ハノイから自力でサパに行けるサパエクスプレス!バスの時刻表や予約など

ハノイ

ハノイからサパに行くのに最も適した交通手段、Sapa Express(サパエクスプレス)。ハノイ旧市街とサパの中心をダイレクトに結ぶ、サパ観光のためのバスです。

乗り心地は、Hason Haivan社の超高級寝台バスには全くかないませんが、効率的に旅行をしたいのであれば最初におすすめできる交通手段。

なお、このページの一番下にも同じようにリンクを付けておきますが、ハノイ-サパ間のその他の移動方法については以下も参照してください。

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サパエクスプレスの値段、便数と時刻表

ハノイからサパへ、サパからハノイへ行くサパエクスプレスは、全部で3種類の1日4便。それぞれの出発時間や座り心地、価格などが異なります。なお、ドル払いが可能なのでドル表記になっていますが、当然ベトナムドンでも支払い可能。

ハノイからサパへ行くバスの時刻表と運賃

ハノイ発 サパ着 バスの種類 運賃
7:00 12:30 28席リムジン 16ドル
7:30 13:00 38席スリープ 12ドル
15:00 21:00 16席リムジン 18ドル
22:00 翌朝3:30 38席スリープ 12ドル

安いシートですが、狙い目は22時発の夜行バス。3時半にサパに到着し、その後は朝6時までバスの中で待機することが可能。6時まで車内で寝て、6時になってからホテルに向かうことができます。

サパからハノイへ行くバスの時刻表と運賃

サパ発 ハノイ着 バスの種類 運賃
7:00 13:00 16席リムジン 18ドル
13:30 19:00 38席スリープ 12ドル
15:30 21:00 38席スリープ 12ドル
16:00 21:30 28席リムジン 16ドル

こちらも狙い目は、チェックアウト後に出発する13時半の安いバス。ハノイに19時に到着するので、ハノイでゆっくりと夕食が食べられます。

なお、ハノイ市内に向かう前に、ノイバイ空港にも寄ってくれます。その場合は、16時のバスに乗っても深夜便に間に合いますね。空港で降りる場合は、事前に係の人に伝えておきましょう。

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サパエクスプレスのサービスと車体設備

気になるバスの乗り心地などを、安い順に紹介。

38席(12ドル)のスリーピングバス

1日2便ある最も安いバス。典型的なベトナムのスリーピングシートになっていて、座るのではなく、横になるのが前提の座席です。常に横になっているので強制的に寝る大勢をとることになりますが、眠りたい人にはいいですね。ただし、寝心地はそんなに良くないです。

28席(16ドル)のリムジンバス

1列3席の広々としたリムジンバス。1人用の席もあるので、一人旅にも便利。ちなみに私はこのタイプのバスを利用したので、以下で詳しく紹介していきます。

16席(18ドル)のリムジンバス

さらに豪華な1人1席タイプのリムジンバス。一番後ろの席になったらすごく運が悪そうですが、乗り心地はよさそう。スリーピングシートではないものの、後部座席を除くと縦に6シートしかないので、結構ゆったりとしてそうです。

なお、料金には以下のサービスが付いています。

  • Wi-Fi
  • ブランケット
  • ネックピロー
  • スナックと水
  • ウェットティッシュ
  • トイレ(38席のスリーピングバスのみ)
  • オフィスでのコーヒー、お茶飲み放題

ちょっとしたお菓子。水は小さなものでした

全員分あるか不明ですが、ブランケットとピロー

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サパエクスプレスの停留所

基本的には、ハノイの中心とサパの中心を運行しますが、途中でハノイ・ノイバイ空港に寄ります。

ハノイのサパエクスプレス乗り場

ハノイの中心、ホアンキエム湖の東側。ホテルの位置によっては歩いていくことが可能。

ラオカイへ行くバスに乗るには、はるか西方のミーディンバスターミナルまで行かなければいけないので、それと比べると非常に使い勝手がいいです。ちなみに、サパから来るバスも最終的にここに止まります。

なお、ハノイ宿泊後にサパに行くのであれば、ハノイでおすすめのホテルは完全にEmerald Waters Hotel Trendy。口コミの評価がどの予約サイトでも9.0以上と高い上、バス乗り場までも徒歩1分かからない好立地です。

私は実際に宿泊したことがあるので、興味がある人は以下も参照ください。

ハノイ エメラルド ウォーターズ ホテル トレンディ (Hanoi Emerald Waters Hotel Trendy)
▸旧市街、ホアンキエム湖から徒歩圏内
▸スタッフのサービスが素晴らしい
▸室内が清潔に保たれている
レポートページ⇒ハノイ一人旅におすすめ!Emerald Waters Hotel Trendy宿泊レポート
ーーーーーーーーーーー
◇詳細・料金を確認する
Agoda
Booking.com
Hotels.com
Expedia

サパのサパエクスプレス乗り場

サパの中心、サパ公園から少し東に進んだあたりにあります。

こちらも中心から徒歩圏内。中心からなら、スーツケースを持っていても歩ける距離です。

まずはここに集合し、大通りに停車しているバスに、みんなで向かいます。

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バスの予約方法

最も確実なのは、事前にそれぞれの事務所に行って直接予約をする方法。ハノイもサパも、事務所の位置がいいので気軽に足を運ぶことができるでしょう。

しかし、事前に予約したい場合は公式ウェブサイトを利用するのが最も簡単。

Sapa Express公式ウェブサイト

入力事項

  • 片道か往復か
  • ルート
  • バスの種類
  • 乗客者数
  • 日付

とりあえずこれを入れてBook Nowをクリックすると、下記のようなポップアップが現れます。

入力項目

  • 氏名
  • 住所
  • 電話番号
  • メールアドレス
  • 国籍
  • 日付
  • 出発時間
  • ルート
  • バスの種類
  • 乗客者数
  • 支払方法
  • その他備考

