私は2022年に、2泊3日でパヤム島(パヤーム島)に行ってきました。
そして、「グーグルマップがこれほど使い物にならない場所は他にない」と感じました。
コロナの影響もあると思いますが、行く店の多くがつぶれており、行く場所の半分は道がなくなっていました。
このページでは、コロナ後に変わった最新のパヤーム島情報を紹介していきます。
- パヤム島での観光の手段
- パヤム島でおすすめの観光スポット
- パヤム島で現在使えるおすすめビーチ
具体的には、上記を紹介します。
おすすめのホテルやレストラン、カフェ等の情報は別のページにまとめていますので、あわせてご覧ください。
パヤム島を観光する方法
まずは、パヤム島の主なスポットと、観光する方法を紹介します。
以下が、現在のパヤム島で、ここだけ行っておけば一通り観光はオッケーという場所です。
- 赤…おすすめホテル
- 黄…おすすめレストラン&カフェ
- 緑…おすすめ観光スポット
- 青…おすすめビーチ
- 黒…たどりつけないビーチ
このページでは観光スポットとビーチを紹介しますので、緑と青のマークを中心に考えてください。
パヤム島にはタクシーがないので、以下の方法で島を回ることになります。
- レンタルバイク
- レンタルサイクル
- トゥクトゥクチャーター
それぞれの値段や注意点などを紹介します。
レンタルバイク
港周辺や、観光客の多いアオヤイビーチの近くには、レンタルバイクショップがいくつかあります。
1日100~150バーツですが、基本的には150バーツだと思っておきましょう。
私は2泊3日(約48時間)だったので、最初に2日分の300バーツを支払って終わりです。
運転免許どころかパスポート、宿泊先の証明などは全て不要で、その場でお金を払えばバイクを借りられます。
非常にシンプルですが、裏を返せばバイクの運転は全て自己責任ということになります。
例えば、無免許の方が事故で大怪我をしても保険は効きませんし、トラブルにはすべて自分で対応しなければなりません。
私は道なき道を走りまくった結果、3日目の朝にタイヤがパンクしました。
頑張って運転してお店に持っていったら新しいバイクに取り換えてもらいましたが、不備のあるバイクが回ってくる可能性もゼロではないので注意が必要です。
ガソリンスタンドのない島ですが、ところどころにボトルに入れられたガソリンが売られています(1本40~45バーツ)。
私は最初に2本補給し、途中で2本追加しました。
2泊3日で島の隅々まで走り回りましたが、4本で足りました。
誰も通らない道でガス欠すると終わるので、余裕をもって入れておきましょう。
レンタルサイクル
私が宿泊したブルースカイリゾートには、レンタルサイクルがありました。
港のある島の西側から、観光客の多い島の東側までは約5キロなので、自転車で走れない距離ではありません。
ただ、ほとんどのホテルにはレンタルサイクルがないので、普通はレンタルバイクを使うことになります。
トゥクトゥクの使い方
港には数台のトゥクトゥクが止まっており、それを利用して島を回ることができます。
帰りのボートを待っている間に運転手に直接質問をしましたが、
- 港からアオヤイビーチへの送迎…1人100バーツ
- トゥクトゥクを3時間チャーター…1台800バーツ
と言っていました。
ちなみに、このページで紹介する4か所の観光スポットは、3時間もあれば十分に回れます。
パヤム島の雰囲気
半分以上は手つかずの自然状態で、中には消滅している道もありました。
ほとんどのツーリストは、青く囲ったエリアに宿をとります。
青のエリアと島を東西に結ぶメインストリート周辺には、ホテルや飲食店などが点在しています。
赤い道は、マップ上は道になっていたり、先にビーチがあると表記されていたりしますが、道とは呼べない道が多かったですし、何もありませんでした。
バイクをレンタルするならアオヤイビーチ周辺、バイクを借りないなら港周辺のホテルがおすすめです。
コンビニはありませんが、小さな商店が島のところどころに点在しています。
恐らく5~10軒くらいはあり、値段も気持ち割高というくらいです。
島には犬や猫が多く、特に犬はいたる所にいます。
ラノーンの犬は非常に性格がいいと感じましたが、このパヤム島の野良犬は、それをはるかに上回る性格の良さで、めちゃくちゃフレンドリーでした。
パヤム島のおすすめ観光スポット4選
観光地を回るだけなら、朝のボートで島に来て夕方のボートでラノーンに帰れます。
ここでは、代表的な以下の4か所を紹介していきます。
- ヒンタル
- モーケン族の村
- ヒッピーバー
- ワット コ パヤーム
ちなみに、海の水が多いと回れないスポットもあるので、観光は干潮時(午後1時以降)がおすすめです。
ヒンタル
干潮時に現れる、穴の開いた巨大な岩群です。
ヒンタルという名称はタイ語で、
ヒン ⇒ 石
タル ⇒ 貫通した
というような意味合いになります。
いくつかの岩があり、大小複数の穴が開いているだけですが、撮影スポットとしてはなかなかいいんじゃないでしょうか。
干潮時なので海の水は少ないものの、泳ごうと思えばここでも泳ぐことは可能です。
なお、水が少ない時間帯はビーチ沿いをつたって、後述するヒッピーバーまで歩いて行くこともできます。
逆に、水の多い満潮時には穴が水の下に沈んでしまうので、干潮時(13時過ぎ)に行きましょう。
