今回は、ハノイで定番の観光スポットとして古くから知られている文廟(ぶんびょう)について紹介していきます。
ただし、定番すぎてガイドブックなどに必ず記載されていると思うので、ここでは簡単な解説を付けた写真をのっけていきます、
文廟(ぶんびょう)とは?
なかなか見慣れない漢字なので読めない人も多いかもしれませんね。
ベトナム人にとっての文廟とは、日本でいう北野天満宮や太宰府天満宮などのようなところになるようです。
天満宮と言えば学問の神様である菅原道真を連想しますが、この文廟には孔子像がその神様として置かれています。
そのためこの場所は、外国人観光客だけではなく、たくさんのベトナム人によってにぎわっているのです。
文廟の場所と行き方
Google Mapでは、Tàng Kinh Cácと記載された場所がこの文廟のエントランスになります。
マップ上には、こことは別に「文廟」という場所もありますが、若干ずれているので注意が必要。
聖ヨセフ大聖堂から徒歩30分以内で行ける場所ですが、若干遠いためタクシーでサッといった方がいいかもしれません。
なお、歩いていくのであれば途中でトレインストリートに立ち寄ることもできるため、一緒に行ってみるのもいいでしょう。
文廟の詳細情報
続いて、文廟の情報を紹介します。
名前 | 文廟(Văn Miếu – Quốc Tử Giám) |
---|---|
オープン時間 |
|
チケット代金 | 30000ドン(15歳以下は無料) |
推定所要時間 | 30分~1時間 |
電話番号 | +8443 845 2917 |
住所 | 58 Quoc Tu Giam, Ba Dinh, Ha Noi |
メールアドレス | info@vanmieu.vn |
オフィシャルサイト | http://vanmieu.gov.vn/en |
文廟に行く人が最も気になるのは、やはり開いている時間や値段、それから場所などになるのではないかと思います。
場所は上述しましたし変わることもないですが、値段や営業時間は今後変わっていく可能性もあります。
そのため、一応公式ホームページも載せておきました。
英語ですが、上述したURLを開いてもらえればトップページに時間や値段が記載されているので行く前に見ておきましょう。
文廟の概要
下の画像を見ていただければ文廟の全貌がわかります。
この画像でいう5番がエントランスになり、孔子像が置かれているのが11番になるため、一直線に11番を目指します。
細長い観光地ですが、下で順番に写真を並べていきます。
文廟の写真
お待ちかね?の文廟の写真をのっけていきますね。
番号は、上記文廟マップのものです。
⑤文廟門/cổng Văn Miếu
文廟のエントランスですね。この門の手前左側にチケットオフィスがあるため、そこで買ってから入場。
⑥大中門/cổng Đại Trung
門を抜けたらこんな感じの風景が広がっています。正面が大中門。
⑦奎文閣(けいぶんかく)/Khuê Văn Các
有名な建物ですね。この建物を向こう側から撮影すれば、10万ドン札に描かれている風景をおさめることができます。
⑧池/Giếng Thiên Quang
奎文閣の下あたりから撮影。
ちなみに池の向こう側から奎文閣を撮るとこんな感じです。
⑪大聖殿/Khu Đại Thành
とうとうメインが近づいてきました。
正面の建物は、まるで複数の鳥居が並んでいるようにできています。
この鳥居を抜けた建物の内部中央には、こんな感じで孔子像。
学問の神様目当ての人たちは、ここにお供え物をして手を合わせます。
この孔子像の左右には、計4体のお弟子さん?が孔子を見るように並べられています。
狭い空間ですが、こちらは孔子像と比べると人がまばらなため、こっちの方が落ち着きますね。
文廟まとめ
ここは、急げば15分程度でササーと回れますが、じっくりと楽しみたいという人は1時間程度見ておいたほうが良いいでしょう。
ダラダラ歩いて適当に写真を撮って過ごしましたが、トータルの滞在時間は30分ほどだったと思います。
なお、個人的には特に何の勉強もしていなかったため、孔子様に何かお願い事をするというようなことはしていません。
受験生がベトナムまで来てお祈りするというのは現実的ではないですが、何か資格などの勉強をされている人であればここに訪れることで効果が得られるかもしれませんね(適当)。
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