トンローにあるMocking Tales(モッキング テイルズ)は、デザート演出にかける熱がすさまじく高く、ドリンクやフードよりもスイーツを注文したくなる、おしゃれカフェ&レストラン。
スイーツを提供する際の謎の呪文のみならず、マジシャンのコスプレ衣装があったり、ハリーポッター系のグッズを販売したりと、マジック的要素が強い店舗です。一応、お店のコンセプトはおとぎ話の世界。
そんなモッキングテイルズのメニューや雰囲気を紹介していきます。
Mocking Talesの雰囲気
場所はトンローソイ15のJ Avenue(ジェイ アベニュー)というモールの4階。
最寄りのBTSトンロー駅からは、徒歩20分くらいかかるので、駅から行くなら赤バスなどを利用するのが無難です。
Jアベニューは、バンコク在住の日本人も多く訪れるモールですが、最上階の4階まで足を運ぶ人はなかなかいません。いかにもマジックっぽい怪しい外観が目印です。
店内は、吹き抜けの2階建てになっており、テラス席を合わせると100人くらいが入れる広々とした造り。
1階部分には、4人用のテーブルがずらりと並んでいます。
階段を上ったところにある2階席は2カ所に分けられていますが、1階と比べるとかなり狭い感じです。
一部に大きな窓があって、外から明るい光が差し込むものの、基本的には店内は暗め。
例えば、このカフェでパソコン作業や勉強をしたいのであれば、明るい窓際に座るのがいいでしょう。しかし、スイーツの演出を楽しみたいなら、暗い席の方が断然おすすめ。
お店の一角には、よくわからないマジックに使います的なグッズが所狭しと並べられています。コスプレ用の服はそんなにきれいな感じではないです。
購入可能なグッズも。
手の込んだMagic Wand(魔法の杖)は800バーツくらい。
朝からオープンするお店ではないですが、深夜1時まで営業するランチ、ディナー、そしてディナー後のバーとして使い勝手の良いお店。子連れファミリーや、友人同士、カップルなどで楽しめる雰囲気です。
Mocking Talesのメニュー
フード、スイーツ、コーヒー類、アルコール類と、何でもそろっています。
コーヒーは100バーツくらい、アイスラテで110バーツです。普通のコーヒーもいいですが、オシャレドリンクも豊富。
1ページずつに、大きな写真と使われている素材付きで紹介されているので選びやすいはず。
アルコールドリンクは、さらにオシャレでゴージャスです。ただ少し高い。
普通のカクテルやビール的なのもありますが、このお店に行くのであれば、こっち系のを試してみたいですね。
一応、ハーフパイントのヒューガルデンで160バーツ、バドワイザーで120バーツから。
写真がなかったですが、ビッグサイズカクテルは1200バーツもします。よほど大きいんですかね。
続いてフードメニューを並べていきます。
パスタやバーガーなどはありますが、おつまみに良さそうなメニューが多数。フードも素敵な盛り付けで出てきそうな感じですね。
そして、このモッキングテイルズに行ったらぜひ頼みたいスイーツ類。
どこのカフェにでもありそうなスコーンとかブラウニーとか、そういうのは一切ないですが、代わりに燃えているデザートが多いです。こちらも値段は全体的に高めではあるものの、演出がいい感じなので、頼んでみる価値はあり。
タイではよくある、コーヒーと柑橘系のミックスドリンクに大層な名前が付けられています。こちらはパッションフルーツとコーヒーのドリンク。ローズマリーが燃やされた状態で出てくるので、一瞬いい香りが立ち込めます。普通に美味しい。
白雪姫かなんかに出てくる毒リンゴのことでしょう。スポンジのようにスカスカになるまで焼き上げたリンゴに、リンゴシャーベットを敷き詰め、カリカリのクランブルが添えられています。
シャーベットの上に乗ったキャラメルっぽいソースは甘いですが、全体的にスッキリとした味なので、甘すぎるのが苦手な人にもおすすめ。
ドラゴンの口から吹き出された炎をイメージしたスイーツ。バノフィータルトやミルクアイスクリームが、綿菓子にくるまれた状態で運ばれてきます。
綿菓子は、日本のよりも固めですが味は同じ。何気に、バナナの下に敷いてある濃いチョコレートがめちゃくちゃ美味かったです。
熱で砂糖に戻った綿菓子のカリカリの粒とアイスの相性が最高。ただ、アルコール度数の高いお酒的なやつをかけているのか、チョコレートの外側のクランブルのところは苦かったです。
綿菓子に隠れていますが、アイスクリームの裏には、大量の生クリームが乗っています。2人でも全部食べ切れるかどうかというレベル。
大人でも大喜びの演出は必見
全てのメニューに適用されるのかはわかりませんが、少なくとも私が頼んだ2つのメニューには、テーブルに運ばれてきてから派手な演出がありました。
メイド喫茶でメイドさんが「美味しくなあれ」というような軽いノリで、ブツブツと呪文を唱えながら炎や液体窒素を料理にぶっかけます。
まずはこれ。
炎系のメニューを頼む場合は、明るいところに座ると火がしっかりと見えないので、暗めのテーブルを選択するべきです。
続いてこっちのリンゴ。
液体窒素なので恐らく味には何の変化もないですが、大きなテーブルが一瞬だけ雲に包まれすごい雰囲気に。
なお、炎や液体窒素を持ってくる魔法使いは、これからぶっかけるのでカメラを用意した方がいいよ、みたいに言ってくれます。2人以上で行く場合は、写真係とムービー係を決めてばっちり撮りましょう。
Mocking Talesまとめ
軽くコーヒーを飲みに行くというジャンルのカフェではないですが、家族や友人と演出を楽しむためのアミューズメントスポットとしては、かなりおすすめのお店。ちょっと変わったカフェに行きたいという人に最適です。
使用用途 |
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良いところ |
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悪いところ |
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Map
カフェ情報詳細
カフェの名前 | Mocking Tales |
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住所 | J Avenue Thonglor, Soi Sukhumvit 55, Khlong Tan Nuea, Watthana, Bangkok 10110 |
電話番号 | 083 386 6992 |
休日 | |
営業時間(平日) | 11:00 – 25:00 |
営業時間(週末) | 11:00 – 25:00 |
Wi-Fi | あり |
コンセント | あり |
駐車場 | あり |
座席 | 100 |
テラス席 | あり |
URL | |
@mockingtales | |
@mockingtales |
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