東南アジアでチュービングと言えば、ラオス、バンビエンが有名どころですが、ジョグジャカルタ近郊でも同じような体験ができます。
チュービングとは、大きな浮き輪に乗ってプカプカと川下りをすること。その気になれば、浮き輪を放置して潜水したり、がけから飛び込んだりもできる自然派アクティビティです。
ジョグジャカルタの周辺には意外とアクティビティが多いですが、今回はピンドゥル洞窟までのチュービング体験をサクッとレポート。
ピンドゥル洞窟と川下りの基本情報
実は、この川下りはジョンブラン洞窟のついでにきたもの。
なので、そんなに期待はしていなかったのですが、なかなか楽しかったので、情報は少ないもののまとめておくことに。
ピンドゥル洞窟とは?
ピンドゥル洞窟の内部に陸地はなく、川が流れているだけ。従って、ピンドゥル洞窟を観光するには必ず川に入らなければなりません。
その洞窟観光と、どうせ川に入るなら、ということでチュービングをセットにしたツアーが今回参加したモノ。大きめの浮き輪に乗ってタラタラと川を下っていきます。
ピンドゥル洞窟の場所
ジョグジャカルタの中心、マリオボロからは車で1時間以上かかります。
しかし、方向的にジョンブラン洞窟と同じなので、ついでに寄ることも可能。
現地ツアーにも、ジョンブランとピンドゥル洞窟のセットがあります。ジョンブラン洞窟だけだと中途半端な時間に市内に帰ることになるので、どうせなら一緒に申し込んでしまうといいでしょう。
ちなみに、自力で行くこともできますが、ここだけのためにこっち方面に1時間も車を走らせるのは微妙かも。
ピンドゥル洞窟ツアーの料金
180,000ルピア。
このツアー代金には以下が含まれます。
- 待機所ー川の往復送迎
- チューブ(浮き輪)
- ライフジャケット
- 川でのガイドさん
ピンドゥル洞窟ツアーの所要時間
全部で1時間~1時間半くらいです。川に入っているのは30-40分くらいかも。あとは、待機所に戻ってシャワーを浴びたりする時間がかかるくらい。
しかし、極端に参加者の人数が少なかったら、人数が揃うまで待機所で待ったり、逆に人が多かったらシャワーが混み合ったりする可能性もありますね。
ピンドゥル洞窟チュービングの持ち物と服装
最悪、全部現地で調達できると思います。私はスマホを包んで首からかけられるようなビニールポーチだけ購入しました。タイにいる人なら、ソンクランの時に活躍するスマホを入れるやつと言えばわかるはず。
川に浸かってドンブラコ行くので、さすがに一眼レフはあきらめましょう。スマホも心配ならやめた方がいいかもですが、ビニールポーチが信用できるなら持って行きましょう。
持ち物は以下の通りです。
- 水着
- 水着と一緒に着る服
- サンダル
- 着替え
- シャワー後に利用するタオル
要するに、海に行くような格好ですね。水着のみでもいいですが、基本全員が着衣していました。また、気合を入れたいならゴーグルとかあってもいいかも。
水に浸かるまで、また水から上がって車までは少々歩くため、足の裏に感覚のない人以外、サンダルはマストです。チュービング中も履いたままになるので、スポッと脱げないタイプがおすすめ。
必ず濡れるので、着替えは必要。ジョンブランで汚れたら、そのままその服を着て水に浸かるのもいいですね。当然シャワーもあるので安心してください。
前半はインドネシア人にも人気の川下り
私以外には、日本人グループと白人グループがいました。しかし、恐らく残りは全てインドネシア人という、地元の人々に非常に人気の高い観光地のようです。
まずは待機所から大量の浮き輪と一緒に荷台に載せられ、がたがた揺れる道を進んでいきます。多分10分~15分くらい走ったあたりで降ろされ、いきなりチュービングがスタート。
基本的には、単純に川の流れに身を任せてプカプカと浮かんでいくだけ。しかし、ところどころに天然のジャンプ台があったりと、なかなか刺激的。
私たちのグループは少人数でしたが、タイミングによってたくさんの人々と一緒にチュービングを楽しむことになります。
360度自然に囲まれた中でのチュービングは心が非常に癒されます。
先導してくれるガイドさんにスマホを渡せば、結構いい写真を撮ってくれるのでありがたい。一人でも全然参加できるツアーです。
こんな景色の中をずっと進んでいくことになります。このツアーでは流れが急な場所などがないので、子供でも安心して参加できるかと。
ライフジャケットも着るしガイドさんがちゃんと見ていてくれるので、バンビエンの川下りと比べると何かと安心です。
後半の洞窟が神秘的
ジョンブラン洞窟を見た後だったため、どうしても感動が半減してしまいましたが、このチュービングツアーも最終的に洞窟に入っていきます。
ただし、真っ暗な洞窟の中を浮き輪に乗って進んでいくので、下手な遊園地の乗り物よりは100倍面白い。
ブレブレですが、真っ暗なところをガイドさんが懐中電灯を照らしながら、色々と説明してくれます。ほとんど聞いていなかったものの、何か良いことを言っていたと思います。コウモリも結構いましたね。
ツアーのフィナーレは、洞窟の奥に見える光。
なんと、ここもジョンブラン洞窟同様、天井にぽっかりと穴が開いています。良い時間帯に来たら、ひょっとしたらここでも神秘的な光が見れるかも。
洞窟内にも飛び込みポイントがあり、インドネシア人が楽しそうにはしゃいでいました。
ピンドゥル洞窟チュービングツアーは行っといて損なし
同日に行っているため、やっぱり午前中のジョンブラン洞窟と比較してしまいますが、このピンドゥル洞窟も行っておいて良かったです。
チュービングと川に浮かびながらの洞窟探検というのはなかなかできるものじゃありません。経験として試してみるのもありですね。
私のグループには小学生の男の子もいたので、泳げない子供がいても大丈夫。何かあればガイドさんが助けてくれるはず。。。まぁ普通にしてれば何にもないでしょうけど。
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