の朝食の時間とメニューの種類を聞かれるので、その場で回答してしまうのが楽だと思います。

 

選択できる時間が8時からと若干遅いため、早朝から活動したい人は朝食を食べないのもありだと思います。

可愛らしいバスケットに入れられて運ばれてきます。8時と言ったら、8時きっかりに用意してくれました

なお、朝食のテーブルはプールサイドやキャンプエリアなどを含め自由に選べますが、雨天はバースペースで食べることになります。

アメリカン ブレックファースト セット

タイ風ブレックファースト セット

豪華ではないものの、できたてを食べることができました。

夕食のメニュー

ホテルで夕食を食べるつもりはありませんでしたが、雨が降っていたので外に出るのが面倒だなーと思っていたところ、

「夕食は食べる?ムーカタならあるよー」

とホテルの人に言われ、お願いすることにしました。

ムーカタとは、1つの鍋で焼肉としゃぶしゃぶができる、タイ人に人気の食べ放題メニューで、100バーツ程度で食べられる安い店もあります。

ここのムーカタは699バーツだったので、ちょっと高いなーと思いましたが、その量と質を見て納得。

大量の肉と野菜。タイ料理が苦手な人でも食べられるんじゃないかと思います。

寒い時期なら、さらに美味しく食べられそうですね。

キャンプエリアで食べましたが、スタッフが雨の中何度も足を運んでくれて、必要なものはないかなど、常に気をかけてくれていました。

追加で注文もできたようですが、2人でこの量は食べきれず満足しました。

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セーフハウス168 への行き方と周辺地図

周りには何もなく、わかりやすい場所に建っています。

メーリム市街からモンチェム方面に行く道に入り、途中で右折。

後は道なりに行けば右側に見えてきます。

これが右折ポイント。

PTというガソリンスタンドの手前を斜め右に入ってまっすぐ進むだけです。

山に囲まれた道が続きますが、看板があるのでわかるはず。

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家族やカップルで自然を堪能できるホテル

小さいながらも、サービスがしっかりと行き届いていて快適に過ごせました。

きれいに管理された屋内エリアと、大自然に囲まれるキャンプエリアが見事に融合しており、宿泊客に大きな満足感を与えてくれます。

バーでカクテルを飲む雰囲気の良いカップルや、キャンプ場でワイワイ楽しむファミリーの姿が浮かびますが、誰と泊まっても良い思い出になるでしょう。

以下から宿泊料金や口コミ、予約が可能です。私が予約したときはアゴダが最も安かったです。

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