The Hidden Resort(ザ ヒドゥンリゾート)は、ラノーンを訪れるカップルにおすすめしたいホテルです。
高級感のあふれる森の中のリゾートで、ラノーンの中心から車でわずか5分強の場所に位置します。
ホテル名のHidden(ヒドゥン)というのは、「隠された、秘密の」という意味を持っています。
森の中を抜けて辿り着くヴィラタイプの客室は、まさに隠れ家と呼ぶにふさわしい造りをしています。
タイの地方都市で、自然に囲まれて静かに滞在したい旅行者にぴったりのホテルです。
- 口コミ評価が高い
- 自然に囲まれて生活できる
- 高級感にあふれている
- 開放的で清潔な室内
- ラノーンの中心から近い
今回は、そんなヒドゥン リゾートの宿泊レビューになります。
▸部屋タイプ:ガーデンパビリオン
▸広さ:42平米
▸眺め:ガーデン
▸朝食:あり
▸価格:11,000円
ヒドゥン リゾート(The Hidden Resort)
- 宿泊費用:8,000円~11,000円
- 客室数:8
- チェックイン時間:15時~
- チェックアウト時間:~12時
- アゴダをチェックする
サービス精神の高いホテル
敷地に入った瞬間、高級感のあふれる建物だというのが伝わります。
宿泊客が最初に足を踏み入れるロビーは広々としていて、森の中の豪邸に来た錯覚に陥りました。
チェックイン時には、ラノーン市内でおすすめの観光スポットやお店にポイントがつけられた地図をもらえます。
事前に行くところをある程度ピックアップしていたのですが、最新の生の情報が得られるので、これを参考にいくつか回りました。
1日目の夕食を終えてホテルの駐車場に入ったときのことです。
駐車した瞬間に激しい雨が降ってきて部屋まで走って行こうとしたら、傘を持ったスタッフが大声で叫びながら傘を持ってダッシュしてきました。
ラノーンはタイで最も雨が多い県だと言われるほど雨が多いみたいですが、恐らく雨天時にはいつもこういったサービスを行っているのだと思います。
ほんの30秒くらい雨に打たれるだけなので、傘がなくても何とかなると思います。
ただ、そんなスタッフの気遣いに心が温まりました。
美しい共有ガーデンスペース
ラノーンの中心からわずか5分強の場所にあるホテルですが、まさに隠れたリゾートという名にふさわしい環境です。
ロビーから客室のあるヴィラゾーンに行くには、このような小道を通り抜けます。
森の中の迷路を進んでいるような気分になりました。
それ以外にも、綺麗な写真が撮れそうな芝生が敷かれたエリアあったりします。
客室のあるヴィラゾーンでは、美しい草木の中央に設けられた真っ白な木製の通路を通って奥に進みます。
両サイドにフェンスなどがないため、歩き方が悪いと落ちそうですが、それなりに幅があるのでそんなことは起きないでしょう。
夜間も、ちょうどよい明るさのライトが暗闇を照らしてくれます。
リラックスできるプールサイド
正直そこまで大きくはありませんが、雰囲気の良いプールも完備です。
周囲が草木に囲まれており、プールサイドでリラックスするだけでも癒されるはずです。
この日は曇っていましたが、翌日の青空が見える時間帯には白人が泳いでいました。
子供が安心して遊べる浅いゾーンもあります。
タオルはプールサイドに置かれていますし、その横に並べられた水は好きに飲んで大丈夫です。
水中で遊ぶためのちょっとしたアイテムもあるので、それなりに楽しめるかもしれません。
宿泊レビュー
私はガーデンパビリオンに宿泊しました。
チェックイン時に「大きい方の部屋ですよね?」と言われて一瞬よくわかりませんでしたが、スタンダードのヴィラよりは広めの仕様になっています。
両者の差は4000円くらいですが、かなりゆったりとした部屋になるので、自然の中で開放感を感じたいのであればガーデンパビリオンがおすすめです。
ただし、おそらく2部屋しかないため、予約は早めにしておきましょう。
寝室の雰囲気
ガーデンパビリオンは、庭側の壁が一面ガラス張りの仕様で、そのガラスの一部が室内への入り口になっています。
カーテンがあるのでガラス張りが気になる人は閉めておいてもいいですが、正面の通路より高い場所に位置する部屋なので、外から丸見えになるということはありません。
私は基本開けっ放しで生活しました。
