サマセット メゾン アソーク(サマーセット メゾン アソーク)は、バンコク出張者におすすめの4つ星ホテルです。
日系企業も多いアソークのビジネス街まで徒歩圏内で、例えば日本の図書館が入るサーミットタワーまでは徒歩4分。
また、和食の朝食あり、全部屋バスタブ完備という、日本人にとっても嬉しいサービスが充実した日本人出張者必見のホテルです。
- 全室バスタブ付き(大きめ)
- スクンビット駅から徒歩圏内
- アソーク・プロンポンへの送迎あり
- 和食のブレックファーストあり
ホテル内は全体的に白を基調としており、高級感かつ清潔感が漂います。
2023年時点で4年目を迎えるまだ新しいホテルなので、施設内はかなり綺麗でした。
一般的な高級ホテルと比べるとコンパクトな受付。
チェックイン、チェックアウトの手続きは非常に早かったです。
今回は、そんなサマセットメゾンアソークの宿泊レポートです。
- 宿泊費用:14,000円~22,000円
- 客室数:125
- チェックイン時間:14時~
- チェックアウト時間:~12時
サマセット メゾン アソーク バンコク(Somerset Maison Asoke)の全ての部屋をレビュー
サマセットメゾンアソークには、全部で5種類の部屋があります。
グレードの低い順から、部屋の規模は以下の通りです。
- スタジオ デラックス(25㎡)
- スタジオ エグゼクティブ(32㎡)
- 1ベッドルーム デラックス (40㎡)
- 1ベッドルーム エグゼクティブ(50㎡)
- 1ベッドルーム プレミア(55㎡)
私は真ん中の1ベッドのデラックスルームに宿泊しましたが、全ての部屋を見せてもらえたので少しずつレポートしていきます。
各部屋のレイアウトはこんな感じです。
高グレードの部屋は単純に広いだけでなく、様々な家具が備え付けられています。
フロアプランはこんな感じ。
各フロアの角部屋に1ベッドのプレミアルームとエグゼクティブルームがあります。
南向き(スクンビット方面)が1ベッドデラックス、北向き(ペップリー通り方面)にスタジオエグゼクティブルームという配置です。
スタジオ デラックス Studio Deluxe
最も小さな部屋ですが、25平米とは思えないほど広々としていました。
ベッドやテーブル以外にもちょっとしたスペースがあって、この部屋でも十分だと感じる広さです。
大きなバスタブのついたバスルームも完備。
クローゼットもこの大きさのものが2つあったので、長期の滞在でも快適に過ごせるでしょう。
最もリーズナブルな部屋ですが、建物全体で18部屋しかないため早めの予約をおすすめします。
スタジオ エグゼクティブ Studio Executive
32平米のこの部屋には、ベッドの他に座り心地の良い1人用のソファーと食事用のテーブルが備わっています。
スタジオルームと比べると、更に広々とした造りですね。
室内にはキッチンや洗濯機もそろっており、より長期滞在者向けの部屋と言えます。
このグレードから、冷蔵庫も巨大なものになります。
調理器具、食器類もすべてそろっているので、食材を自身で調理することも可能です。
バスルームはもちろんバスタブ付き。
1ベッドルーム デラックス 1-Bedroom Deluxe
私が実際に泊まった部屋なので、少し細かくレビューしていきます。
この部屋は40平米で、このグレードからリビングルームとベッドルームの間に仕切りが入るようになります。
入ってすぐのスペース。
靴や鞄を置けるような場所があります。
冷蔵庫の隣は、電子レンジやトースターなどが備わったキッチンスペース。
引き出しには調理器具などがびっしり。キッチン上の棚には、食器類が並んでいました。
その向かいがバスルーム。
下位グレードの部屋と比べると、気持ち広めになっていると思います。
なお、シャワーヘッドからお湯がミスト状に噴出されて、めちゃくちゃ気持ちよかったです。
お湯の量や温度調節にも大満足でした。
アメニティーは以下の通り。
- 歯ブラシ
- シャワーハット
- 綿棒
- シャンプー
- コンディショナー
- ボディーソープ
- ボディーローション
そんなにこだわりがない方なら、毎日補充されるアメニティーだけで生活できると思います。
キッチンの奥は、スライド式のガラス扉で仕切られたリビングルームになっています。
ソファーの座り心地も◎。
このタイプの部屋は、リビング側に巨大なクローゼットが設置されています。
クローゼットには、以下が入っています。
- セーフティーボックス
- バスローブ
- 室内履きスリッパ
- アイロンセット
もちろんランドリーサービスもありますが、室内で洗濯をして自分でアイロンをかけることも可能です。
リビングの奥がベッドルーム。
巨大なベッドの向かいには、デスクワークのできるロングテーブル、ドレッサーなどがあります。
なお、このグレードからは、リビング・ベッドルームそれぞれにテレビが1台ずつ設置されていました。
ベッドの両サイドには、色々な電気のスイッチが備わっています。
読書用のライトまであって明るさを細かく調節できました。
1ベッドルーム エグゼクティブ 1-Bedroom Executive
50平米の角部屋で、部屋全体が明るく広々としていました。
入ってすぐのスペース。
キッチンがメインスペースと分かれており、キッチン専用の収納もあります。
料理をする人には嬉しい造りですね。
キッチンを抜けるとリビングとベッドルームが現れます。
