タイ航空本社にある航空ファン必見のカフェ、THAI Catering(タイ ケータリング)。
タイ航空の本社で働く社員用の食堂を、2020年9月より、水曜~金曜限定で一般のお客さんにも開放。
それにより、飛行機の上で味わえるサービスを、地上にいながら受けられるようになりました。
2階のカフェへと続く入り口に飛行機のタラップを使ったり、座席の一部に機内の客席を用いたりと、タイ航空にしかできない一風変わった空間を楽しめます。
今回は、そんなタイ航空本社内にあるカフェの雰囲気やメニューを紹介。
タイ航空本社カフェの雰囲気
場所は、ウィパワディー ランシット通りに面するタイ航空本社ビルの中。
車で行く人が多いと思いますが、一応、最寄り駅はMRTパホンヨーティン駅。
1番出口から出れば、歩いて15分くらいです。
ウィパワディー ランシット通りからも、一目でタイ航空だとわかる大きなビルがしっかりと見えます。
このビルが目立ちますが、タイ航空の本社はかなり広い。
敷地の見取り図。でかい建物は①番ですね。
そして、お目当てのカフェがあるのは、オレンジ色の②番。
車で訪れる場合、入ってすぐのところにあるので絶対にわかると思います。
コーンでブロックされている道を奥に進めば、
見慣れた飛行機のタラップが現れます。これがカフェの入り口。
搭乗すると、広々としたカフェに到着です。
私はオープンした翌日に行ったため、中はかなり混みあっていました。
入ってすぐのところで、数人がワイ(合掌)をしてお出迎え。
タイの空港に降り立ったような感情がこみ上げてきました。ずっとタイにいますが。
営業時間は7時~14時で、私が行ったのは13時過ぎ。
写真を撮ったりフラフラしたりと1時間以上滞在しましたが、完全に14時をこえても人が減る気配はありませんでした。
それでも、少し待てばエコノミークラスに座れます。
ほとんどが4人用のテーブルになっており、普通のテーブル席も合わせると、全部で200人以上が入れる造り。
その他、クッションに腰を下ろしてダラダラできるスペースも。タイエアウェイズ色が使われています。
驚かされたのは、かなりごった返していたのに、1人1人に対するサービスが素晴らしいところ。
私が誰に何を聞いても、時間をかけてしっかりと説明してくれました。航空会社のサービス精神が、そのままカフェに活かされている感じがしました。
オープン翌日に行ったため、平常時の様子とは若干異なるかもしれませんが、また時期をあけて雰囲気を覗きにいこうと思います。
タイ航空本社カフェのメニューと頼み方
元々は社員食堂だったということもあり、デパートのフードコートのように、いくつかのブースがずらっと並んでいます。
ただフードコートと違うのは、スタッフの数が尋常じゃないほど多い。
まぁこれは、オープンしたばかりだったから気合が入っていただけなのかもしれませんが。
ブース毎に提供している料理は異なりますが、フードコートのように大きく写真があるわけではないので、近づいて見なければわかりません。
こんな感じで、ブースの前に小さな看板と料理の見本が設置してあります。まずは食べたい料理のあるブースでオーダー。
写真撮り忘れましたが、オーダーすると、伝票がもらえます。
そして、Go Cashier 1(1番レジへ)の看板通り、1番レジに行って支払います。
この写真右の茶色のカウンターが1番レジ。タラップからカフェに入ったら、ちょうど一番奥の方です。
ここで伝票を提出して支払いを済ませ、再度注文したブースに戻って料理を受け取ります。
なお、ドリンクブースはまた別にあり、ここは現金でその場で支払うシステム。
ちょっとメニューが見にくいと思うので軽くまとめます。
- タマリンドティー 35バーツ
- アイスコーヒー 45バーツ
- メキシカン チキン 89バーツ
- ペンネのカルボナーラ 129バーツ
- シーフード焼きそば 160バーツ
- シンガポール風バクテー 180バーツ
- スパイシーソース牛肉 220バーツ
- ハーゲンダッツ 65バーツ
- マンゴー チーズケーキ 120バーツ
意外に良心的な価格なんじゃないでしょうか。まぁタイ航空の職員が使う社員食堂と考えると高いですが。
スコータイヌードルとチャー マカーム(タマリンドティー)。ヌードルの方は55バーツとかなり安かったです。
13時くらいに行った私が悪いんですが、選べる料理やドリンクが半分くらいしかありませんでした。
7時からオープンなので、お昼前に行くのがいいでしょう。
ただ、Khao Sod English(英文)によると、メイン料理は9時から提供となっているので、あんまり早く行っても朝食は食べられないかも。
食べ終わったら、各自ゴミ箱へ。
ゴミ箱には、機内食カートみたいなやつが再利用されてました。これならすすんで捨てたくなりますね。
地上で味わうタイ国際航空
カフェ内には、飛行機の客席の他に、タイ航空にまつわる様々なグッズが展示されています。
タイ航空の歴史がわかるような写真が数枚。
そこそこ大きめの模型が数機。内部まで精巧に作られている模型もありました。
そして、パイロット?もしくはコスプレした社員。一緒に写真を撮ることもできます。
せかせかした搭乗時・降機時に、他の乗客の目を気にしながら慌てて写真を撮る必要もありません。何枚も撮ってるグループもいました。
これだけでも記念になりそうですね。
THAI Cateringまとめ
タイ航空好き・航空ファン必見の、タイ航空によるカフェ。
他のカフェとは違い、さすがは航空会社が提供するサービスだと感じました。
現在は破綻から再建に向けて頑張っているタイ航空ですが、このカフェが少しでもプラスになればと願うばかりです。
使用用途 |
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良いところ |
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悪いところ |
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Map
カフェ情報詳細
カフェの名前 | THAI Catering |
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住所 | 2nd floor Building 2, 89 Vibhavadi Rangsit Rd, Chom Phon, Chatuchak, Bangkok 10900 |
電話番号 | 090 980 3795 |
休日 | 土曜日~火曜日 |
営業時間(平日) | 7:00 – 14:00 |
営業時間(週末) | 7:00 – 14:00 |
Wi-Fi | あり |
コンセント | あり |
駐車場 | あり |
座席 | 200 |
テラス席 | なし |
URL | |
@ThaiCateringTH | |
#thaicatering |
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