せっかくタイの古都アユタヤに来たんだから、タイっぽいホテルに泊まってみたい、という方もいるんじゃないでしょうか。
タイの昔ながらの高床式住居をヴィラに見立てたホテルは、アユタヤにもいくつかあります。
そして、その中で口コミ評価の最も高いホテルの1つがプタール レジデンス (Phuttal Residence)。運河沿いに建つこのホテルは、広々とした部屋が何と4部屋しかない超プライベートな宿泊施設です。
それもあってか、スタッフの皆さんは顧客1組1組に対する気配りがすごく、値段以上に贅沢なひと時を過ごせました。
今回は、そんなプタールレジデンスのリバービューヴィラに泊まったレポートです。
プタール レジデンス (Phuttal Residence)
上述したように、プライベート感が非常に強いリゾートという感じのホテル。
言い方は良くないかもしれませんが、タイのドラマでありそうな、タイ人の金持ちが使用人を何人か雇ってお世話してもらってるようなイメージをしてもらえれば、わかりやすいかもしれません。
スタッフの数が多いわけではないものの、5つ星ホテルさながらの細かいサービスと気配りが素晴らしいと感じました。
サービスが素晴らしすぎて、自然と100バーツチップを何度もあげてしまったほどです。
タイスタイルのヴィラの雰囲気もさることながら、心まで満たされた感じがしました。また帰ってきたくなる温かいホテルです。
プタール レジデンスはこんな人におすすめ
万人受けするスタイルではないと思いますが、以下のような人におすすめ。
- タイスタイルの家に泊まってみたい
- 静かにリゾート気分を味わいたい
- 普通のホテルにはもう飽きた
人によっては、タイの昔ながらの建物が怖いと感じたりするかもしれません。
なお、サービスは確かにいいですが、馴れ馴れしいとかそういったことは全くなく、あくまでも金持ち主人と使用人という感じの立ち位置です。
過度なサービスが苦手な私も気持ちよく過ごせたので、その点は心配ないと思います。
プタール レジデンスの地図とアクセス
アユタヤの中洲の左上に位置します。
駅やミニバス乗り場からは若干離れますが、自転車があれば余裕で遺跡観光が可能。
もちろん駐車場もあるので、車で訪れることもできます。
かなりわかりにくいですが、一応大通り沿いに小さな看板が出ています。ここを入って一番奥の運河に面したところが宿泊施設です。
看板を見逃さないように気を付けましょう。
室内の雰囲気
私はタイスタイルのヴィラに宿泊しました。
この建物が丸々借りられます。
高床式スタイルなので、1階部分は専用のテラスになっています。
2人用の部屋ですが、それにしては贅沢な空間ですね。
靴を脱いで2階へ。
部屋の鍵はこんな感じの南京錠。
オーナーが使い方をちゃんと説明してくれます。
室内はゆとりのある一部屋。部屋全体にタイっぽいアンティークが配置されていて、いかにもタイの家という感じですね。
スリッパまでタイ。
大きなベッドの手前には、三角マットの三角部分だけがあるベンチシート。このベンチにも、何気にタイっぽいアンティークが使われています。
ベッド周りには一応、スマホなどをおける小さなテーブルがありますが、残念ながら電源はありません。
しかし、たこ足配線が置いてあるので、これをベッドの近くまで伸ばすことが可能。寝ながら充電もできます。
ベッドの向かいには、どっちも使ってないですがテレビと扇風機。
重厚感のある机。この机は何気に便利でした。
その奥には、無駄に多い食器類と冷蔵庫。
無料のお茶やコーヒーなど。
冷蔵庫の水は飲み放題。
ソフトドリンクは15バーツ、ビールが40バーツという、コンビニとほぼ変わらない安さです。
続いてバスルーム。
水回りはきちんとタイルで覆われています。
シャワーは普通のシャワーの他にレインシャワーもあり、シャンプー、コンディショナー、ボディーソープが並びます。
洗面台に鏡もいちいちオシャレですね。
ハンドソープに綿棒、コットン、ドライヤー。
それから、ドライヤーの横によくわからない粉が置いてありました。
恐る恐る舐めてみたところ塩っぽい感じがしたので、恐らく歯磨きなんじゃないかと思います。ただ、肝心の歯ブラシはないので持って行きましょう。
続いてテラス。
部屋の入り口の外の空間ですね。
外に腰かけてダラダラすることができます。
一応、テラスからの眺め。細い運河で、きれいな川というわけではないですが、雰囲気はかなりいいです。
こんな感じで、タイっぽい雰囲気満載の一軒家ルームです。
日本からのツーリストにはもちろん、時には手ごろなところでダラダラしたいというバンコク在住者にもおすすめです。
ホテル全体の雰囲気・サービス
最新の立派な大きな建物があるわけではありませんが、代わりに何ともタイっぽい心地よい時間が流れています。
予約をした段階で、予約サイトとは別でメールが届きました。そこに書かれていたラインIDに、ホテルにつく時間を伝えたら、その時間にオーナーっぽいおばさんが迎えてくれて、丁寧な説明を受けました。
その時に使った日本語の地図。
ついでにウェルカムドリンクにスナック。
かなりの時間を割いて色々話をしてくれました。
ホテルは運河沿いに建てられており、当然敷地からも運河がしっかりと見えます。
リバーサイドもいい感じですが、このホテルに生えている草木は非常に丁寧に手入れされています。
お客さんの世話をしてくれるスタッフ以外にも、力仕事関係&庭師みたいな人もいて、素晴らしい空間を提供してくれています。
リバー沿いには複数のテーブルが設置してあり、日中はここでダラダラすることも可能。
夜の雰囲気
夜はめちゃくちゃ静かです。
他にも宿泊客がいるはずですが、全く声が聞こえてきませんでした。
専用の屋外席で、暗くなった川を見ながらゆっくりとできました。40バーツのビールを飲みながら。
ホテルの朝食
朝食は7時半からで、チェックイン時に希望の時間を聞かれます。
4部屋しかないので、ビュッフェではなく決まったものが出されます。
部屋の下のテラスで食べるのが一般的だそうですが、リバーサイドでも食べられるとのことでした。
私は7時半からを希望し、7時半に降りていったら既にこの用意がしてありました。
ドリンクは、オレンジ、アップルなど、複数のジュースから選べます。また、それとは別にコーヒーやお茶もオーダー可能。
バタートーストが絶品。
メインはガイカタ。野菜たっぷりでヘルシーですね。
牛肉と豚肉は宗教的な問題などで食べられない人も多いから、うちでは鶏肉を使ってるとか言ってました。
朝にしてはボリュームが多すぎて全部食べられませんでしたが。。。
ホテル予約情報
▸リバーサイドで雰囲気がいい
▸美しい自然が多い
▸スタッフの対応が非常に丁寧
▸タイっぽい住居を体験できる
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◇詳細・口コミ・料金を確認する
Agoda
Booking.com
ホテル全体で4部屋しかなく、うち1部屋はファミリールームなので、特にピーク時は予約が取りにくいホテルです。
早めに予約すればキャンセルも可能なことが多いので、迷っているのであれば予約するだけしときましょう。
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