ツアー以外の行き方は?バンパイン宮殿の見どころやアクセス方法など

アユタヤ観光

世界遺産アユタヤの遺跡群とは全く違ったジャンルのスポットですが、広大な敷地に美しい建物や庭が続くバンパイン宮殿

アユタヤの旧市街からは遠く離れた場所にあるものの、その美しさからバンコク発のツアーに組み込まれることも多い場所です。

そんなバンパイン宮殿の見どころや場所などを簡単に紹介していきます。

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バンパイン宮殿の基本情報

名前(日本語) バンパイン宮殿
名前(英語) Bang Pa-In Palace
名前(タイ語) พระราชวังบางปะอิน
営業時間 8:00 – 15:30
休業日 なし
入場料 100バーツ
観光所要時間 90分

バンパイン宮殿は、1637年に、アユタヤ王朝27代目のプラーサートトーン王(サンペット5世)によって建てられました。

ビルマ軍に攻め込まれた際に破壊されましたが、現チャクリー王朝のラーマ4世およびラーマ5世(チュラロンコン王)によって現在の形に造り直されました。

ちなみに、チュラロンコン王は、すぐ近くにある教会の形をした仏教寺院、ワット ニウェート タンマプラワットを建てた人物でもあります。

この宮殿はとにかく非常に広いです。

チケット売り場の前に敷地内を行き来するためのカートがあるので、それを利用して回るのがおすすめ(1時間300バーツ/2時間目以降は1時間100バーツ)。

カートがあれば効率的に回れるため、1時間あれば帰ってこれます。

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バンパイン宮殿への行き方・地図

遺跡が多く建ち並ぶアユタヤの中州を基準にすると、かなり遠いです。

車で行く場合は、近くに駐車して歩いて宮殿の敷地内に入ります。

一瞬わからなかったので、入り口を載せておきます。

この写真の右の小さな扉から入るのですが、すぐ真ん前に駐車場があるわけではないので混乱しました。

ただ、周辺に止めるところはたくさんあるので大丈夫です。

なお、自分で車を運転していくことも可能ですが、車を使わない行き方は以下の3つ。

  • バンコクからタクシーをチャーター
  • バンパイン駅から徒歩
  • ツアーに参加する

アユタヤの観光では、1時間200バーツでトゥクトゥクを貸し切ることも可能。

ただし、スピードが出ないトゥクトゥクで旧市街からバンパイン宮殿に行くのはかなりの時間ロスになるので、これらの方法に限られてしまいます。

バンコクからタクシーをチャーター

前提として、タクシーでバンコクからアユタヤにメーターで行く場合、片道700バーツくらいからが相場です。

ただし、長距離の場合はメーターを使わずに交渉になるケースがほとんど。往復+アユタヤ市内を見て回ることを考えて、タクシー代の相場は2000バーツくらいからになることが多いです。

数人で行くなら、タクシーを使うのが時間的にも楽かもしれませんが、変なドライバーにつかまると面倒なので、完全にタクシーがおすすめというわけでもありません。

詳しくは、アユタヤの行き方!電車,ロットゥー(バス),タクシー おすすめを比較を見てください。

バンパイン駅から徒歩

バンコクから出発する電車が、バンパイン宮殿の近くのバンパイン駅に停車します。

駅からは歩いて20分程度なので、歩こうと思えば歩けますし、現地でトゥクトゥクやバイクタクシーを使うのもあり。

例えば、早朝に電車でバンコクを出発してバンパイン宮殿を訪れ、もう一度電車に乗ってアユタヤに向かうのも可能です。

ツアーに参加する

最も安心なのが、ツアーに参加してしまうというものです。

アユタヤの遺跡群+バンパイン宮殿も一緒に見たいという場合は、最も楽で最も確実な方法。

このリンクを見てもらえればわかりますが、バンパイン宮殿は人気の観光スポットなので、組み込まれているツアーは割と多いです。

出発時間や一緒に回る遺跡、寺院などを吟味して、参加するツアーを絞っていきましょう。

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バンパイン宮殿の見どころ

見どころはかなり多いのですが、私は時間がなかったにもかかわらず歩いて回ったため、全てを見ていません。

しかし、以下をはじめとする美しい建物がたくさんあります。

  • プラ ティーナン アイサワン ティッパート
  • ホー ウィトゥーン タッサナー
  • プラ ティーナン ウェハート ジャムルーン
  • ヴァロパート ピマーン殿

プラ ティーナン アイサワン ティッパート

Phra Thinang Aisawan Thiphta-Art(พระที่นั่งไอศวรรย์ทิพยอาสน์)。

バンコクのグランドパレス内にある、プラ ティーナン アーポーン ピモック プラサートをモデルにして作られました。

大きな池の真ん中に立つ美しい建物で、水面に上下対象に映し出された姿も非常に美しいです。

ホー ウィトゥーン タッサナー

Ho Withun Thasana (หอวิฑูรทัศนา)。

ホーとは、タイ語で塔を指します。1881年に造られた、星や周りを見渡す展望台。

入り口から比較的近い場所に位置する建物ですが、登ることはできませんでした。

プラ ティーナン ウェハート ジャムルーン

 
 
 
 
 
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Phra Thinang Wehart Chamrun (พระที่นั่งเวหาศน์จำรูญ)。

バンパイン宮殿の中で最も有名な建物の1つ。欧米風の建物が多い中、これは中国っぽいです。

1889年に中国の商工会議所のようなところから、チュラロンコン王への贈り物として建てられたもので、ラーマ6世のお気に入りの建物だったようです。

コロナ対策かわかりませんが、ここへの立ち入りは禁止されていました。

ヴァロパート ピマーン殿

 
 
 
 
 
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Varopat Piman Throne Hall (พระที่นั่งวโรภาษพิมาน)。

1872年に建てられたもので、当初は2階建てでしたが、1885年に改装され現在は1階建てになっています。

その他の様々な建物など

バンパイン宮殿内には、他にも様々な建物が点在しています。

敷地内全体が1つの大きな公園のようになっており、そこに建てられている建物には1つ1つに歴史があります。

カートを使えば1時間で全部見て戻ってくることも可能ですし、頑張れば徒歩でもじっくりと観ることができるので、時間に余裕を持って訪れるようにしましょう。

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一緒に回れる周辺の観光地や寺院

アユタヤの旧市街からはかなり離れており、周辺にはワット ニウェート タンマプラワット以外に、これといって遺跡はありません。

このバンパイン宮殿と共に、アユタヤのメインの遺跡群を回れるツアーもいくつかあるので、効率よくアユタヤ観光したいという人は以下も参考にしてみてください。

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アユタヤ観光に役立つページ

アユタヤでおすすめのホテル

ツアーを使えば効率的に回れますが、アユタヤを隅々まで回りたいなら2泊くらいはしたいところ。

以下のページでは、ジャンル別で評判の良いホテルばかりを集めています。

アユタヤの名物グルメ

アユタヤの名物と言われる、川エビ、クイッティアオ ルア(タイラーメン)、ロティサイマイ(お菓子)を紹介しています。

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