ガラス扉を開けると、目の前にいきなり大きなベッドが現れます。
逆に言うと、カーテンを開けっぱなしにしておけばベッドに寝ころびながら草木を楽しむことができます。
ベッドの横には2人がゆったりと座れるソファー。
部屋の中央には太い柱が設置されており、その柱にくっつくように、テレビや冷蔵庫などが置かれています。
テレビにはネットフリックスが入っているので、雨の日も室内で退屈することはないでしょう。
コーヒーセットに食器類。
外の屋台で何かを買ってきても、お皿を使って室内で食べることができます。
冷蔵庫の飲み物は全て無料でした。
部屋の中央の柱には巨大な姿見鏡がくっついていて、位置的に何かと便利でした。
バスルームの雰囲気
柱の裏がバスルームゾーンになっています。
カーテンはあるものの、ベッドルームとバスルームの間には柱しかないため、いい意味でも悪い意味でも丸見えになります。
柱の裏には、
- セーフティーボックス
- スリッパ
- バスローブ
- スリッパ
- ドライヤー
など、生活に必要なアイテムがそろっています。
そんな柱のあたりから撮影したシャワールームと洗面台です。
広くて高級感のあるスペースで、非常に過ごしやすかったです。
ただ、シャワールームにはカーテンがなく、うまく浴びないと水が飛び散ります。
洗面台を挟んで、逆側がトイレです。
カーテンを閉めずに用を足しても、外からはぎりぎり見えないので、気持ちよくトイレができました。
ただ、お気づきの方もいらっしゃるかもしれませんが、シャワー、トイレともに全く仕切りがありません。
開放感は素晴らしいですが、全て丸見えです。
シャワーはともかくトイレも丸見えなので、まだ付き合いの浅いカップルなどがここに泊まると気まずい思いをするかもしれません。
アメニティー類は
- 石鹸
- 綿棒
- シャワーキャップ
- 歯ブラシ
など。
森林系のいい香りのシャンプーやボディーソープは、シャワールームに取り付けられています。
朝食
朝食は、朝7時以降の時間帯にレストランゾーンでいただきます。
こちらも緑に囲まれていて雰囲気は最高です。
日中は、レストランのみの利用客もそれなりに多かったです。
屋外にも席が設けられています。
まだ暑くない早朝であれば、外に座って自然の中で朝食を食べるのもありだと思います。
肝心のメニューですが、ホテルのサービス、室内ともに素晴らしいだけに、期待を下回るものでした。
客室が8室しかないリゾートなので、豪華なビュッフェにできないのはわかりますが、選択肢が少なかったです。
チェックイン時に、翌日の朝食の時間とともに、写真の6種類の中から1つのメニューを選びます。
6種類のメニューとは別に、ホットミルクやグリーンティーなどのメインのドリンクも1つ選ぶことができます。
定番の朝食メニューで、味はいたって普通です。
タイの地方に行ったら好んで食べる、フライパンのまま出てくる卵料理。
トッピングにサーモンが使われていて、ちょっと濃いめの味付けで美味しかったです。
朝食エリアの一角には、パンやコーヒー、フルーツジュース類などのビュッフェエリアが設けられています。
全然悪くない朝食で大きな不満があるわけではないですが、やはり他のクオリティと比べると若干見劣りするのかな、と感じました。
ヒドゥン リゾート(The Hidden Resort)への行き方と周辺地図
車が必要な立地ですが、有名なホテルなので空港からの送迎でもホテルの名前を言えばわかると思います。
- 最寄りのセブンイレブン…約1.5キロ
- マタカフェ(カフェ)…約1.5キロ
- バーン ナイ モン トゥリー ハウス(カフェ)…約2キロ
- ラノーン温泉…約2.5キロ
- ラノーンの中心‥約3キロ
近くにラノーンを代表する有名なカフェが数軒ありますし、散歩がてら周辺を歩いてみるのもいいかもしれません。
ただ、レンタカーやレンタルバイクを利用するか、運転手付きの送迎車をチャーターしてしまった方が、滞在は格段に快適になると思います。
ラノーンの観光情報
ラノーンは、海あり、山あり、温泉あり、と意外と観光客には魅力的な都市です。
以下のページでそれぞれをまとめていますので、興味がある方は合わせてご覧ください。
ラノーンのホテル情報
ラノーンの観光情報
パヤム島(パヤーム島)の観光情報
コメント