私は15時くらいに行きました。
モーケン族の村
モーケン族とは、海の上で生活をする少数民族のことです。
プーケットなどにもモーケンの観光スポットがありますが、ここはどちらかと言うと小さな村という感じでした。
村への行き方は以下の2つ。
- バイクで島の東から回ってくる
- 島の中央部から橋を渡る
このうちの、バイクで行くのはおすすめしません(マップ赤の道)。
道はなく、林の中の木の間を抜けて進むことになるので、バイクがパンクしたら終わります。
一方の橋ルートも安全とは言えません(マップ青の道)。
川に架かる橋は、遠目から見ると手作り感満載で可愛らしいです。
ただ、大きな穴が開いている箇所も多く、気を抜いたら落ちます。
村には、家が数軒に学校のような施設、グランドなどがありました。
ただ、思ったよりも小規模なので、「有名な観光地に行く」という気持ちで訪れるとがっかりするかもしれません。
なお、この村は時間帯に関係なくいつでも訪れることができますが、おすすめは早朝です。
橋ルートは、橋に行くまでに砂の道を5分以上歩かなければならないので、炎天下だと疲れると思います。
私は朝7時くらいに行きました。
ヒッピーバー
パヤム島で最も人気のあるバーで、ビーチ沿いに建てられた巨大な木造船の模型が有名です。
島の内陸から行くこともできますが、上述したヒンタルあたりから散歩がてらビーチ沿いを歩いて訪れることもできます。
バーに入らず外から写真を撮って終わりでもいいんですが、施設内は結構入り組んでいて面白いので、1杯飲んでフラフラする価値はあります。
巨大なツリーハウスという感じですね。
ちゃんとバーらしい場所もあります。
10歳以下の子供は入場禁止などの注意点もありますが、詳しくはパヤム島のおすすめレストランのページで紹介しています。
なお、この場所からはきれいな夕焼けが見えるので、おすすめの時間帯は夕方ということになります。
海に浮かぶお寺
港の近くにある、海の上にお堂のあるお寺。
港周辺のホテルからは徒歩圏内なので、気軽に訪れることができます。
内部には仏像が数体置かれていましたが、これ以外には何もないシンプルな造りでした。
訪れるべき時間帯は、完全に早朝です。
海の方向から朝日が昇るので、天気がいい日は絶景になるんじゃないかと思います。
内陸にもちゃんと仏像があります。
ちなみに、夜になると海のお堂には明かりが灯りますが、別にきれいではありません。
犬が吠えてお坊さんに迷惑だと思うので、暗くなってからの訪問は控えた方がいいでしょう。
パヤム島のビーチについて
島のいたるところに、なんとかビーチという名称の付いた場所があり、私は全て行ってみました。
結論を言うと、ちゃんとしたビーチとして機能しているのは以下の3か所。
- アオヤイビーチ
- カオクワイビーチ(ヒッピーバー周辺)
- ブルースカイリゾートのビーチ
この中で、誰もがビーチとしてゆっくりできるのはアオヤイビーチのみです。
マップ上の青い波マークを参照してください。
ちなみに黒の×マークは、たどり着けない、もしくはめちゃくちゃ頑張らないとたどり着けないビーチです。
ゆっくり滞在するならアオヤイビーチ一択
島の東側に位置する、観光客の多いエリアにある長いビーチです。
この辺りには低価格のバンガローも多いので、島で数日滞在する予定ならこの辺りに泊まるのがベストです。
夕日が沈むビーチで、夕方はめちゃくちゃきれいでした。
私はこのビーチのバンブーバンガローというところに泊まりました。
上記ページでは、ビーチの雰囲気も含めてホテルの情報を紹介しています。
周辺にも似たようなバンガローがいくつかあるので、上記のページのリンクから予約サイトに飛んで見てみてください。
カオクワイビーチ
正確には、上述したヒッピーバーのあたりから撮影したものです。
この辺りにも長めのビーチがありますが、お店やバーの前にあるビーチなので、ゆっくり泳げる感じではありませんでした。
ただ、泳いでいる人はいましたし、バーのお客さんも水浴びしていました。
ブルースカイリゾートのビーチ
パヤム島で一番いいホテルである、ブルースカイリゾートの近くのビーチです。
プライベートビーチというわけではないのですが、ほぼブルースカイリゾートの敷地なので、宿泊客以外は泳ぎにくいと思います。
なお、私はブルースカイリゾートにも宿泊しました。
このページでホテルの宿泊レビューを書いています。
他のビーチまでの道
他にもビーチがあるはずだと疑っている方のために、私が訪れた道なき道を紹介しておきます。
誤解のないように言っておくと、これらの道を最後まで進めばビーチはあると思いますし、グーグルマップ上には口コミも存在します。
ただ、最終的には歩いて行くことになるので、正直かなり大変です。
私はこの道なき道を走り回った結果、3日目の朝にはバイクがパンクして泣きそうになりました。
反対に、誰もいないビーチなので綺麗かもしれません。
ラノーン・パヤム島の観光情報
ラノーンは、海あり、山あり、温泉あり、と意外と観光客には魅力的な都市です。
以下のページでそれぞれをまとめていますので、興味がある方は合わせてご覧ください。
ラノーンのホテル情報
ラノーンの観光情報
パヤム島(パヤーム島)の観光情報
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