バンコクで大型犬がたくさんいる犬カフェと言えば、ラチャダーのBig Dog Cafe(ビッグ ドッグ カフェ)。
タイでも人気のアラスカンマラミュートはもちろん、チベタンマスティフやサーロス ウルフホンド、コモンドールなどの珍しい大型犬も多数所属しています。
地下鉄のタイランドカルチュラルセンター駅からすぐの立地なので、バンコク中心部からのアクセスも良好。観光客にも人気の鉄道夜市(タラートロッファイ)からも近いため、組み合わせて行くのもいいでしょう。
Big Dog Cafeの雰囲気
ビッグドッグカフェは、MRTタイランドカルチュラルセンター駅1番出口から、歩いて1分もかからない場所にあります。
1番出口を出て右に進めば、すぐに大きな建物が現れます。
いかにも犬カフェという看板があるのでわかるはず。駐車場も広く、車で行くことも可能。ただし、鉄道夜市(タラートロッファイ)の関係で、夕方からは激混みするエリアなので、極力電車を利用することをおすすめします。
店内は土足厳禁。外で靴を脱いで、スリッパに履き替えてから入店。
犬と遊ぶスペースと食事をするスペースが完全に分けられており、まずは食事をするカフェスペースを通過。
カフェスペースはそこそこ広く、大きく3つの空間に分けられています。
こちらがメインのスペース。座り心地の良いソファー席も多い他、大人数で利用できるテーブル、ベビーシートなども完備なので、どんな人も気軽に足を運ぶことができます。
エカマイのDog in Townにしろ、サイアムのHOPs Dog Cafeにしろ、バンコクのドッグカフェは、基本的に犬のいる場所とお客さんが食事をする場所が一緒。
その点、このビッグドッグカフェは、犬と遊ぶ専用のスペースが設けられているので、カフェスペースでフードやスイーツを食べるのに専念し、犬と遊びたくなったら犬ゾーンに移動することができます。
犬のゾーンはこちらから。お客さんが座るスペースに比べると、犬ゾーンはそこまで広くありません。
こんな感じの一部屋。以前は屋外席のような感じでしたが、エアコンの効いた屋内で遊ぶことができるようになったため、雨でも灼熱の季節でも快適に楽しめます。
人が増えるとこんな感じ。めちゃくちゃ広いスペースではないので、20人、30人がこの部屋に入ると結構窮屈さを感じるでしょう。
このスペースで遊べる犬については、システムを紹介してから写真を載せていきます。
Big Dog Cafeのメニューとシステム
Big Dog Cafeは、普通のカフェとしても犬カフェとしても利用することが可能で、普通のカフェとして使う場合は、手前のカフェエリアで食事やドリンクを楽しむことになります。
- ドリンクや食事だけ ⇒ 普通のカフェゾーンのみ利用可能
- 犬と遊ぶ ⇒ 犬ゾーンへの入場料199バーツを支払い、2つのゾーンを行き来可能
- 犬ゾーンの犬は15分ごとに入れ替え、計2時間8グループで一周
- 犬は1グループあたり2頭~10頭くらい
簡単にまとめるとこんな感じ。入場料には税金とサービスチャージがかかるため、正確には240バーツくらいですが、それでもバンコクの他の犬カフェと比べると、なかなか良心的な価格です。
犬と遊ぶ際の注意点を軽くまとめます。
- 犬と遊ぶ前は手をきれいに洗ってね
- 犬に外部のエサをあげないでね
- 犬には優しくしてね
- 係員の指示には従ってね
- 犬に引っかかれたりといった小さな事故は自己責任で。引っかかれる可能性はあるよ
- 犬同士がけんかを始めたら近づかないでね
- 12歳以下の子供は親がちゃんと監視していてね
- 犬に食べ物をあげるときは、投げたり足を使って与えないで
- 犬アレルギーの人は自己責任だけど症状が出たら教えてね
- 犬を勝手に持ち上げないでね
- 寝てる犬を起こさないでね
まぁ普通にしていれば大丈夫そうですが、子供と行く場合は注意が必要です。
ドリンクは、冷たいもので140バーツくらい。ビールもあります。
食事もかなり豊富。犬のいない普通のカフェ空間で食べられるので安心です。
なお、人間の食事以外に、犬にあげるおやつも150バーツで販売しています。
