せっかくランタ島に行ったのに、雨できれいな海が楽しめないということもあるかもしれません。
手つかずの自然が残るランタ島には、内陸にも楽しめる場所がたくさんあります。
今回は、そんな時におすすめのランタ島の観光スポットを2カ所紹介していきます。
※雨季で海が濁っているような時におすすめの観光スポットであって、大雨が降る最中に楽しめるわけではありません
クローンチャーク滝
ランタ島の観光スポットの中でも、穴場中の穴場の滝です。
最初に正直に言ってしまうと、滝自体はそこまで大したことはありません。
しかし、その滝に到達するまでの道のりには、非日常の風景が広がっています。
クローンチャーク滝ืの基本情報
名前 | クローンチャーク滝 |
タイ語の正式名称 | น้ำตกคลองจาก |
営業時間 | 8:00 – 17:00 |
観光所要時間の目安 | 2時間 |
駐車場代金 | 40バーツ |
入場料(ガイド代金) | 200バーツ |
地図 | Google Mapを見る |
ガイドを付けずに行くことも可能です。
ただし、本当にジャングルの中を通りますし一人だと迷う可能性もあるので、ガイドに連れて行ってもらうのが無難だと思います。
道を知っている人が滝まで一直線に向かえば、片道30分もあれば辿り着けます。
それでも、途中で色々立ち寄ったりすると結構時間がかかるので、往復2時間は見ておきましょう。
持ち物など
まずは、絶対にあったほうがいいアイテムをまとめます。
- 水陸両用サンダル
- 虫よけスプレー
- 虫刺され薬(ガイドが持っている)
- 水着(泳ぎたいなら)
特にサンダルは、濡れてもよくて脱げないクロックスやキーンが必須。
どうしても用意できない場合は、現地で長靴を借りられます。
本当に道なのかわからないような道を進んだりもします。ヒラヒラのスカートなどはやめておきましょう。
また、汗だくになりますし、川で転んだりすることも考えて、タオルや簡単な着替えくらいはあったほうがいいかもしれません。
滝への行き方
まずは、上記のところまで車やバイクで向かいます。
奥に猫が20匹くらいいる小屋があるので、その周辺に車を止めましょう。
恐らくガイドが寄ってきます。
無視もできますが、安心してジャングルを進みたいならお願いした方がいいと思います。
私がつけたガイドは、2匹の犬をお供にして案内してくれました。
こちらにペースを合わせてくれるため、歩きなれない道もゆっくり進めます。
注意するべきもの
ジャングルには色んな危険がありますが、特に気を付けるものは以下の3つです。
- とげとげの木
- 触るとかゆくなる木
- 白アリの集団
ガイドがいる場合は全て事前に教えてくれますが、個人で行く場合は気を付けましょう。
人間が歩く道に、直径3センチくらいのトゲトゲの木がたっています。
薔薇のトゲどころではないので、これが一番危ないと思いました。
長靴を借りるなら問題ないかもしれませんが、私はクロックスだったので白アリの大群が出るたびに急いで歩きました。
道中には、高さ1メートルを超えていそうな巨大な蟻塚もあります。
その他、ジャングルにいそうな野生動物多数。
猿は木の上の方にいましたが、気を抜いたら何か取られるかもしれません。
ジャングルを歩く
初めは静かな貯水池の脇を歩いて快適なハイキングでしたが、奥に行くほど道が険しくなります。
私はなるべく濡れないように進んでいました。
しかし、途中で川を何度も横切らないといけないので、最終的に開き直って濡れまくりました。
ジャングルの中の川なので、水自体はめちゃくちゃきれいです。
洞窟に侵食したバンヤンツリー。
滝に向かう途中に、クローンチャーク洞窟という洞窟があります。
そんなに深くないですが、鍾乳洞っぽい部分があったりコウモリの大群に襲われそうになったり、なかなか面白かったです。
最終的にたどり着いたクローンチャーク滝。
前日はずっと雨が降っていたため、水が多かったようです。
ここで犬と一緒に20~30分ダラダラ休憩しました。
滝壺はそこまで深くなくて流れも強くないので、普通に泳げます。
水着を持っていけば、しばらく楽しめると思います。
滝で休んだ後は、同じ道を45分くらいかけて猫のいる小屋に戻りました。
ランタ諸島・国立公園
滝のついでに訪れたのが、ランタ諸島の国立公園です。
上述した滝から車で10分程度なので、合わせていける自然スポットです。
海あり山ありの自然公園で、施設内でテントを張ってキャンプをすることも可能。
滝へのトレッキングで疲れ果てていたので、私は海側を少し歩いて終わりました。
ランタ諸島・国立公園の基本情報
名前 | ランタ諸島・国立公園 |
タイ語の正式名称 | อุทยานแห่งชาติหมู่เกาะลันตา |
営業時間 | 8:30 – 17:30 |
観光所要時間の目安 | 2時間 |
入場料 | 200バーツ |
地図 | Google Mapを見る |
入場料は、大人200バーツに子供100バーツ。
それとは別に、車の駐車料金が30バーツ、バイクは20バーツかかります。
海をサッと見るだけなのであれば割高感がありますが、国立公園を一周して自然を楽しむのであれば安いと思います。
ランタ諸島の国立公園を探索
山に登るコースもありましたが、とりあえず灯台を目指しました。
灯台自体には登れませんが、高いところから海を眺めることができます。
人が少なくてゆっくりできました。
なお、山ゾーンは完全に無視しましたが、猿とかミズオオトカゲとか色々いました。
トレッキングに疲れて本当に何もしませんでしたが、時間があるならゆっくりハイキングなどを楽しめる場所です。
ランタ島の観光方法
公共の交通機関は恐らくないので、普通はレンタカーやレンタルバイクでランタ島を回ることになります。
しかし、私は空港からホテルまでの送迎がついているピマライリゾート&スパというホテルに泊まったため、ランタ島を観光するための交通手段はありませんでした。
ただ、ホテルから滝まではわずか10分ということもあり、ホテルのバンで回ってくれました。
ピマライリゾート&スパは、2022年のホテルランキングでタイ国内ホテルの1位に輝いた実績を持っています。
こちらで宿泊レビューをまとめているので、良ければあわせてご覧ください。
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