クロス チェンマイ リバーサイド(Cross Chiang Mai Riverside)は、カップルでチェンマイ旅行を考えている方におすすめの5つ星ホテルです。
建物全体が、思わず写真を撮りたくなるような美しいレンガ造りになっています。
屋上にはジムと大きなプールも完備。
プール自体も綺麗ですが、プールサイドが美しいことでも有名です。
プライベートな空間を楽しみたいカップルのために、ベッドソファーが1つずつ独立しています。
リバーサイドのホテルなので川にも近く、カヤックも無料で利用可能。
カップルが静かに滞在するために作られたホテルと言ってもいいくらい、建物全体がカップル仕様になっています。
実際に口コミには高評価が多いですし、私も泊まって良かったと感じました。
- 口コミ評価9.2
- レンガ造りでオシャレ
- 全体的に漂う上品な雰囲気
- 寝室の照明がロマンチック
- 美味しい朝食が有名
今回は、そんなクロス チェンマイ リバーサイドの宿泊レビューです。
▸部屋タイプ:ガーデンビュースイート
▸広さ:51平米
▸眺め:ガーデン
▸朝食:あり
▸価格:24,000円
クロス チェンマイ リバーサイド(Cross Chiang Mai Riverside)
外観からも大人の雰囲気漂う、ピン川沿いの5つ星ホテルです。
2021年の途中まではX2 Chiang Maiという名のホテルでしたが、いつの間にか名前が変わっていました。
特にタイ人のカップルに大人気で、ハイシーズンは予約で埋まります。
私が訪れた日も、前日が満室だったためアーリーチェックインはできませんでした。
少し早く到着したのでロビーやリバーサイドでダラダラしていましたが、部屋の掃除を急いでくれたのでそんなに待ちませんでした。
ウェルカムドリンクを飲みながら、中庭が見えるロビーで待機中。
すぐ横にはオシャレな螺旋階段がありますが、こんなのは序の口でした。
- 宿泊費用:15,000円~35,000円
- 客室数:29
- チェックイン時間:15時~
- チェックアウト時間:~12時
- アゴダをチェックする
写真映えするレンガ造り
このホテルの魅力の1つでもあるレンガ。
外装はもちろん、内装の一部もレンガでできており、建物全体が写真映えします。
レンガが斜めに積まれているというのにもこだわりを感じますが、そのレンガをくりぬいた形で作られたベンチシートもオシャレですね。
そして、なぜかホテルの中心に置かれた高級車。
私は車のことはよくわかりませんが、SNSではこの車と一緒に撮られた写真も多かったです。
一番オシャレだと感じたのが階段。
もちろんエレベーターはありますが、背の低いホテルなので階段を使ってみましょう。
よい撮影ポイントが見つかるんじゃないかと思います。
広々とした屋上のプールとジム
このホテルは朝食も有名ですが、屋上にあるオシャレなプールも人気スポットです。
最上階からスロープを上ってルーフトップへ。
スロープを上り切ると、まずは奇抜な屋根を持つジムが現れます。
高級ホテルにしてはジムが小さく、「ジムもあります」というためにあるような存在です。
しかし、ここの宿泊客の目当てはジムではなくプール。
一応リバービューですが、正面にレストランや巨大な木があるため、インフィニティプールとは言い難いです。
しかし、この大きさと清潔さ、そして高級感あふれる雰囲気は素晴らしい。
寝心地の良い2~3人用のソファーベッドが連結して並べられており、プールサイドでお酒を飲んだり写真を撮ったりできます。
あいにく滞在中はずっと曇りでしたが、天気が良ければ素敵な写真が撮れること間違いなしです。
芝生のあるリバーサイド
川沿いに位置するホテルということで、目の前のピン川にも行ってみました。
ここも写真スポットとしてはかなり素敵(曇りで残念)。
芝生に座ったり寝転んだりして、色んな写真が撮れそうですね。
反面、広々とした芝生によって、建物と川が結構離れています。
写真右にピン川、左側の赤いテントがレストランです。
客室はレストランのさらに奥に位置するため、リバーサイドの部屋に宿泊しても川がそんなに見えなさそうな気がします。
宿泊レビュー
上述したように、リバービュールームからも川が見えなさそうだと思ったため、私はガーデンビュースイートに宿泊しました。
バスタブはないですが、バスタブにこだわらないのであればこの部屋でも十分だと思います。
カップル旅行に適した寝室
部屋に入ったところから撮影したもの。
手前にバスルームへの扉があり、奥が寝室になっています。
ベッドがバルコニー側を向いていて、リバービューの部屋なら川が見えるのかな、という感じのレイアウト。
天井からうっすらと漏れる照明がきれいですね。
それ以外に、この部屋には様々なところに照明があり、しかも細かく調節することができました。
ベッドの頭部分が横長の机になっていて、ここで仕事から化粧まで色々できます。
机の一部が開いて鏡が現れ、中に化粧品などを入れて置けるようになっています。
連泊して化粧品を片付けておきたい女性には嬉しい設計ですね。
電源やスイッチもここに集まっています。
こことは別に、ベッドの枕元にも両サイドに電源やヘッドライトなどが備わっています。
ベッドの横には1人用の椅子にテーブルと照明。
大きなソファーなどはありませんでした。
テーブルの上には、ウェルカムフルーツとウェルカムスナックが置かれています。
さらに、ウェルカムミルクチョコレート。
ウェルカム精神の高いホテルですね。
モザイクしていますが、チョコレートのパッケージには宿泊者2人のフルネームがプリントされていました。
ちなみに、パッケージをとるとハーシーズの普通の板チョコでした。
冷蔵庫にはもっといいチョコレートが入っていますが、これは無料ではありません。
冷蔵庫の上には、お茶やコーヒーのセット、お酒など。
高級感があります。
そして玄関付近のクローゼットには、アイロン台とセーフティーボックス。
一応、生活に不自由することのない設備が整っています。
最後にバルコニー。
バルコニーは無駄に広く、端には大きなソファーが置かれていました。
2階のガーデンビューで大した景色が望めないので、バルコニーはほとんど使いませんでした。
川とこの建物の間にはレストランや背の高い木があるので、仮に4階の同じ位置だったとしても川がしっかり見えるとは思えません。
思わず写真を撮りたくなるバスルーム
想像していたよりも広くて非常に快適でした。
扉を開けると、まずは壁にかけられた2人分のバスローブが目に入ります。
左側には、シャワールームとトイレ。
どちらも十分なスペースが確保されていて、シャワーもトイレもゆったりと使えました。
その向かいには、洗面台が2つ並んでいます。
各洗面台の上には、背面ライトで照らされた巨大な丸鏡。
上品な雰囲気が漂う洗面台でした。
アメニティー類。
全て揃っているので、特にこだわりがないのであれば何も持たずに宿泊できます。
ターンダウンと夜のロマンチックな雰囲気
カップル旅行に最適だと言ったのは、夜間の大人っぽい雰囲気があるからです。
夜にホテルに戻った際、雰囲気が全然変わっていて驚きました。
隠れ家的なムードが漂います。
渡り廊下もこの通り。廊下自体の照明はついていません。
中庭の照明をうまく利用して、歩行の妨げにはならない絶妙な薄暗さを保っています。
中庭はこんな感じです。
チェンマイの街中からこのホテルに来ると別世界という感じがしますが、夜は夜で、また別の世界に来たような錯覚に陥ります。
ちなみに、プールはその上を行く別世界に。
この投稿をInstagramで見る
ホテルに戻ってきた時間が遅すぎてこの光景は見られませんでしたが、カップルのナイトプールに最適です。
なお、リバーサイドも夜間には閉鎖されていて、行くことができませんでした。
部屋に戻ったら、多少ターンダウンされたんだなとわかる感じで手が加えられていました。
メインの照明を落とした寝室。間接照明なども利用して部屋の明るさを色々調節できます。
ちなみに、この照明だけでも意外と明るかったです。
味に定評のあるホテルの朝食
朝食が美味しいことで知られており、アゴダなどの口コミにも朝食を称賛する声がたくさん寄せられています。
朝食会場は、ホテルの本館とピン川の間にあるレストラン。
一部はビュッフェですが、メインは以下の中から1人2品ずつ選択することになります。
前情報もなく行ったため選ぶのに時間がかかりましたが、全て当たりでした。
というか、恐らく何を選んでも美味しいです。