私は早い段階でホイホイあげまくってしまったので、2グループ目ですでになくなってしまいました。
犬ゾーンのベンチに置いておくと普通に食べられてしまうため、購入したら常に手に持っておくか、高い場所に置いておきましょう。
一応、私が頼んだタイミルクティー。長時間犬と遊んでいると、さすがにのどが渇くので美味しく飲めました。
Big Dog Cafeの犬紹介
それでは、この犬カフェの犬を紹介していきます。
実際に自分の目で全部の犬を見たわけではないですが、大型犬を中心にたくさんの犬種が所属しています。8つのグループに分けられた犬たちは、15分ごとに交代で部屋に入ってきます。
まずはいきなり、天然でモップのような毛並みを持つコモンドールが登場。
同じく大型犬のエアデールテリアと比較しても、この大きさ。かなり大きいです。
同じグループには、バーニーズ マウンテンドッグ、オールドイングリッシュシープドッグなどがいました。私は平日の10時過ぎくらいに訪れましたが、この時は1人でゆっくりと犬と遊ぶことができました。
続いて登場したのが、チベタンマスティフやサーロス ウルフホンドを含むグループ。ちょうど中国人の団体さんが入ってきました。
チベタン マスティフは危険な大型犬としても知られていますが、ここにいるのは心優しいワンちゃんでした。多分。
パッと見、チャウチャウに見えるくらい優しい顔をしています。
こちらはどっしりと構えていますね。
個人的にチベタンより気になったのが、サーロス ウルフホンド。
ほとんど狼です。飼育員の人に聞いたら、80%狼だとか。ちょっと意味が分かりませんでしたが、とりあえず見た目は完全に狼です。
ただ、チベタンとは違って、ちょっと人を信用していないというか、おびえている感じ。触るのは危険だと言われました。
お店のメニューブックには、もう狼として紹介されています。
15分が経って、ようやく解放された犬たちは外に出ていき、代わりに入ってきたのが秋田犬。
他にもなんかいましたが、秋田犬が可愛すぎてくぎ付けになっていました。
柴犬や甲斐犬などともに天然記念物に指定された、日本を代表する大型犬は、中国人にも大人気。ちなみに、私以外には、タイ人の男性客が1人、他は全部中国人でした。
人が多くなってきたのでいったん自分の席に戻ると、窓からは次に犬ゾーンに入る犬が毛並みを整えられてスタンバイ。これまた、実物を見たことがないアフガンハウンドだったので、もう一度、人の多い犬ゾーンへ。
すごく凛々しくてかっこいい。先ほど櫛で丁寧にとかされたばかりの自慢の毛並みが光っています。
ちなみに、同じグループにいたアラスカンマラミュートもめちゃくちゃかわいかったです。
店員さんに言えば、こんな感じで写真を撮ってくれます。
2時間で一周するという話でしたが、待ち合わせの人が来たので、この辺りで撤収。駅から近いため、待ち合わせ場所としても使えるのは、かなりいいですね。
私は1時間強しか滞在しなかったものの、非常に満足度が高い犬カフェでした。
Big Dog Cafeまとめ
エカマイのDog in Town同様、中国人の利用が多く、平日の午前中でも結構いたので、午後からはさらに混みあう気がします。
犬と触れ合えるスペースがそこまで広くないのが残念ですが、バンコクではここにしかいない犬種もいるので、大型犬好きは行ってみましょう。
使用用途 |
|
良いところ |
|
悪いところ |
|
Map
カフェ情報詳細
カフェの名前 | Big Dog Cafe |
---|---|
住所 | 82 Ratchadaphisek Rd, Huai Khwang, Bangkok 10310 |
電話番号 | 095 259 2392 |
休日 | |
営業時間(平日) | 9:30 – 22:00 |
営業時間(週末) | 9:30 – 22:00 |
Wi-Fi | あり |
コンセント | あり |
駐車場 | あり |
座席 | 100 |
テラス席 | なし |
URL | |
@bigdogcafe | |
@bigdogcafe |
コメント