The Blue Sky Resort Koh Payam(ブルースカイ リゾート コ パヤム)は、パヤム島で最もよい高級ホテルとして有名です。
タイのモルディブと称されるリゾートホテルで、河口に沿ってモルディブにありそうなヴィラが並んでいます。
特に、リゾート気分に浸りたいタイ人に大人気のホテルで、私が訪れた時期もほとんどがタイ人でした。
このホテルに泊まる前日に安いバンガローに泊まったのですが、同じ島にあるホテルとは思えない豪華なリゾートでした。
- パヤム島の最高級ホテル
- タイのモルディブと称されるヴィラ
- マングローブの中にあるホテル
- オーシャンビュールームあり
- パヤム島なのにエアコンあり
- 港からの送迎車あり
今回は、そんなブルースカイ リゾート コ パヤムの宿泊レビューになりますが、予約時に気を付けるべき点があります。
詳しくはこのページの後半で解説していますので、ぜひご覧ください。
▸部屋タイプ:ヴィラ モルディヴ ゾーン R
▸広さ:40平米
▸眺め:マングローブ
▸朝食:あり
▸価格:21,000円
(ブルースカイ リゾート コ パヤム)The Blue Sky Resort Koh Payam
- 宿泊費用:17,000円~21,000円
- 客室数:34
- チェックイン時間:14時~
- チェックアウト時間:~12時
- アゴダをチェックする
タイのモルディブ
タイのモルディブと言われるだけあって、ヴィラが水上に浮かぶように並んでいます。
パヤム島は特に何もない島で、どちらかというとバックパッカー向きです。
しかし、バックパッキングに興味のない層でも、このモルディブホテルを体験するためだけにパヤム島に上陸します。
このヴィラ群は、海とつながる川の横に位置しており、潮の流れによって水位が大きく変わります。
満潮時は完全に海の中に浸かるため、まさにモルディブ気分でホテルを満喫することができるでしょう。
お勧めの部屋
ルームタイプは、大きく以下の4つです。
- モルディブヴィラR
- モルディブヴィラL
- ラグーンビュー
- シービュー
このうちの、モルディブヴィラがコテージタイプの部屋になっています。
部屋の造りや大きさは、RとLで変わりません。
しかし、この両者の大きな違いは部屋の位置。Rは川に面したヴィラで、Lは内側に位置します。
川に面していれば、部屋から直接川に出ることもできますし、景色もよくなるため、Rの方が割高です。
ただ、その差は2,000円程度なので、ヴィラタイプに泊まるのであれば間違いなくRがおすすめです。
残りの2つのタイプは、ヴィラとは違う場所に建っています。
2階建ての造りになっており、上のバルコニー部分からは、先ほどのモルディブヴィラのエリア(ラグーンビュー)か、海(シービュー)を臨めます。
こちらがシービューの部屋ですね。
部屋の前にはすぐに砂浜があり、真ん前にプライベートビーチが広がります。
本格的なビーチではありませんが、ちょっと足を付けてジャブジャブするリゾート気分に浸れます。
私のおすすめとしては、①モルディブヴィラR、②シービュールーム、という感じになります。
オーシャンビューのプール
そこまで大きくないですが、普通に遊べる広さはあります。
高級リゾートっぽいプールで、真ん前は海なので開放感を感じながら楽しめるでしょう。
最も海沿いには、クッションやブランコなどが設置されていました。
ここで数日ダラダラすると、非常にぜいたくな気分になるんじゃないでしょうか。
満潮と干潮
海辺のホテルになるので、潮の満ち引きに大きく影響を受けます。
私が訪れた4月だと、
- 12時~20時…水が少ない
- 21時~深夜…水が多い
- 深夜~9時…水が少ない
- 9時~12時…水が多い
ざっとこんな感じです。
どう違うのかというと、以下の通りです。
海とホテルの中を通る川の間には、この盛り上がった砂地があります。
そして、この砂地のおかげでヴィラゾーンの水位が大きく変わるのです。
チェックイン時には水が少なかったため、思っていたのと違う!と感じましたが、水が増えれば想像通りのモルディブホテルになります。
遅めの朝食をとって部屋に戻るとこんな感じになっていると思うので、そこからはカヌータイムに突入します。
カヌー
このホテルでは、ヴィラゾーンの川でカヌー遊びができます(無料)。
河口付近にカヌーがたくさん置かれています。スタッフも補助してくれるため、やったことのない方でも安心です。
水位がもう少し上がれば、砂浜の向こうの海に出ることも可能。
できれば2泊して2日目の午前中に満喫したいところですが、1泊だったとしてもチェックアウト前に少し遊ぶことができます。
宿泊レビュー
私はモルディブヴィラRに泊まりました。
モルディブヴィラLとの金額の差はそこまで大きくないので、ヴィラに泊まるならRにしましょう。
ちなみに、このパヤム島は島全体が電力不足のため、エアコンや冷蔵庫、ドライヤーのついている部屋はほとんどありません。
安いバンガローでも、エアコンがつくだけで値段が数倍に膨れ上がるほど、エアコンは希少価値が高いです。
また、ホットシャワーを使いたいなら追加料金がかかるケースも少なくありません。
この島の最高級ホテルなだけあって、室内には全てがついていますし、好きなだけ自由に使うことができます。
