バンコクからチェンライに行く際に、タイベトジェット航空を利用しました。
タイベトジェットの代表的な評判は以下の通り。
- 運賃が安い
- 路線網が充実している
- サービスに課題がある
LCCということもあり悪い評判を聞くこともあるものの、事前のアドオンサービスなどを利用すれば空の旅が非常に快適になることがわかりました。
チェンライ空港にあったベトジェットのブース
今回利用したアドオンサービスは以下の通りです。
- 優先チェックイン
- 手荷物の追加
- ダブルシート
- 機内食
- ラウンジ
他にも便利なサービスがいくつかあるので、まとめて紹介していきます。
オンラインチェックインについて
まずは、実際に空港に行く前に利用するオンラインチェックインについて。
オンラインチェックインは、出発の24時間前から3時間前までウェブサイトまたはアプリからできます。
手順は次の通り。
- ベトジェットの公式サイトにアクセス
- 「Online Check-In」をクリック
- 予約番号と搭乗者の姓を入力
- 表示される指示に従って進む
- チェックイン完了後、搭乗券をダウンロードまたは印刷する
搭乗券をスマホに表示できるのであれば、ダウンロードは不要かと思います。
利用空港を選んで進み、あとは個人情報を入力するだけ
ただし、以下の場合はオンラインチェックインができません。
- 出発3時間前を過ぎている
- システムメンテナンス中である
- 特別なサービスを予約している
- 幼児同伴の予約
オンラインチェックインでは座席指定も可能ですが、無料で選べる席は限られています。
特に窓側や通路側など好みの席を確保したい場合は、事前に追加料金を支払って座席予約することをおすすめします。
プライオリティチェックイン
空港での大きなストレスの1つが、チェックインカウンターに出来る長蛇の列。
今回は事前にプライオリティパスを購入していたので、優先レーンですぐにチェックインできました。
ベトジェットのプライオリティカウンター
早朝のフライトということもあってそこまで混んでいませんでしたが、ピークの時間帯に利用するのであれば、かなりの時間短縮になるでしょう。
なお、オンラインチェックインを既に済ませているのであれば、パスポートを提示して預け荷物を渡すだけでサッと終わります。
座席指定とダブルシート
オンラインチェックインの際や予約時に座席を指定できます(有料)。
特に以下のケースでは座席指定をおすすめします。
- 窓側や通路側など好みの席を確保したい
- グループで隣同士に座りたい
- 足元の広いシートに座りたい
また、「Double Seat」というサービスもあります。
ダブルシートというのは、2人で隣同士に座るということではなく、1人で2つのシートを使うという快適な空間を確保できるサービス。
値段は以下の通りです。
ルート | 機内価格(THB) |
---|---|
国内線のダブルシート | 1,000 / 1席 |
国際線(2時間未満)のダブルシート | 1,600 / 1席 |
国際線(2~4時間)のダブルシート | 2,200 / 1席 |
国際線(4時間以上)のダブルシート | 2,800 / 1席 |
プライバシーを重視したい、少し贅沢な旅を楽しみたい、という方におすすめ。
ただし、購入できるのは隣の座席だけで、荷物の上限が倍になるということはないので注意しましょう。
ベトジェットの荷物規定
ベトジェット航空の機内持ち込みの規定は以下の通りです。
- 機内持ち込み荷物のサイズ:メインの手荷物1つ(56cm×36cm×23cm以内)
- 機内持ち込み荷物の重さ:合計7kgまで
- 小物用バッグ1つ(ラップトップバッグ、ハンドバッグなど)も持ち込み可能
それぞれ詳しく見ていきます。
ベトジェットの機内持ち込み荷物
私はリュック1つで旅行に行くことが多いのですが、パソコンを持って行くと合計で7キロを超えることもあります。
ただし、リュック(7キロまで)とパソコンを入れた小さなかばん(3キロまで)に分けて、合計で最大10キロまでは機内に持ち込みが可能。
パソコンに限らず、リュック以外にハンドバッグなどの小物入れを2つまで持っていけるので便利です。
なお、ベトジェット航空の機内に飲み物や食べ物を持ち込むことはできますが、ドリアンやナンプラーなどの匂いの強い食べ物は持ち込めません。
モバイルバッテリーも、規定内であれば普通に持ち込めます。
ベトジェットの預け荷物
ベトジェットはチケット料金は安いですが、スーツケースなどの荷物を預ける場合は追加料金がかかります。
それを知らずに空港でスーツケースを預けようとすると、結構な料金が取られることも。
預け荷物の値段は路線で変わってきますが、事前予約しておいた方がかなりお得。
最大で1つにつき40キロまで預けられますので、スーツケースや大きなリュックなどの預け荷物がある場合は、予約時にまとめて購入してしまいましょう。
また、ゴルフバッグや楽器、もしくはテレビなどの大きな荷物も預けられます。
注意点は、一辺の長さが203センチ以内であること。
こちらも事前予約することでお得になります。
ベトジェットの機内食
ベトジェットの機内食はチケット予約時に一緒に購入できますが、機内でも購入可能。
様々なメニューが用意されており、普通に美味しかったです。
鶏のガパオライス(160バーツ)
少し辛いので辛さが苦手な方には微妙かもしれませんが、そんな方には照り焼きチキンやチャーハンもおすすめ。
ツナクロワッサンとグリーンティーのコンボ(200バーツ)
クロワッサンは結構大きくて食べ応えがあります。
ちょっと小腹が空いた時におすすめ。
ちなみに、クロワッサンは単体で120バーツ、グリーンティーは130バーツなので、ライトミールはコンボセットでの購入がおすすめです。
なお、各座席にはメニュー表と一緒に、2か月に1度発行されるベトジェットマガジンが入っています。
今回のチェンライ旅行で利用した「ル メリディアン チェンライリゾート」の広告も載っていました。
誰でも広告を載せることができるみたいなので、興味がある方はここから連絡してみてください。
ベトジェットのラウンジサービス
バンコクやチェンマイをはじめとする主要空港では、追加料金を支払うことでラウンジが利用できます。
普通にラウンジに行って支払うよりも、事前に予約しておいた方がお得に利用可能。
チェンライの空港にあるコーラルラウンジ
地方都市の空港なので、流石にスワンナプームのラウンジと比べると小規模ですが、それでも20人以上は利用できる広さでした。
コンセントもあるので、パソコン作業をしたりスマホの充電も可能。
食事やドリンク、Wi-Fiなどが全て無料。フライト前にリラックスした環境で過ごしたい方にはおすすめのサービスです。
タイベトジェット航空の利用まとめ
タイのベトジェット航空は、格安ながらも基本的なサービスはしっかりしており、評判も悪くありません。
特に、国内線の短距離移動には十分なサービスを提供していると感じました。
ただし、快適な旅をするためには、事前に以下の点を確認しておくことをおすすめします。
- オンラインチェックインは出発24時間前から3時間前までに済ませる
- 機内持ち込みの重量とサイズを確認し、必要に応じて追加サービスを購入する
- 機内食を楽しみたい場合は事前予約がお得
- 預け荷物が必要な場合は、必ず事前に購入しておく
できるだけ安く済ませたいのであれば、出発前に機内持ち込みの重量や預け荷物の有無、座席などを確認し、全て事前に予約しておくのがおすすめ。
今回のチェンライ旅行では、ベトジェットの利用で大きなトラブルもなく、スムーズな旅ができました。
コストパフォーマンスを重視する旅行者にはぴったりだと思います。
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