Salmon Tartine

Sausage Plate

Eggs Benedict

Noodle Soup
種類が多いので、連泊しても飽きることはありません。
なお、メインメニューの他に以下のようなセットが付いてきます。
パンとフルーツ盛り。
もちろんコーヒーなどのドリンクも選べます。
アフタヌーンティーのようなおしゃれな朝食を、川沿いで堪能することができました。
クロス チェンマイ リバーサイドへの行き方と周辺地図
チェンマイの中心にあるわけではありません。
中心地へは比較的近いので、頑張れば旧市街まで歩いて行くことも可能ですが、30分くらいかかります。
- セブンイレブン‥徒歩9分
- ムアンマイ市場‥徒歩13分
- ワローロット市場‥徒歩20分
- ターペー門‥徒歩28分
ただ、周辺にはSNSに登場するオシャレなカフェも多いので、周辺を散歩するだけでも楽しいかもしれません。

Natwat HomeCafe

THAMM cafe x flower house
何より、川沿いにあるというのも1つの強み。
川沿いをフラッと散歩するだけでも、チェンマイを堪能できるんじゃないでしょうか。
反対に、ツーリストが多い旧市街やニマンヘミンにはサッといけないので、その点だけ気を付けましょう。
バスタブ付きの部屋も選択可能
私の利用したスイートルームは、このホテルでは最安値の部屋になり、室内にバスタブはありませんでした。
高級ホテルでバスタブがないということに多少の違和感がありましたが、もちろんバスタブ付きの部屋もあります。
グランドスイートルーム
私の宿泊した部屋もバスルームはそれなりに広かったですが、さらに広そうです。
部屋の面積自体も65平米なので、一回り大きくなった感じですね。
グランドスイートはリバービューになるので、一応部屋から川が見えるんだと思います。
プールスイート
このホテルで最も良い部屋で、バスタブはもちろん、部屋にプライベートプールが付きます。
5つ星ホテルでプライベートプール付きの部屋の割には、値段は比較的抑えめ。
サービスや朝食のおいしさなどを考えると、コスパはかなりいいと思われます。
この投稿をInstagramで見る
プールのある部屋ならこんな感じで楽しめます。
ただ、宿泊日によって値段の差が結構激しいので、日程に余裕があるなら日を変更してチェックすることをおすすめします。
一応、アゴダが最も安いはずですが、たまに公式サイトの方が安かったりするので一緒に見てみましょう。
コメント