ヴィン観光：クエット山の上にあるクアンチュン王のお寺でお祈り

ヴィンの観光名所の1つ、クアンチュン王（Quang Trung）の寺院。ベトナムのナポレオンと称されるクアンチュン王を奉っている寺院が、ヴィンから少し南に行ったクエット山の頂上にあります。

小さな山を登山する必要がありますし、個人的には特に感動とかはありませんでしたが、ヴィンに来たら一応見るべき場所。

そんなお寺の場所や行き方などを紹介していきます。

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クエット山観光の基本データ

小さな観光スポットなので、1時間もあれば余裕で回れます。具体的に言うと、私がふもと近くにあるIndians Cafeを出発したのが15時45分、最後に山を下りてグラブバイクをオーダーしたのが16時15分なので、ダラダラしなければ30分で終わります。

こんな感じで、私が訪れた時は、足元が濡れていて滑りやすかったため、早足で歩くことはできませんでした。それでも30分で回りきることができたので、市内からの往復のタクシーを合わせても1時間くらい見ておけば大丈夫です。

ヴィンの中心地からは5キロ弱。タクシーやグラブタクシーを使えば一瞬でたどり着ける場所にあります。

山をぐるっと回れば、車でも山頂付近まで行けそうな感じです。しかし、ふもとから山頂まで歩いても階段400段くらいなので、ふもとまでタクシーで行って、そこから歩くのが一番いいかも。

山とはいえ、ふもとからの道のりは10分程度。

基本的には緩やかな階段が続くため、体力が全くない人がめちゃくちゃゆっくり登っても、15分くらいでたどり着けるでしょう。

ふもとはこんな感じ。いきなり階段が現れます。

たまに急な階段もありますが、基本的には緩やかな道のりなので、運動にちょうどいい感じです。観光旅行に来ているので、歩くのがベスト。

山頂までの道のりからは、こんな景色を見ることも可能。

別に大したことはないですが、一応さっきまでいたところを上から見下ろせます。

階段の途中には、こんなお墓もあります。登っている時は誰の墓とか全然気にしませんでしたが、クアンチュン王に関する誰かなんでしょうか。

山頂に近づくと音楽が聞こえてきます。そして、ちょっと霞がかったお寺が現れます。

お寺は非常に小さく、10分～15分もあれば余裕で一周できます。

門をくぐった敷地内は、大きく「ハディエン」「チュンディエン」「トゥオンディエン」という、3つのお堂で構成されています。

まずは門をくぐります。ベトナムでよくあるタイプのお寺ですね。

そして、ちょっとした広場の奥にあるお堂。

参拝者の数は少なかったですが、ベトナム人の人々はみんながこうしてお祈りしていました。天気が良くなかったというのも、人が少ない原因の1つで、普通はもっと混みあっていると思います。

お堂の内部。ちょっと薄暗くて雰囲気があります。

奥には、たくさんのお供え物がそえられていました。中には管理している人が常にいて、きれいに保たれている感じ。

基本的にはこれで終わりなので、特別に何か目的がない人でなければ、たいして面白い観光スポットではないかもしれません。しかし天気がよければ、散歩がてら山登りができるので、普通に楽しめると思います。

ヴィンに来たら絶対に来た方がいい、という観光地ではないですが、時間があるならフラッと訪れてもいいんじゃないかと思います。決して遠くはないですが、市内から微妙に離れているため、タクシーが必要です。