ユーニンマンチェンマイ(U Nimman Chiang Mai)は、チェンマイ・ニマンヘミンの交差点にあるラグジュアリーな5つ星ホテルです。
立地の良さ、機能的で美しい施設、その割には安いということで、ビジネストリップからカップル旅行、子連れの家族旅行まで、あらゆるグループが快適に滞在できます。
広々としたロビーは、高級ホテルの落ち着きを残しつつ、ニマンヘミンの華やかさをうまく表しています。
客室もモダンで機能的。
2016年オープンのホテルなので、ところどころ古いと感じる部分はありますが、豪華かつシックな雰囲気の寝室でした。
忘れてはならないのがプールです。
交通量の多い交差点が見える設計になっており、夜になると向かいのMAYA(メイヤー)というデパートの輝きを望むことができます。
- 口コミ評価9.2
- 全体的にゴージャス
- 2つのデパートに挟まれる好立地
- 郊外へのアクセスが容易
- 5つ星なのに安い
- 初チェンマイ旅行にもおすすめ
レンタカーやツアーを利用して郊外に出かけたい人にも、ニマンヘミンのオシャレスポットを回りたい人にもおすすめです。
今回は、そんなユーニンマンチェンマイの宿泊レビューになります。
▸部屋タイプ:プレミアムデラックス
▸広さ:36平米
▸眺め:シティ
▸朝食:あり
▸価格:18,000円
ユー ニンマン チェンマイ (U Nimman Chiang Mai)
タイに詳しい人であればイチタンという飲料メーカーをご存じだと思いますが、このユーニンマンは、そのイチタングループの経営するホテルです。
メディアへの露出も多いCEOのTan Passakornnatee(タン・パーサコンナティー)氏は、タイ人では知らない人がいないほど有名ですね。
ちなみに、道を挟んで西側にあるイースティン タン ホテル(4つ星)、ホテルの裏にあるワンニマンというおしゃれデパートもイチタングループ。
それぞれの入り口のところには、タンさんの巨大な人形も置かれています。
そんなイチタングループの手掛ける5つ星ホテルは、評価の高い口コミに違わず、あらゆる面で快適に滞在できました。
- 宿泊費用:15,000円~35,000円
- 客室数:147
- チェックイン時間:14時~
- チェックアウト時間:~12時
- アゴダをチェックする
ホテルの外には、水浴びする水牛をイメージした人工池。
このホテルを含め、一帯はチェンマイで最も近代的なエリアの1つですが、のどかなチェンマイっぽさをおしゃれに演出しています。
ロビーに入ると豪華なホテルそのもので、地方都市という雰囲気は微塵も感じさせません。
チェックインは一瞬で終わりました。
客室フロアもゴージャスですね。
写真は少し明るく加工しましたが、実際はもう少し暗くて高級感がある仕上がりになっています。
宿泊レビュー
私はプレミアムデラックスルームに宿泊しました。
普通のデラックスルームよりも少しだけいい部屋で、室内が気持ち広くなります。
ただ、デラックスにはあるバルコニーは、プレミアムデラックスにはありません。
入ったらまずはバスルームゾーンになっており、寝室が奥に続きます。
バスルームの雰囲気
玄関側から順番に紹介していきます。
扉を開けてまずあるのが、ハンガーかけ。
バスローブに傘、室内用のスリッパなどがまとめられています。
クローゼットはないですが、ハンガーがたくさんあったのでここに衣類をかけておけます。
その横に洗面台。
セーフティーボックスはここにありました。
石鹸は、チェックイン時に複数から好きな香りを選ぶことができます。
部屋に案内してくれる人が持ってきて、セットしてくれます。
洗面台の奥には冷蔵庫とドリンク類。
さすがにイチタンの静岡茶やビタミンウォーターは入っていますね。
なお、ウェルカムドリンクとして、この中のドリンクから1人1本好きなものが飲めます。アルコールもOKです。
私は1人で宿泊しましたが、2人用の部屋なので2本飲めました。
ただ、ウェルカムドリンクなので、2泊しても1人1本まで。
洗面台の向かい側には、シャワールームとトイレが独立して別々にあります。
鏡を中心に、左がシャワールーム、右がトイレになっていました。
ピカピカの鏡が超巨大で、何となく豪華な空間です。
個室のトイレ。ウォッシュレットは東南アジア式です。
シャワールームは腰かけられるようになっていました。
このホテルには、スイートルーム以上でないとバスタブがないのが残念です。
寝室の雰囲気
部屋の奥は、これまた豪華な雰囲気の寝室になっています。