この辺りは1ベッドデラックスと似たような造りですね。
ただし、リビングにも窓があって明るかったです。
バスルーム。
このグレードから、バスタブとは別にシャワーブースが設けられています。
1ベッドルーム プレミア 1-Bedroom Premier
このホテルで最も大きな部屋で、55平米です。
上述した1ベッドルームエグゼクティブとの差はわずか5平米ですが、リビングとベッドルームが壁によって完全に分かれています。
リビングには、巨大なソファーに4人用のテーブルセット。
その一角にはキッチンがあります。
キッチンの大きさ自体はそんなに変わりません。
奥のベッドルーム。
角部屋ということで、2方向から光が差し込みます。
更に奥にあるバスルーム。
シャワーブースが若干大きくなり、バスルーム全体が広々としていました。
サマセット メゾン アソーク バンコクのジム・プール
最上階(7階)にジムとプールがあります。
どちらも、早朝6時~22時の間に利用可能。
7階のエレベーターを降りると、すぐ目の前にプール用のタオルが置かれていました。
ジムには最低限の器具しかありませんが、有酸素運動から筋トレまで、それなりに楽しめると思います。
プールは、ホテルの規模からすると結構大きいと感じました。
流石に25メートルはなさげですが、ちゃんと泳ぎたい人でも満足できるサイズだと思います。
なお、このホテルは室内禁煙で、全ての部屋にバルコニーがありません。
ただ、このプールの奥と、1階レストランのアウトドア席には灰皿がありました。
ホテルの朝食
朝食は6時~10時30分の間にいただきます。
一部ビュッフェですが、メインメニューは選択式になっています。
メインメニューは
- アメリカンブレックファースト
- フレンチブレックファースト
- 日本の朝食
- ヴィーガンブレックファースト
- 日替わり朝食
の中から1つ選択します。
日替わり朝食のメニューは以下の通り。
毎日メニューが変わり、更に各曜日に数種類のメニューがあるので、どれだけ連泊しても飽きることはないでしょう。
朝食会場に入ったら、スタッフにクーポンを渡してメニューを選びます。
食事が運ばれてくる間は、ビュッフェコーナーからドリンクなどを持ってきましょう。
小規模ビュッフェですが、以下が取り放題です。
- コーヒー類
- ジュース類
- パン
- 卵料理
- サラダ
- ヨーグルト
- フルーツ
思っていたよりもしっかり和食で、納豆ご飯が普通においしかったです。
一緒に配膳されたソースは、少し甘めの照り焼き風味でしたが、言えば醤油くらいはあったかもしれません。
ただ、醤油がなくても大満足の朝食でした。
なお、このレストランは日中もオープンしています。
夜は、雰囲気の良い落ち着いたレストランとして利用可能。
外のガーデン席でまったりできました。
サマセット メゾン アソーク バンコク(Somerset Maison Asoke)への行き方と周辺地図
BTSアソーク駅、MRTスクンビット駅から徒歩圏内です。
ホテルからまっすぐ西に進めば、アソークのビジネス街にアクセスできます。
周辺の主な施設は以下の通りです。
- セブンイレブン‥徒歩3秒(真ん前)
- サーミットタワー…徒歩4分
- シーナカリン大学…徒歩4分
- グラミービル(芸能事務所)…徒歩6分
- スクンビット駅‥徒歩8分
- BTSプロンポン駅‥徒歩18分
アソーク駅の近くにあるホテルなので、周辺は早朝から活気があります。
ローカル屋台からオシャレカフェや高級レストランまで、様々なジャンルの店舗が軒を連ねます。
ホテルの向かいには24時間のセブンイレブンがあって便利でした。
深夜でも、ホテルの真ん前には屋台が出ていました。
数分歩けば、夜中までやっている歓楽街もあって夜遊びにも困りません。
以下は、このサマセットメゾンアソークから2カ所への送迎サービス。
もちろん無料です。
サマセットメゾンアソーク ⇒ インターチェンジタワー(アソーク駅連結)
7時~23時の間運行しています。
最大で9人くらい乗れそうな車で、言えばすぐに乗せていってもらえます。
インターチェンジタワーの中まで入ってくれるので、電車へのアクセスも楽でした。
ピックアップ場所も、ドロップオフの場所と同じです。
車内には電話番号やラインのQRコードが書かれています。そこに「迎えに来てほしい」と言えば、長くても10分程度で来てもらえます。
サマセットメゾンアソーク ⇒ エムクオーティエ(プロンポン駅連結)
こちらは11時と14時の2回のみで、ピックアップのない送迎のみのサービスになっています。
更に、事前にホテルに伝えておかなければならないので、少し使いにくいかもしれません。
いずれにしても、アソークまで行ってスカイトレイン(BTS)でプロンポンまで行くことができるので、気にするところではないと思います。
出張に重宝されるビジネスマン向きホテル
立地だけでなく、全室バスタブ完備、日本の朝食などもあることから、日本人に好まれそうなホテルです。
ホテルスタッフも、出張の日本人が多く利用していると言っていました。
逆に観光客向けではないかもしれませんが、私の滞在中には大学生っぽい2人組の女性が宿泊していました。
以下から、このホテルの料金や口コミ評価などが見れますので、ご自身の宿泊希望日を入れてご覧ください。
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