プーケットを訪れたら、カラフルな街並みにおしゃれカフェが魅力的なオールドタウン観光を楽しむ方も多いと思います。
しかし、オールドタウン散策を更に充実させたいなら、最初にバーバー博物館(プラナーカン ニタット博物館)に行くことをおすすめします。
オールドタウン周辺の歴史を知ることができるため、違った角度から街を見ることができるようになるでしょう。
しかも入場料は無料で、日本人の学生ボランティアが滞在していることもあるので、気軽に利用できます。
バーバー博物館(プラナーカン ニタット博物館)
築100年を優に超える建物を利用した博物館で、ツーリストの多いオールドタウンの中心に位置します。
プーケット島中央にあるプラナカンプーケット博物館とは別物なので気を付けましょう。
ミュージアムの名前にもあるプラナーカンとは、中国の福建人の子孫を意味しています。
バーバーとは、その中でも中華系とマレー系の間に生まれた男性のこと。
逆に、中華系とマレー系の間に生まれた女性のことはヤーヤーと呼ぶみたいです。
ちなみに、観光客に大人気のBaba Nest(ババネスト)は、タイ語で書くとบาบาเนส(バーバー ネスト)。
タイ語では声調が異なりますが、元々はこのบ้าบ๋า(バーバー)から来ているのではないかと推測できます。
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ババネストはプーケット随一の観光スポットで、ひどいときは数か月前に予約が埋まるほど人気のルーフトップバー。
ただし、ババネストを有する5つ星ホテルSri Panwaの宿泊客であれば、宿泊中の利用が可能です。
館内は2階建てでそんなに広くないので、ゆっくり見ても30分程度、サッと見るなら10分程度で回ることが可能です。
1階部分
昔のオールドタウンの地図を見て当時の様子を想像したり、プーケットの歴史などを知ることができます。
私が訪れた時には日本人ボランティアがいませんでしたが、タイ人スタッフが流暢な英語で説明してくれました。
写真や年表で歴史を知ることができるだけでなく、アンティーク調の家具に触れることもできます。
2階部分
複数の小さな部屋に分かれており、プラナカーンの文化を知ることができます。
見てませんがシアタールームで映像を見ることも可能です。
プラナーカンの人々が使用したアイテムなど。
伝統的な料理のレプリカ。
プラナーカン人が着用していた衣類やアクセサリーも展示してあります。
意外に今風だと感じました。
1つ1つ説明を受けながらゆっくり回りましたが、滞在時間は大体30分くらいでした。
2階はエアコンガンガンなので、涼むついでに歴史を学ぶのもありだと思います。
オールドタウン観光の前に行くべき理由
バーバー博物館には、世界大戦時の周辺マップが描かれたパンフレットが置かれています。
その中には、
- 日本軍クラブ
- 日本人のスパイハウス
など、日本人と関わりのある場所もいくつか記載されています。
この地図を片手にカラフルな街並みをゆっくり見て回ると、オールドタウン散策が更に感慨深いものになるでしょう。
ただし、博物館の開館時間は9時です。
あまり早く行っても開いていないので注意してください。
- 営業時間:9時~16時30分
- 休館日:毎週月曜日
周辺には、早朝から開いているカフェや地元民に人気の朝食限定レストランなどもあります。
そちらでゆっくり過ごしてから博物館に足を運ぶのもありだと思います。
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