ビザの延長や90日レポートをはじめ、タイ在住の外国人が何かとお世話になるタイのイミグレーション。
しかし、チェーンワッタナーという、バンコク市内から結構遠いところにある上、頻繁に行くところではないため、行くたびに行き方を調べるという人もいるのでは?
自分の車で行くという人もいるでしょうが、今回は初めての人でも行きやすい、
- タクシー
- アヌサワリーからのバス
- チャトゥチャックからのバス
の3つに絞って紹介していきます。
イミグレーションまでの行き方は?
チェーンワッタナーのイミグレーションは、バンコク市内から北に20キロ以上離れた場所にあります。ドンムアン空港に向かう少し手前で道を曲がるため、イメージ的にはドンムアン空港に行くくらいの距離感。
時間帯によって渋滞がひどいので、所要時間を一概にいうことはできませんが、例えばアソークの交差点からだと最も空いている時間帯で20分~30分。しかし、最も混んでいる時にタクシーで向かうと、2時間とか平気でかかります。
なお、ここには政府機関が複数集まっており、イミグレーションはそのうちのほんの一部。敷地自体がめちゃくちゃ広いため、まずはそのイミグレーションのある建物まで行く必要があります。
- 名称:The Government Complex (Commemorating His Majesty)(タイ王国政府総合庁舎)
- 住所:Chaengwattana Road Soi 7, Thung Song Hong, Lak Si, Bangkok 10210
- オフィスの場所: 2nd floor, Building B(B棟の2階)
- 営業時間:平日8:30 – 12:00 / 13:00 – 16:30(最終受付15:30)
- 電話番号: 0 2141 9889
- ホットライン:1178
- URL:immigration.go.th
タイ王国政府総合庁舎 B棟の外観
遠いので行くのが面倒ですが、一応いくつかの交通手段があります。
- タクシー
- BTSアヌサワリー駅(戦勝記念塔駅)から166(Extra)番のバス
- BTSモーチット駅(MRTチャトゥチャックパーク駅)から52番のバス
タクシーで行く
- 楽
- 初心者でも安心
デメリット
- 運賃が高くなる
- 渋滞時は時間がかかる
最も楽で確実な方法。しかし、市内からだとそこそこ料金が高くなる上、渋滞にはまるとかなりの時間がかかります。
タクシーを利用する際には、最低でも運転手に行き先を告げなければなりません。その際に覚えておくべきタイ語はこちら。
- チェーンワッタナーソイ7 ⇒ ジェーン ワッタナ ソーイ ジェッ แจ้งวัฒนะซอย7
- イミグレーション ⇒ トーモー ต.ม.
- 政府総合庁舎 ⇒ スーン ラチャカーン ศูนย์ราชการ
- B棟 ⇒ アーカーン ビー อาคาร บึ
タクシードライバーに以下のように伝える、もしくは以下を見せればわかります。
イミグレに行ってください ⇒ パイ トーモー ไป ต.ม.
チェーンワッタナーソイ7のイミグレに行ってください ⇒ パイ ジェーンワッタナ ソーイジェッ アーカーン ビー ไปแจ้งวัฒนะซอย7 อาคาร บึ
なお、タクシーで行く場合は、市内の渋滞を避けるために、BTSモーチット駅、もしくはMRTチャトゥチャック駅のあたりから乗るのがおすすめです。
BTSアヌサワリー駅から166(Extra)番のバスで行く
- イミグレーションがあるB棟まで行ってくれる
- 高速道路を使うので早い
デメリット
- BTSの駅から少し歩く
- 166番と166(Extra)番があって間違えやすい
- 乗り場がわかりにくい
イミグレが入るビルの真ん前まで行くというのは、大きなポイントの1つ。また、運賃が20バーツほどと格安なのにもかかわらず、高速道路を利用するため非常にスピーディーです。
反面、本数が少ないため結局時間がかかる可能性も。また、アヌサワリーはたくさんのバスが停まる場所で、バス停も山ほどあります。166番のバスも2種類あるため、乗り込むまでは少し不安かもしれません。
乗るのは166(Extra)というバス。一応乗り込む際には、車掌さんに「イミグレーション、トーモー ต.ม.」などと確認しておきましょう。
一応バス停はこの辺り。しかし、バス停がずらりと並んでいるので、番号を確認してから待ちましょう。
こんな感じで、バス停だらけ。
なお、バンコクでバスを利用する際には、ViaBusというスマホアプリが便利です。
バスの乗り換えの情報まで出るため、どこに行くにも使い勝手がいいと思います。
こんな感じで全てのルートが地図と一緒に出るので、バンコクのバスがよくわからない人でも使いこなせるはず。
BTSモーチット駅(MRTチャトゥチャックパーク駅)から52番のバスで行く
- 渋滞にはまりにくい
- 乗り場がわかりやすい
デメリット
- イミグレーションの真ん前まで行かない
バンコク市内の北の方まで電車で行くので、市内の渋滞につかまりにくいというのは大きなメリット。ただし、高速は使わないため、結局それなりの渋滞にはまる可能性はあります。
イミグレーションのあるB棟の真ん前まで行かないというのが、アヌサワリーからのバスとの大きな違い。ここについては下記で詳しく解説しています。
停留所は、BTSモーチット駅の1番出口と3番出口の真ん中辺り。MRTの駅からも非常に近いです。
アヌサワリーとは違い、バス停が2つ並んでいるだけなので、この辺りにいれば安心です。
ViaBusでもちゃんと出てきます。
行き先は、ガバメント コンプレックスのちょっと手前にある、CAT Telecomの本社前。
ここですね。この辺りで降りましょう。
CATの停留所からイミグレーションまでの3つの行き方
下記マップで、黄色がCAT Telecomのバス降車所、赤い星が目的地のイミグレーションです。青はバイク、無料バスの停留所。
B棟までは、
- 徒歩
- バイクタクシー
- 無料バス
このいずれかで行きます。
・徒歩
歩けない距離ではないですが、暑かったり急いでいたりする場合には微妙。
バス停から敷地の一番奥にあるB棟までは、歩いて15分くらいです。
・バイクタクシー
最も早く楽な方法。
ソイ7の入り口にバイクタクシーがたくさん停まっているので、すぐにつかまえることができるでしょう。
一応英語でもImmigrationと書かれていますね。運賃は20バーツ。
英語でイミグレーションでも通じるはず。
・無料バス
このガバメントコンプレックス内を回るバスに乗れば、無料でB棟まで行くことが可能。バイク乗り場の少し奥に停留所があります。
定期的に走っていますが、タイミングが悪いと結構待つことになるため、こちらも急いでいる時には微妙かも。
ただ、歩くのであればこっちを使った方がよさそうな気もします。
バンコクのイミグレーションまでの行き方まとめ
慣れていない人は、やはりタクシーを利用するのが最も安心ではあるものの、渋滞にはまると大変なことになるため、ラッシュの時間帯は避けるのが無難です。
非常に混みあうイミグレーションなので、早朝から出かける人が多いと思います。朝7時台ならまだ渋滞もましだと思いますが、市内からなら1時間くらいは見ておいた方がよいでしょう。
なお、ビザの延長でイミグレーションを訪れる人は、申請書の書き方、必要書類などをまとめたタイのイミグレで観光ビザ・ビザなし入国の滞在を延長する方法もご覧ください。
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