ベッドの両サイドには、電源やスイッチ類、ヘッドランプの他、読書灯もあります。
枕の上の細かな柄がオシャレですね。
窓際には1人掛けのソファーとウェルカムフルーツ。
その向かいにはデスクというレイアウトです。
デスク上にはほぼ何もなく、パソコン作業がしやすい環境になっていました。
真上に照明があるので快適に作業できます。
そこまで広くはないですが、全体的にゴージャスで非常に快適でした。
なお、寝る前にテレビをザッピングしてたら日本の番組が映りました。
さすが5つ星ホテル。
景色が素晴らしいプール
このホテルに泊まるなら、是非足を運んでほしいのがプールです。
泳がなくても行く価値ありだと思います。
5階にあるので高層というわけではないですが、斜め向かいのMAYAデパートを中心に、開けた空間を見ながら泳ぐことができます。
夜には、そのデパートが輝きだして更に素敵。
カップル旅行するならロマンチックな気分になること間違いなしです。
こんな感じで。
めちゃくちゃ大きいプールではありませんが、普通に泳ぎたい人でもまぁ満足できるんじゃないでしょうか。
私は男1人で行ったので、プールサイドで食事をしました。
5つ星ホテルのレストランにしてはリーズナブルな方だと思いますし、普通に美味しかったです。
特に、チェンマイっぽい名前のオリジナルカクテルがいい感じでした。
パッタイにカクテル。
照明の関係で変な色になっていますが、大きなエビ入りで美味しかったです。
24時間利用可能なサウナとジム
プールは夜になると照明を落として真っ暗になりますが、サウナとジムは24時間利用可能。
ということで、夜中にサウナに入ってみました。
ジムはそれなりに広いです。
深夜のジム。
遅かったからか誰もいませんでしたが、時間を気にせず使えるのはいいですね。
サウナはロッカールームの中にあります。
スイッチを入れるだけなので操作は簡単ですが、温まるまでに結構時間がかかりました。
汗びっしょりのままシャワーを浴び、気持ちよく眠れました。
豪華なビュッフェの朝食
このホテルは朝食が美味しいことでも有名です。しかも種類が多くて豪華。
朝食会場は1階の大きなレストランです。
結構早い時間帯に行きましたが、すでに多くのお客さんが食べていました。
旅行者に交じって、ビジネスマン風の男性もたくさんいました。
タイ料理や中華系が多い感じがしますが、日本食や洋食も揃っており、1週間連泊しても飽きなさそうなほど種類豊富です。
ニマンヘミンのホテルの中では、最もレベルの高い朝食だと思います。
そんなに多くのホテルに泊まっているわけではないですが、さすがは5つ星ホテルだと感じました。
ユー ニンマン チェンマイ への行き方と周辺地図
ニマンヘミンで最も有名な交差点に位置します。
観光の拠点としてはこの上ない立地。
上述した通り、2つの巨大デパートに挟まれています。
真裏にあるのが、レンガ造りのオシャレなワンニマン。
様々なショップが入っている他、イベントなどで賑わっていたりします。
そして、道を挟んだ向かいにあるメイヤー。
バンコクにもありそうな一般的なデパートで、映画館や飲食店の他、チェンマイ土産に良さそうな商品が並ぶお店もありました。
屋上には雰囲気の良いレストランがあります。
この2つのデパートに行けば必要なものはほとんど揃いますが、オシャレなお店やカフェが軒を連ねるニマンヘミンの街中も、もちろん徒歩圏内。
ホテルにはレンタルサイクルもあるので、ホテルを拠点にして周辺を回れますし、行こうと思えば旧市街にも足を伸ばせます。
唯一の欠点として挙げられるのが、ピーク時の渋滞です。
バンコクほどではないものの、夕方はかなり混みあう場所なので、車を使って観光するつもりの人はそれを頭に入れておきましょう。
バスタブ付きのファミリールームもおすすめ
私は一人旅だったので、このホテルの中では安い部屋に泊まりましたが、カップルや家族で旅行するならスイートルームがおすすめです。
例えばこれは、私が泊まった部屋の2倍近くの広さがあるワンベッドスイートで、大人3名まで利用可能。
カップルで旅行するなら、寝室もバスルームも広々したこちらの部屋がよさそうです。
さらに、大人5名以上が宿泊できる2ベッドルーム(134平米)もあり、5つ星ホテルなだけあってバリエーションは結構豊富。
以下の予約サイトで希望日の値段や実際の口コミも確認できるので、旅行の予定がある人は参照してみてください。
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