寝室の雰囲気
部屋の3方向には窓ガラスがついていて、日中は明るい日が差し込んできます。
入ってすぐのところにはクローゼット。
木造&竹製のアイテムが多く、自然が残る島に来たという気持ちを高めてくれます。
ちゃんとセーフティーボックスもありました。
ベッドの両サイドにはヘッドランプ。コンセントも多いので、充電し放題です。
ベッドの向かいには、テレビと冷蔵庫、コーヒーなど。
無料の水と、ポット、コーヒーと紅茶。
奥の大きな窓沿いには横長のソファーが置かれており、涼しい室内から絶景を覗くことができます。
バスルームの雰囲気
クローゼットの向かい側にあるバスルームへの扉。
まずは洗面台があります。
シンプルですっきりとした造りでした。
その横にはトイレとアメニティ、タオルなど。
ドライヤーもあるので、海水浴をしても安心です。
奥にはシャワー室。
この島では貴重なホットウォーターが普通に出ます。
シャンプーとボディーソープはありますが、歯ブラシや洗顔料などはご自身で持っていかれるのがいいでしょう。
マングローブ連結型のバルコニー
Rタイプのヴィラでは、バルコニーが川に面しています。
満潮時はこんな感じ。
椅子が2つと写真撮影用のネットが各部屋に設置されています。
川に面した側のバルコニー。
ここに座ってダラダラすることができました。
そして、そのバルコニーからは川に直接入れるような桟橋が伸びています。
うまく写真に残せませんでしたが、小さい魚がたくさんいました。
なお、カヌー遊びをする際には、直接この桟橋に乗りつけて部屋に戻ることも可能です。
私は海に一番近い部屋だったので、ぎりぎりオーシャンビューと言える景色が広がっていました。
ただ、このホテルに関していえば、奥のジャングルっぽい景色が望める部屋の方がよかったと思いました。
夜の雰囲気
夜はめちゃくちゃ静かになります。
夜のモルディブゾーン。
橋のところどころにライトが設置されているので、落ちることはありません。
プールエリアでは、カップルたちが遅くまでのんびりしていてすごくいい雰囲気でした。
一応ナイトプールも可能です。
私は入ってませんが、夜のプールで撮影するカップルもいました。
朝食
朝食は7時半から開始のビュッフェスタイルで、海沿いのレストランでいただきます。
私は7時半少し前に行ったので、写真ではまだ食事が完全に出そろっていません。
高級ホテルと比べてしまうとメニューの数は少ないですが、問題なく美味しかったです。
(ブルースカイ リゾート コ パヤム)The Blue Sky Resort Koh Payamへの行き方と周辺地図
ラノーン行きのボートが出る港から徒歩圏内の場所にあります。
500メートルくらいしか離れていないので、歩こうと思えば全然歩けますが、行き帰りはホテルの送迎車を使うことも可能です。
直接予約した場合はもちろん、アゴダで予約した場合も到着の日時を伝えておけば、港までこれで迎えに来てもらえます。
バイクを借りない予定の方や、スーツケースで訪れる方は、このサービスを使うのがいいでしょう。
なお、ホテルにはレンタル自転車もあるので、宿泊中はこれで島内をぐるぐる回ることができます。
- シーフードレストラン‥徒歩3分
- 売店‥徒歩3分
- 港‥徒歩7分
- ワット コ パヤーム(寺院)‥徒歩12分
港周辺はそれなりに栄えているので、徒歩でも自転車でも行けるところは色々あると思います。
ブルースカイリゾートの予約の注意点
予約のリンクは下に貼っておきますが、その前に注意点をお伝えします。
- 予約後のキャンセルは原則不可
- 公式サイトよりもアゴダの方が安い
注意すべき点をまとめます。
上の2つの写真は、この記事を書いている時点(2022年4月15日)での5月16日の値段です。
ゾーンRのヴィラはすでに満室だったのでゾーンLで比較しています。
同日ですが、アゴダで5,572バーツ、公式サイトで6,699バーツと、値段にかなりの開きがあります(ピーク時の料金なので割高になっています)。
ただし、アゴダだと直前(恐らく宿泊日から1か月前くらい)の予約ができないようになっているため、ぎりぎりの予約の場合は公式サイトを通すしかなくなります。
ちなみに、私は3月31日の予約を2月上旬に入れましたが、アゴダではすでに満室扱いで、公式サイトから通常料金で予約しました。
まとめると、このホテルの予約は以下のようにするのがベストです。
- 2か月以上に予約し、キャンセルする予定がない ⇒ アゴダで安く予約
- ギリギリじゃないと予定がわからない ⇒ 公式サイトで正規料金で予約
なお、これはハイシーズンの話で、雨の多いローシーズンになるとアゴダで直前でも予約が取りやすくなったり、公式サイトでも安く予約ができたりすると思います。
いずれにしても、以下から宿泊予定日の空き状況や値段などを比較してみましょう。
ラノーン・パヤム島の観光情報
ラノーンは、海あり、山あり、温泉あり、と意外と観光客には魅力的な都市です。
以下のページでそれぞれをまとめていますので、興味がある方は合わせてご覧ください。
ラノーンのホテル情報
ラノーンの観光情報
パヤム島(パヤーム島)の観光情報
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