これを入力してコンファームをクリック。あとはメールでやり取りをするみたいなので、メールアドレスは間違えないように気を付けましょう。

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サパエクスプレス・リムジンバスに乗ってみた

私は、サパからハノイに戻る際に、16ドル28席のリムジンバスに乗車しました。

ここまで直接行って予約をします。

中は狭く、2人用のカウンターがあるのみ。バスの出発時間近くになると非常に混みあうため、早め(できればサパに到着した日)に予約しましょう。

リムジンバスはこんな感じ。なお、16時発のバスでしたが、15時半までには事務所に来てくれと言われ、全員が15時半に集まったため、15時半に出発しました。

車内はこんな感じ。車内で前を向いた状態で、左前から右前に向かって1番から3番、その後ろが4番から6番と座席番号が割り振られています。1人用の席は3の倍数ということになります。

私は最後列の25番でした。本来ならちょっと微妙な席ですが、最後列のお客さんが2人だけだったので、1人2席を使ってゆったりできました。ちなみに、最後尾でも座席のリクライニングはかなり倒せます。

座席だけでなく、足の部分も前面に出すことが可能。

最後列以外は、恐らく満席でハノイに向かいました。

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サパエクスプレスの具体的なルートと休憩地

細かなルートは何とも言えませんが、基本的には以下の道で進んでいきます。

A:15:30 サパのサパエクスプレス乗り場
B:16:45 Trạm dừng nghỉ số 5(1回目の休憩場所)
C:19:00 Trạm dừng nghỉ Km 57(2回目の休憩場所)
D:20:20 ハノイ・ノイバイ空港
E:21:00 ハノイのサパエクスプレス事務所

大体こんな感じです。

15:30過ぎにサパを出発

16:45に最初の休憩所(10分停車)

19:00に2回目の休憩所(30分停車)

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サパエクスプレス利用の注意点

最後に、サパエクスプレスを利用する上で注意すべきことをまとめます。

いい時間のバスは早くなくなる

私は12時にサパのホテルをチェックアウトをして、その足で13時半のバスに乗るために、すぐにサパエクスプレスの事務所に向かいました。しかし、空いているのは最終便の16時のみでした。

チェックアウト後のちょうどいい時間のバスは人気が高いらしく、できれば前日までに予約した方がよいとのこと。これは、ハノイを出発する夜行便にも同じことが言えます。

日程の都合上、事前にオフィスで予約できない人もいるかもしれませんが、できれば早めに予約しておきましょう。

予定時刻より早く出発するかも

私は16時に出発するチケットを購入しましたが、バスが実際に出発したのは15時半。確かに、オフィスには15時半には来てくれ、と言われていました。しかし、15時半に出発してしまうのにびっくり。

もちろん、全員がそろっていない状態で時間より早く出発することはないかもしれません。しかし、余裕をもって集合場所に行くに越したことはありません。

トイレに2000ドンかかる

スリーピングバス以外は、車内にトイレがないので、休憩所のトイレを利用して用を足すことになります。そして、休憩所のトイレは無料ではなく、2000ドンかかります。

日本円にして10円以下なので大した額ではないのですが、問題なのは2000ドン札があるかどうかということ。

お札を直接募金箱のようなところにいれるシステムなので、原則お釣りはありません。5万ドンを出したら、募金箱を指さされてイラっとしました。

休憩は2回あるので、2000ドン札を2枚用意しておきましょう。特に寒い時期はトイレが近くなるので気を付けましょう。

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サパエクスプレス以外のサパ行きバスもある

何となくサパエクスプレスが有名で、サパにダイレクトで行くならサパエクスプレスしかないと思っている人もいるかもしれません。

しかし、ハノイとサパを結ぶバスを運行している会社は意外と多く、別にサパエクスプレスじゃなければいけないということはありません。

HUNG THANH社

ハノイとサパを、一般的な4列シートでつなぐバスを運行。ウェブサイトの記載がよくわからないので推測ですが、

  • ハノイのミーディンバスターミナル発:17時
  • サパ発:20時30分
  • 運賃:28万ドン

こんな感じなんじゃないかと思います。

参照ウェブサイト⇒HUNG THANH

Queen Cafe VIP Open Bus

こちらに関しては、これが会社名なのかどうかはわかりませんが、外国人の利用者も結構多いっぽいです。スリーピングシート使用。

  • ハノイ発:7時、16時、22時
  • サパ発:8時、16時、22時
  • 運賃:10ドル

参照ウェブサイト⇒Queen Cafe VIP

他社のバスを利用する場合

何が言いたいかというと、何もサパエクスプレスにこだわる必要がない、ということです。例えば、22時発のサパエクスプレスが満席だったとしても、クイーンカフェのバスが空いているかもしれないので、そっちで予約をすれば問題ありません。

ただし、ネットでの予約はサパエクスプレスが断然明瞭。他の会社は、サパエクスプレスほど簡単に予約できなさそうなので、できればホテルの人に電話をしてもらうなりして予約をするのがベスト。

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